桂三枝の落語絵本シリーズも第3段まできました。
立て続けに年間3冊もでるとはすごい勢いですね。
動物を語り手に、人間社会をおもしろ可笑しく批判するのが
このシリーズの特徴で、道頓堀川の亀、料亭の鯛ときて、
今回は野良犬の視点から人間とペットの関係を風刺しています。
彼らによると野良犬と飼い犬の世界には、不可侵領域があるようだ。
お互いが相手の生活をバカにし合う関係の中、野良犬のボスの娘が
恋した相手が、よりによって飼い犬のドーベルマンだったから大変。
娘を奪われじと策略をめぐらす野良犬側は、後で驚愕の事実を知る事に。
なるほど! と思わず納得するラストだ。
風刺の効いたユーモラスな文を生かすならば、ヘタウマ調のくずした絵は
どうかと思う。正当な絵本タッチで描いたほうが、文章のもつ
毒がよりいっそう効いてくるのですが。
このシリーズはさらに続くのでしょうか?
少なくとも今の世の中なら、ネタには事欠かないと言えます。
教育、政治、消費、交通、経済 など 批判の対象はどんどん出てくる。
語り手は、家電品、車、紙幣、など動物以外でも面白いかも。
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悲しい犬やねん (桂三枝の落語絵本シリーズ 3) 大型本 – 2005/11/1
- 本の長さ40ページ
- 言語日本語
- 出版社ケイツー
- 発売日2005/11/1
- ISBN-104861930200
- ISBN-13978-4861930201
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登録情報
- 出版社 : ケイツー (2005/11/1)
- 発売日 : 2005/11/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 40ページ
- ISBN-10 : 4861930200
- ISBN-13 : 978-4861930201
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,391,887位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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