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矢作 芳人
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開成調教師 安馬を激走に導く厩舎マネジメント (競馬王新書16) 新書 – 2008/10/24

4.3 5つ星のうち4.3 11個の評価
すべての形式と版を表示
天下に名高い開成高校出身という、異色の経歴を持つ矢作芳人調教師。14回目の調教師試験で合格した苦労人でもあります。
平均年齢50歳超のスタッフ、引き継いだ中に社台グループの馬はゼロという逆境でのスタートながら、開業以来、15勝→24勝→34勝と着実に勝ち星をのばし続け07年には優秀調教師賞を受賞。
地味な血統、安価な馬を激走に導く秘密とは?
開成高校卒ならではの経営術と挫折にまみれたからこそ醸成された人心掌握術、個々の馬の激走の理由、そして未来への提言…コアな馬券ファンからライトなファンまで競馬ファンはもちろんのこと、これから起業を目指す人や、経営者の方にも必見の内容です。
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  1. 本の長さ
    190ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    白夜書房
  4. 発売日
    2008/10/24
  5. ISBN-10
    4861914760
  6. ISBN-13
    978-4861914768
  7. すべての詳細を表示
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商品の説明

著者について

矢作 芳人
JRA現役調教師。05年の開業以来、着実に成績を伸ばし、08年は管理馬スーパーホーネットがG1戦線を沸かせている。『日本一ファンに愛され信頼される厩舎』を標榜し、ファンからの支持は絶大である。また、調教助手時代の担当馬イワテニシキとの思い出を描いたエッセイ『ニシキ』で、00年優駿エッセイ賞次席を獲得するなど、文筆家としての顔も持つ。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白夜書房 (2008/10/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/10/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4861914760
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4861914768
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 11個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

雨村霞当馬
5つ星のうち5.0 とてもおもしろいです
2017年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大したバックボーンのない著者が知恵と度胸で競馬ビジネスに切り込んでいく様は爽快です、逆にそれがない人はどんなに凄い財力があっても潰してしまう世界だと思います
役に立った
 レポート
Suzhouhe
5つ星のうち4.0 ファンサービスを大切にする著者の気持ちが伝わる良書
2020年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リスグラシューやコントレイルで今や競馬界随一の名トレーナーである矢作師の2008年の著作。
調教師が書籍を出すというのは、当時はまだ3〜4年目でG1も未勝利ということを考えるとかなり異例だったのではないか。（後書きで、矢作師も経営論や提言を述べることについて随分考えた、と述べている）

内容はというと、矢作師独特の開成出身や父親が大井競馬の調教師という出自、オーストラリアでの修行、ヤクザとの喧嘩、14回に渡った調教師試験、試験合格後の充電期間、厩舎運営・スタッフのモチベーションマネージメントのノウハウなど、具体的かつ生々しくて面白い。他の著名調教師の新書と比べると、矢作師の人柄や素の部分が感じられて読み易かった。

また、一貫して競馬ファンのニーズに応えることを標榜しており、そんな矢作師だからこそ、今注目されている（２週間後の）ジャパンカップのドリームマッチの一角であるコントレイルを育て上げ、呼応するようにデアリングタクトやアーモンドアイ参戦の流れもできたのかもしれない。

最後の未来への提言は、ちょっと駆け足過ぎて言いたい事が整理できていない印象を受けたのでマイナス1星。
多分、提言だけでも丸一冊じゃ収まらないぐらい、矢作師であれば言いたい事がありそう。
日本競馬のみならず、海外の競馬事情も含めた矢作師の未来の競馬に対する考えをまとめた本をぜひ読みたい。
役に立った
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クポロ
5つ星のうち5.0 馬は分からないけど面白かった！
2012年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某レビューを見て、まったく馬を知らない人間が読みました。「調教師」という言葉は何か枠にはめる専門家のようなイメージがあったのですが、それは間違いで、私の抱いていた不安は杞憂でした。「馬」を育て上げるための環境作り、土台作り、そしてそこで働くものの人間関係作りなど、どの分野に生きる人間にも共通する見本がこの本の中にはありました。多分に他分野の内容であるため、少々とらえにくい語彙も多くありました。その一方で仕事として「人間の教育」に携わる私などは、共感できる部分、目からうろこが落ちる部分など大変勉強になりました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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井手宏
5つ星のうち4.0 厩舎を経営すること
2012年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
端的に言えば、厩舎を経営している方だと感じた。
顧客志向、オペレーションの飽くなき改善など、企業が当たり前のようにやるべきことを当たり前のようにやっている、矢作調教師にとってはそれだけのことなのかもしれない。
逆に注目されること、抜群の成績を収めていること自体が、競合の不甲斐なさに通じるものがあるのではないかとも感じてしまう。やはり参入障壁が高い市場において、旧来の慣習に縛られずイノベーションを起こせば、そこはブルーオーシャンが広がっているものなのだと改めて感じた。
最後に、「未来への提言」についても企業として考えれば市場の生き残り戦略について真っ当に語っているだけであるので、JRAはぜひ改革を急いでほしい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
j-mondo
5つ星のうち4.0 やはりＪＲＡは・・・
2008年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
矢作氏本人の努力も垣間見れますが、本人からの提言には今後の競馬界の目指すべき方向が示唆されていると思いました。
所属馬を可能な限り上位を目指すあくなき探求力と手間は他の厩舎ではマネ出来ないんでしょうね。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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ホセ彦
5つ星のうち5.0 ビジネス書のような面白さ
2009年9月30日に日本でレビュー済み
すでに有名になってしまった矢作調教師の過去と現在と競馬界への提言などが詰まった本。

厩舎を経営するために、馬主さんや厩務員に関する金銭の話や経費削減の話などのビジネス要素、調教師試験の現実、これからのJRAのすべきこと、競馬ファンについてやら、日頃は私たちが考えない話がどんどん出てきます。

そして、読みやすく面白いです。
読んだからといって、馬券が的中するわけではありませんが、
「なんでこの馬をこんなレースに出しているんだよ、このバカ調教師！」
と今まで思っていたのが、
「あー、多分こういう事情があるんだろうなぁ」
くらいにたまに想像がつき、馬柱と厩舎のコメントを見てニヤニヤできるようになります。

読み物としておすすめです。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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アマゾーン
5つ星のうち5.0 中央競馬の改革派調教師のマネジメントと提言
2020年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中央競馬のピークと比べ半分以下まで落ち込んだ内向きで閉鎖的な競馬界を、騎手、調教師、馬主に対して、規制緩和、国際化、地方競馬との自由化を進め、競争の原理により、再度競馬界、競馬生産業界を活性化するべきだと述べた本である。
役に立った
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