ストーリーに関してはひねったところは特にありません。世界観が良く出来ているのですんなり読めます。さわやかに大人の童話を書いています。
魔法のある世界を一冊の中で自然に確立しています。
ファンタジーというジャンルでは、特別に才能のある主人公が特別な魔法を使い、ドラマチックに状況を改善していくというものが多いと思います。そういった作品は確かに一定の面白さを提供してくれますが、現実との関連性が少なく、空しさも感じます。
しかしこの作品を読み終えた後、そのような感覚には陥りませんでした。これは滅多にないことです。魔法がある世界の日常はかくのごとしであろう、と頷けます。さらに、ヒロインの生い立ちに絡めて、「心」というベクトルが魔法と関連しているという表現をさらりと書いています。ファンタジー本はいくつも読みましたが、心と魔法のつながりを描いて「主人公は敵に勝たないと話しが終わらないから」という皮肉を言いたくならなかったのは、この本が初めてかもしれません。
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黒の輪舞曲(ロンド)~ヴェールの姫君、虚飾の王子~ (さらさ文庫) 文庫 – 2011/7/15
恋の向こう側は二人だけの秘め事────
絶対ハッピーエンド宣言★さらさ文庫、2011年7月創刊!
少しだけ大人な恋のときめきと、極上のラブ・ファンタジーをお届けします!
『黒の輪舞曲(ロンド)~ヴェールの姫君、虚飾の王子~』あらすじ:
逃れられない結婚話の前に、相手をカエルに変えようと画策するフェデリカ姫。そんな彼女に近づく、美しく危険な魔法使いの男は、彼女の協力をする代わりにもっと危険な陰謀を彼女にもちかけてきて…!?
絶対ハッピーエンド宣言★さらさ文庫、2011年7月創刊!
少しだけ大人な恋のときめきと、極上のラブ・ファンタジーをお届けします!
『黒の輪舞曲(ロンド)~ヴェールの姫君、虚飾の王子~』あらすじ:
逃れられない結婚話の前に、相手をカエルに変えようと画策するフェデリカ姫。そんな彼女に近づく、美しく危険な魔法使いの男は、彼女の協力をする代わりにもっと危険な陰謀を彼女にもちかけてきて…!?
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアックス
- 発売日2011/7/15
- ISBN-104862017681
- ISBN-13978-4862017680
登録情報
- 出版社 : メディアックス (2011/7/15)
- 発売日 : 2011/7/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 251ページ
- ISBN-10 : 4862017681
- ISBN-13 : 978-4862017680
- カスタマーレビュー:
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2012年7月1日に日本でレビュー済み
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2017年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たぶん、レーベル的にこんな感じなのかなと思うことです。作家歴の長い方なので、王道展開をうまく料理しておられるなあという感じ。
2011年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作家買いだったので届いてから男女の恋愛小説だと気づきました。
コ●ルト文庫のような少女向けラノベに少しエロさを足したような具合です。
王子と姫と魔法とカエルといったある意味王道なテーマにビビリましたが、話がやたらと読みやすく案外面白かったです。王子もかっこよかったです。
この作者の本は殆ど読破していますが、主人公がお姫さまという点で過去のどの作品とも似ていません。
あとHはありますが恋愛がメインのようでページはあまり割かずにオブラートに包んだような感じになっていました(笑)
この手の話は初めてなので期待の評価5にしましたが、古典的というか保守的な作りに感じたので、今後も出すならもうちょっとはっちゃけてぶっとんだ設定や性癖を出して欲しいと思いました。
コ●ルト文庫のような少女向けラノベに少しエロさを足したような具合です。
王子と姫と魔法とカエルといったある意味王道なテーマにビビリましたが、話がやたらと読みやすく案外面白かったです。王子もかっこよかったです。
この作者の本は殆ど読破していますが、主人公がお姫さまという点で過去のどの作品とも似ていません。
あとHはありますが恋愛がメインのようでページはあまり割かずにオブラートに包んだような感じになっていました(笑)
この手の話は初めてなので期待の評価5にしましたが、古典的というか保守的な作りに感じたので、今後も出すならもうちょっとはっちゃけてぶっとんだ設定や性癖を出して欲しいと思いました。
2018年8月15日に日本でレビュー済み
レーベルのコンセプトが不明で読みました。なるほど、ライトな男女もの。いつもの作家買いの方は要注意ですね。
変わった主人公を描くのは作者のお得意なところですが、この世界の18歳のわりに考え方が子供過ぎ。嫁ぎたくないからって薬を作って、もしアンナことになったらどうするのか、その後のことを考えていないのね。自分に使うことは拒否するし。話の展開は最初から読め、母の秘密も回収されず、王女のワガママさが目立ちました。
変わった主人公を描くのは作者のお得意なところですが、この世界の18歳のわりに考え方が子供過ぎ。嫁ぎたくないからって薬を作って、もしアンナことになったらどうするのか、その後のことを考えていないのね。自分に使うことは拒否するし。話の展開は最初から読め、母の秘密も回収されず、王女のワガママさが目立ちました。
2017年9月3日に日本でレビュー済み
謀略や調略とかもっと色々ある中で恋愛が入るのかと思いきや、かなりの恋愛メイン。宮廷の陰謀とかあったっけ?な印象。
とにかく素直になれないヒロインと一目惚れなのか何があってもヒロイン一途なヒーローなのでそう言うのが好きな人はいいかも。
わたしとしてはもうちょっと陰謀とか調略とか見たかったなぁ。
とにかく素直になれないヒロインと一目惚れなのか何があってもヒロイン一途なヒーローなのでそう言うのが好きな人はいいかも。
わたしとしてはもうちょっと陰謀とか調略とか見たかったなぁ。