相変わらず自信満々に面白い事を言い切りますが、その結論の根拠は不明。雰囲気を楽しむエッセイです。
どうしても舞城王太郎の短篇が読みたい人はどうぞ。
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「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか 単行本 – 2007/3/1
仲俣 暁生
(著)
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社バジリコ
- 発売日2007/3/1
- ISBN-104862380425
- ISBN-13978-4862380425
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登録情報
- 出版社 : バジリコ (2007/3/1)
- 発売日 : 2007/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4862380425
- ISBN-13 : 978-4862380425
- Amazon 売れ筋ランキング: - 963,853位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,337位文学理論
- - 138,807位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年東京生まれ。フリー編集者、文筆家。情報誌『シティロード』、デジタル文化誌『ワイアード日本版』などの編集部を経て、1997年より2005年まで『季刊・本とコンピュータ』の編集部に参加(03~05年は編集長)。同誌終刊後、現代文学論、出版メディア論などの執筆のかたわら、フリーランスで書籍やウェブサイトの企画・制作・編集にたずさわる。09年より株式会社ボイジャーと出版の未来を考えるWebメディア「マガジン航」を創刊、編集人をつとめる。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年3月27日に日本でレビュー済み
仲俣暁生氏の現代文学評論の項は、筆者本人も冒頭に書いてあるとおりエッセイに近いものを集めたシングルコレクションの様なものだったので、まとまりがなく、「自分の好きなように書いた文章を集めました」という感じ。
「恋愛小説」や「青春小説」の言及や、古川日出男論、最近の文学賞に対しての批判なんかは他の評論家が既に似たりよったりな著作を出していたりするので、真新しさもないです。
私は帯とか紹介コメントを見ただけで、「舞城や西尾維新らのメフィスト系作家から、谷川流などのライトノベル系作家とか、若く新しいタイプの書き手と新しいタイプの小説のジャンルにどうつっこんでいくのか!?」っていう感じの本だと思っていたので、かなり期待外れでした。毒にも薬にもならず…
ただ、舞城王太郎と、愛媛川十三名義で書かれたミニ小説二篇と、ミニ評論一篇だけはわりにおもしろく読めますよ。
愛媛川の評論、"「文学」ではなく「文楽」とし、小説も音楽の様にワールドワイドに親しむべきだ"というような記述がありましたが、確かに、小説を読むという行為に特権的な高みが持ち出されてしまった為に、今だに読書って音楽と違って一部の人の為のものでしかないんですよね。だからこそ舞城氏は「文学」のそんな不必要な高尚さをどんどん破壊していきたいんだろうなーと納得。
文楽でいいやん、皆ジャンジャン本書いたらいいやん。音楽みたいに本だって楽しもうぜ、みたいな。やっぱりこの人の世界観でめちゃオーソドックスですね。かなりマトモ。
ま、舞城王太郎に興味がある人は買ってもいいと思うけど、特に興味ない人は買うほどの本じゃないという事です。
「恋愛小説」や「青春小説」の言及や、古川日出男論、最近の文学賞に対しての批判なんかは他の評論家が既に似たりよったりな著作を出していたりするので、真新しさもないです。
私は帯とか紹介コメントを見ただけで、「舞城や西尾維新らのメフィスト系作家から、谷川流などのライトノベル系作家とか、若く新しいタイプの書き手と新しいタイプの小説のジャンルにどうつっこんでいくのか!?」っていう感じの本だと思っていたので、かなり期待外れでした。毒にも薬にもならず…
ただ、舞城王太郎と、愛媛川十三名義で書かれたミニ小説二篇と、ミニ評論一篇だけはわりにおもしろく読めますよ。
愛媛川の評論、"「文学」ではなく「文楽」とし、小説も音楽の様にワールドワイドに親しむべきだ"というような記述がありましたが、確かに、小説を読むという行為に特権的な高みが持ち出されてしまった為に、今だに読書って音楽と違って一部の人の為のものでしかないんですよね。だからこそ舞城氏は「文学」のそんな不必要な高尚さをどんどん破壊していきたいんだろうなーと納得。
文楽でいいやん、皆ジャンジャン本書いたらいいやん。音楽みたいに本だって楽しもうぜ、みたいな。やっぱりこの人の世界観でめちゃオーソドックスですね。かなりマトモ。
ま、舞城王太郎に興味がある人は買ってもいいと思うけど、特に興味ない人は買うほどの本じゃないという事です。