日本の文房具は頑張っている! 日々の仕事や趣味の領域で、
私たちをしっかりサポートしてくれる文房具たちがある。
それらは、たとえば家やクルマのようには
大きかったり高価だったりはしないけれど、
それなしでは生活が立ち行かなくなるくらい、
とても大切なツールであり、マテリアルだ。
日本で暮らす私たちが「便利」「使いやすい」
「あってよかった」と実感できるようにと、
同じ日本で文房具を作るメーカーが生み出した
それらの製品には、
日本ならではの工夫やこだわり、
あるいはサービス精神、
そして日本が歩んできた歴史までもが反映され、
封じ込められている。
普段は気に留めることも少ない「日本の文房具」を
もう一度見直して、
その意外な歴史や思わぬ価値を再認識してみることは、
すなわち、私たちの生活のディーテールを磨き直すことに
つながると思う。
数多い日本の文房具メーカーの、
星の数ほどある製品の中から、
16のメーカーが作る注目のアイテムや
新旧の定番モデルをピックアップして、
メーカーを訪ねて開発、デザイン、製造などに関する話を
聞いた。
そこにはハイテクがあり、職人技があり、
作り手たちの情熱があった。
日本に暮らして、日本の文房具を使える喜びを
はっきりと感じとることができた。
頑張っている日本の文房具
ミドリの紙製品
トンボ鉛筆のデザインコレクション
マックスのホッチキス
パイロットのハイテックCシリーズ
ぺんてるのプラマン
オルファのカッター
三菱鉛筆のユニ
リヒトラブのファイル
マルマンのルーズリーフ
カール事務機のパンチ
コニシのボンド
コクヨのキャンパスノートシリーズ
サクラクレパスのボールサイン
ライフの紙製品
オートのニードルポイント
日本能率協会マネジメントのBindexシリーズ
などなど、日本を代表する"これは!"という
文房具が盛りだくさん。
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