坂本龍馬暗殺事件の検証……を検証する本であります。
中岡慎太郎刺客説からフリーメーソン陰謀説まで、龍馬暗殺にまつわる「真相」の数々をおさらい的に一挙紹介。といっても、基本的に著者は定説の京都見廻組説支持なので、全体に陰謀論へのツッコミ本といった感じですな。ディープに近江屋事件を知りたい読者には物足らないかも。
いずれもまことしやかに疑惑を煽り立てるものの、証拠を欠いて憶測止まり。結論を用意して都合のいい解釈を並べたらどうとでもお話は作れるものだと痛感させられます。龍馬暗殺を本当に歴史の謎だと思っていたい人、センセーショナルな「真相」を御期待の向きにはオススメできません。
びっくりしたのは田中光顕の妻の素性。ネットで調べても見つからないのですが、本書の話は本当なのでしょうか? この通りなら、確かに定説として通用している関係者の証言を一から見直さないといけないレベルの問題ですよね……
なお、マンガながら検証中心のため文章がたいへん多いので御注意を。
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龍馬を斬る: 誰が龍馬を殺したか 単行本 – 2007/6/1
黒鉄 ヒロシ
(著)
龍馬暗殺を黒鉄ヒロシ独特の視点とユーモアで綴られています。漫画ならではの描写にも注目です。
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社小池書院
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104862251684
- ISBN-13978-4862251688
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登録情報
- 出版社 : 小池書院 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4862251684
- ISBN-13 : 978-4862251688
- Amazon 売れ筋ランキング: - 572,708位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな説もある、そのほかにもまたこんな説もある・・・誰が龍馬さんを暗殺したかという、いろんな説が盛りだくさん。
詳しく、よく勉強されているなあ・・・と感心します。
でも、独特な絵とギャグで、細かい内容だし頭を使うし、で読んでいくとちょっと疲れます。私だけかな??
この辺りの話に詳しい人向け。全く知識が無い人向けではないと思います。
詳しく、よく勉強されているなあ・・・と感心します。
でも、独特な絵とギャグで、細かい内容だし頭を使うし、で読んでいくとちょっと疲れます。私だけかな??
この辺りの話に詳しい人向け。全く知識が無い人向けではないと思います。
2013年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
値段が安いので購入しました。発送は一般的な時間です。悪い印象はありません。