宮沢先生の哲学が面白く描かれている作品。
講義エッセイのようなつくりで、宮沢先生が本当に話しているように
授業が頭にながれます。
本当の講義を受けたほうがもちろん良いのですが、本からも
宮沢先生の魅力そして、哲学が学べます。
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東京大学「80年代地下文化論」講義 単行本 – 2006/7/18
宮沢 章夫
(著)
ダブルポイント 詳細
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'80年代は「バブル」で「おたく」で「スカだった」のか?
時代の先端を走る宮沢章夫が、東大駒場キャンパス最奥の密室で80年代生まれの東大生を前に考え、迷い、口ごもりながら語った[80年代と現在を結ぶ手がかり]。
当時のカルチャー・シーンを切り取った貴重な資料・図版・地図を満載!
時代の先端を走る宮沢章夫が、東大駒場キャンパス最奥の密室で80年代生まれの東大生を前に考え、迷い、口ごもりながら語った[80年代と現在を結ぶ手がかり]。
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- 本の長さ435ページ
- 言語日本語
- 出版社白夜書房
- 発売日2006/7/18
- ISBN-10486191163X
- ISBN-13978-4861911637
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登録情報
- 出版社 : 白夜書房 (2006/7/18)
- 発売日 : 2006/7/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 435ページ
- ISBN-10 : 486191163X
- ISBN-13 : 978-4861911637
- Amazon 売れ筋ランキング: - 841,412位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,447位社会一般関連書籍
- - 15,809位社会学概論
- - 78,632位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月12日に日本でレビュー済み
バブルについて語られた言葉が印象的だった。
「モノではなく情報を売る」時代だった80年代。
例えば皿。
皿が想起させる生活を売り物にし、お皿以上のものを見せていた。
あるとき、人が気づく。
これは単なる皿じゃないか、と言って、
皿を地面で叩き割った。
この割った瞬間こそバブルがはじけた瞬間だったと。
なるほど。
「モノではなく情報を売る」時代だった80年代。
例えば皿。
皿が想起させる生活を売り物にし、お皿以上のものを見せていた。
あるとき、人が気づく。
これは単なる皿じゃないか、と言って、
皿を地面で叩き割った。
この割った瞬間こそバブルがはじけた瞬間だったと。
なるほど。
2013年11月24日に日本でレビュー済み
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読みはじめてまだ半分くらいですが、著者の主観がとても強い。偏りがある内容ですが、80年代の空気や価値観を垣間見ることができます。当時は背伸び社会とゆうか、見栄っ張りな時代であったことがうかがえます。カウンターカルチャーのルーツが読み取れる内容で面白いですが、文章が上から目線に感じられ、それが気になってしまいます。だからどうした?という気持ちにさせられる本です。文化の変化を読むことで、過去を回顧するのではなく、現在とこれからを面白くすることについて真剣に取り組みたいと思いました。
2012年12月8日に日本でレビュー済み
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「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を大竹まこと、きたろう、斉木しげる、いとうせいこう、竹中直人らと結成した宮沢 章夫の東大の講義をまとめたもの。
80年代のアンダーグラウンド/サブカルチャーというと、虐げられていた「オタク文化」の方を考えがちですが、この本はある意味でその対局にあったクラブ文化などを中心に当時の文化が語られます。
音楽もしくは演劇やアート、デザインのどれかひとつを軸に見つめただけでは繋がらない80年代の文化の点と点を、紡ぎひとつの全体像を感じさせてくれます。
僕自身としてはパルコ文化、セゾン系文化、に興味があったので参考になりました。
80年代のアンダーグラウンド/サブカルチャーというと、虐げられていた「オタク文化」の方を考えがちですが、この本はある意味でその対局にあったクラブ文化などを中心に当時の文化が語られます。
音楽もしくは演劇やアート、デザインのどれかひとつを軸に見つめただけでは繋がらない80年代の文化の点と点を、紡ぎひとつの全体像を感じさせてくれます。
僕自身としてはパルコ文化、セゾン系文化、に興味があったので参考になりました。
2006年9月11日に日本でレビュー済み
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オタク論が花盛りの現在、80年代ってそれだけじゃないでしょ、という視点を提示する本。大塚英志『「おたく」の精神史』を反語的に読むという目標を著者は掲げていて、そのアイディアにはハッとさせられた。
著者がオタクに対置するのが、1982年に原宿にオープンし日本におけるクラブカルチャーのさきがけとなった「ピテカントロプス・エレクトス」。つまり「かっこいい」の系譜。
オタクたちにとってそれは「かっこいい」ではなく「かっこつけやがって」となる。「『80年代はスカだった』と言った人たちというのは、圧倒的にクラブカルチャーとか、そっち側の論理や感性みたいなものを否定した人たちだった」(p179)。そして、そういうルサンチマンを抱えた人々が「90年代を経過していくうちに大きな発言力を持っていった。現在ではその層が『新保守主義』といわれる勢力になっている」(p193)。ナルホドネェ…
著者はセゾン系文化の脆弱さを認めつつも、そこに「かっこいい」の可能性を見る。「西武セゾンが生み出した文化を憎悪していた人たちが80年代に存在し、それがおそらく『六本木ヒルズ』を生んだ」(p99)という仮説は興味深い。ヒルズな人々って、オタクの眷属だったんですね。
話は右往左往するし、著者が議論に必要な背景知識を十分に持ち合わせているようにも思えないが(だからオタクじゃないんだって!)、言わんとするところはよく分かった。考えるヒントをいっぱいくれる1冊だった。
著者がオタクに対置するのが、1982年に原宿にオープンし日本におけるクラブカルチャーのさきがけとなった「ピテカントロプス・エレクトス」。つまり「かっこいい」の系譜。
オタクたちにとってそれは「かっこいい」ではなく「かっこつけやがって」となる。「『80年代はスカだった』と言った人たちというのは、圧倒的にクラブカルチャーとか、そっち側の論理や感性みたいなものを否定した人たちだった」(p179)。そして、そういうルサンチマンを抱えた人々が「90年代を経過していくうちに大きな発言力を持っていった。現在ではその層が『新保守主義』といわれる勢力になっている」(p193)。ナルホドネェ…
著者はセゾン系文化の脆弱さを認めつつも、そこに「かっこいい」の可能性を見る。「西武セゾンが生み出した文化を憎悪していた人たちが80年代に存在し、それがおそらく『六本木ヒルズ』を生んだ」(p99)という仮説は興味深い。ヒルズな人々って、オタクの眷属だったんですね。
話は右往左往するし、著者が議論に必要な背景知識を十分に持ち合わせているようにも思えないが(だからオタクじゃないんだって!)、言わんとするところはよく分かった。考えるヒントをいっぱいくれる1冊だった。
2014年9月15日に日本でレビュー済み
1980年代、私は高校生から社会人前期を過ごした。
本書で触れられている文化論の世界には全然くびをつっこんでいない。
本書を読んで、初めて知ったものもたくさんある。
そこに集まった者たちは、特に何も考えずに、来ていたのではないか。
そこに何らかの意味、時代の位置づけを考えるという試みとは何なのか。
余計なことだが、そんなことが頭をよぎっている。
本書で触れられている文化論の世界には全然くびをつっこんでいない。
本書を読んで、初めて知ったものもたくさんある。
そこに集まった者たちは、特に何も考えずに、来ていたのではないか。
そこに何らかの意味、時代の位置づけを考えるという試みとは何なのか。
余計なことだが、そんなことが頭をよぎっている。
2012年9月5日に日本でレビュー済み
「ピテカン」を頂点とする「かっこいい」80年代文化の可能性を探ろうとして企てられた、東京大学での講義をまとめたもの。
ここで言われる「かっこいい」は要するにモダニズム(=近代)ということなのではないか。
読み進めるうちに、結局、<近代>というのは、ある種の人にとってだけ可能、もしくはある種の人だけが可能だと思いたい幻想・妄想であったということがよくわかる。
問われるべきはその可能性などではなく、自らをそこへ向かわせるその動機であろう。
70年代後半に目撃したというアニメ研究会の変貌の様子などが面白い。
ここで言われる「かっこいい」は要するにモダニズム(=近代)ということなのではないか。
読み進めるうちに、結局、<近代>というのは、ある種の人にとってだけ可能、もしくはある種の人だけが可能だと思いたい幻想・妄想であったということがよくわかる。
問われるべきはその可能性などではなく、自らをそこへ向かわせるその動機であろう。
70年代後半に目撃したというアニメ研究会の変貌の様子などが面白い。
2006年10月17日に日本でレビュー済み
現代の「オタク」の源流を80年代に求め
そこからの視点で現在までの潮流を語った
大塚英志『「おたく」の精神史』に対し、
本書は「かっこいい」「ニューウェーブ」、
日本初のクラブ「ピテカントロプス・エレクトス」
とそこからの系譜を足がかりにして80年代から
現在までの潮流を語っている。
何故「おたく」側が怪物的に肥大化し
洒脱な「かっこよさ」が拡散してしまったのか
文中詳らかではないが、行間に溢れる
「ピテカン」なるものへの憧憬は
良い意味でも悪い意味でも
どこかで「粋」を志向する都会の匂いを感じる。
そこからの視点で現在までの潮流を語った
大塚英志『「おたく」の精神史』に対し、
本書は「かっこいい」「ニューウェーブ」、
日本初のクラブ「ピテカントロプス・エレクトス」
とそこからの系譜を足がかりにして80年代から
現在までの潮流を語っている。
何故「おたく」側が怪物的に肥大化し
洒脱な「かっこよさ」が拡散してしまったのか
文中詳らかではないが、行間に溢れる
「ピテカン」なるものへの憧憬は
良い意味でも悪い意味でも
どこかで「粋」を志向する都会の匂いを感じる。