サード・ガールから2012年までの作品全て見ていると確かにこのVOICEは異色。
作者の恋愛観・世界観が不安定な時期だったのか、実際作者自身がこんなタイプの恋愛を多くしていた時期だったのか、
でも他今現在の西村作品に比べて人間らしくてコレもあり☆
バブルを知らない方々には理解できないでしょうが、とてもリアルです。
色々ずるい女のお話し・気まぐれ過ぎる女のお話しなど見ていて嫌な気分になる方もいるかもしれませんが、
(特に今の西村作品を愛してらっしゃる方には自立できない女・情けない女にしか見えないかもしれません)
事実バブル期はこのような女が粋だった。
今は自立した強くカッコいい女が粋なのかもしれませんが、現実をよくあらわしています。
読むと不思議な懐かしさが蘇ります。
お話し色々・・・昔の男に電話して名前を言われるまで黙ってる主人公も粋。(名前が呼ばれなければ援助を求めなかった筈)いくら結婚してお金があって服を買いまくって男の子にモテて恵まれていても埋まらない気持ちが子供が出来たら幸せのリアルを感じて成長してゆく主人公も素晴らしい。初恋の男子を忘れられず、初めて彼と食事をした料理が忘れられずにとうとうシェフになってしまった主人公もリアル。高校生を好きになった大人の女性がナチュラルメイクに何時間もかけたり経験し過ぎてて色んな駆け引きをしかけようとしてしまう・・・人生・恋愛ってそんなものだと思います。
当時も今も女心だけは変わらない。
結婚前も結婚後も変わらず好きな一冊です。
サードガールからの西村ファンなら好きな筈。マストな一冊です。
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VOICE (キングシリーズ) コミック – 2007/6/27
西村 しのぶ
(著)
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社小池書院
- 発売日2007/6/27
- ISBN-104862251617
- ISBN-13978-4862251619
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登録情報
- 出版社 : 小池書院 (2007/6/27)
- 発売日 : 2007/6/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 220ページ
- ISBN-10 : 4862251617
- ISBN-13 : 978-4862251619
- Amazon 売れ筋ランキング: - 295,429位コミック
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
西村しのぶ作品は読後感が良く、お洒落な美女たちの絵も大好きで
作品は欠かさず読んでいますが、この短編集だけは個人的に嫌いです。
10代の頃に初めて読んだときはこういうのも大人の恋愛なのかな?と思ってましたが
30代の今読むとすごく古くてダサイ。
自由恋愛と言いながら単なる不倫か二股をしてる女ばかりで、
それが粋だの潔いだの刹那的?だの、あまつさえそれがお洒落だと。
これがバブル世代特有の低能感覚、時代を反映しすぎて私には理解不能。
それでもこの改訂版には未収録作品『デートと紅茶』があるので
期待して購入したんですが、これがまた驚くほど雑でお粗末な話。
紅茶なんて一滴も出てこないし、離婚歴3回の地味系芸能人と付き合うのが
「これも人生の彩り」って。喋り方も頭ん中も髪型までひどい。
なかでも『普通の恋愛ってやつ』は感覚がついていけない。
なぜ大学の総代で源氏物語専攻の院生、という設定の女友達が
さっそく会話で後宮というべきセリフを大奥などと間違えてるけど
作者気づいてないんでしょうか?それ江戸だよ…。
話は不倫の痛手で留年した女子大生が、その不倫相手のドクター(またかよ)に、
たった2回話しただけのオトモダチ総代女子大生へ、学費と生活費を
無償で援助してほしいと甘え、総代女子も感謝してますと普通に受け取る。
…バブルの女ってほんとに気持ち悪い生き物。
とりあえず表紙の美しい書き下ろしイラストで星1つとしました。
作品は欠かさず読んでいますが、この短編集だけは個人的に嫌いです。
10代の頃に初めて読んだときはこういうのも大人の恋愛なのかな?と思ってましたが
30代の今読むとすごく古くてダサイ。
自由恋愛と言いながら単なる不倫か二股をしてる女ばかりで、
それが粋だの潔いだの刹那的?だの、あまつさえそれがお洒落だと。
これがバブル世代特有の低能感覚、時代を反映しすぎて私には理解不能。
それでもこの改訂版には未収録作品『デートと紅茶』があるので
期待して購入したんですが、これがまた驚くほど雑でお粗末な話。
紅茶なんて一滴も出てこないし、離婚歴3回の地味系芸能人と付き合うのが
「これも人生の彩り」って。喋り方も頭ん中も髪型までひどい。
なかでも『普通の恋愛ってやつ』は感覚がついていけない。
なぜ大学の総代で源氏物語専攻の院生、という設定の女友達が
さっそく会話で後宮というべきセリフを大奥などと間違えてるけど
作者気づいてないんでしょうか?それ江戸だよ…。
話は不倫の痛手で留年した女子大生が、その不倫相手のドクター(またかよ)に、
たった2回話しただけのオトモダチ総代女子大生へ、学費と生活費を
無償で援助してほしいと甘え、総代女子も感謝してますと普通に受け取る。
…バブルの女ってほんとに気持ち悪い生き物。
とりあえず表紙の美しい書き下ろしイラストで星1つとしました。
2011年7月14日に日本でレビュー済み
単行本を持っていたけど、綺麗な装丁のこちらも欲しくなり買いました。
紙質もいいし、とくに西村さんのような画力の良い作品は映えますね。
短編集の主人公たちは、みんなかわいく逞しくしたたかで、自分に正直。
何物にもとらわれず、こんな生き方も素敵。
「好きなオトコ」と「結婚したい男」は別らしい女の子の考え方も、アリなのかな。
初収録という作品のタイトルと内容はよく判らなかった。どこが「紅茶」に関わりあるのか…
ぜひ、解説がほしかったな。
紙質もいいし、とくに西村さんのような画力の良い作品は映えますね。
短編集の主人公たちは、みんなかわいく逞しくしたたかで、自分に正直。
何物にもとらわれず、こんな生き方も素敵。
「好きなオトコ」と「結婚したい男」は別らしい女の子の考え方も、アリなのかな。
初収録という作品のタイトルと内容はよく判らなかった。どこが「紅茶」に関わりあるのか…
ぜひ、解説がほしかったな。
2007年8月26日に日本でレビュー済み
たまたま,サードガールの8巻が新しく未収録が入ると知ったので
ついでにVOICEも買いました.
最近の西村しのぶを知らないのでコメントできないですが,
90年ごろのレディコミックの風潮を色濃く残している意味では
好き嫌いがはっきりでるのかなと思いました.
コリーみたいな,毛がふわふわしている犬,ロングの髪の毛が
ふわふわしている世界など(初期)西村ワールドを知る意味では
良いと思いますが,多分少数派かもしれません.わたし
初版と違うのは,未収録が入っている所,プロダクションノートが
2007年版が入っているところ,ポストカードが入っている
所と,最後にお値段が違います.
女性の”太さ”が感じられる佳作が詰まっています.
ちょっと読んでみてから購入を考えることをお勧めします.
ついでにVOICEも買いました.
最近の西村しのぶを知らないのでコメントできないですが,
90年ごろのレディコミックの風潮を色濃く残している意味では
好き嫌いがはっきりでるのかなと思いました.
コリーみたいな,毛がふわふわしている犬,ロングの髪の毛が
ふわふわしている世界など(初期)西村ワールドを知る意味では
良いと思いますが,多分少数派かもしれません.わたし
初版と違うのは,未収録が入っている所,プロダクションノートが
2007年版が入っているところ,ポストカードが入っている
所と,最後にお値段が違います.
女性の”太さ”が感じられる佳作が詰まっています.
ちょっと読んでみてから購入を考えることをお勧めします.