プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
「脳」を変える「心」 単行本 – 2010/11/5
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ393ページ
- 言語日本語
- 出版社バジリコ
- 発売日2010/11/5
- 寸法13.5 x 3.1 x 19.5 cm
- ISBN-104862381731
- ISBN-13978-4862381736
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : バジリコ (2010/11/5)
- 発売日 : 2010/11/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 393ページ
- ISBN-10 : 4862381731
- ISBN-13 : 978-4862381736
- 寸法 : 13.5 x 3.1 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 501,695位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12,293位宗教 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ (ISBN-13: 978-4062162678 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
と感じる内容です
但し、脳の可塑性の限界について(例えば臨界期)、また遺伝の強固さ(例えば一卵性双生児の研究)についての知見は全く出てきません。それゆえ脳の全体像は本書では明らかにはなっていません。スティーブン・ピンカーやリチャード・ドーキンスらのウルトラダーウィニストの反論を聞いてみたくなりました。
また、タイトルである、脳を変える『心』ですが、『心』の定義があまり明確ではないことから、あまり深い議論にはなっていません。自らの意思と集中力、適切な方法により脳の特定の配線を変えられることは述べられていますが。。。
更に、副題に、ダライ・ラマと脳科学者たちによる心と脳についての『対話』とありますが、対話という割にはダライ・ラマ氏の発言が期待したほど多くはありませんでした。チベット仏教の智慧と、それに対する脳科学の知見のやりとりをもっと知りたいと思いました。
でも、脳の可塑性についての盛りだくさんの研究成果を知ることができただけでも、本書は価値アリと思います。
2014/12/24読了
研究結果にこだわって紹介されている点。
(※動物実験中心などではなく、実際の
臨床現場でにも応用出来るような内容であること。)
そして、神経可塑性の可能性を脳卒中患者、
視覚聴覚障害、強迫性障害、うつ病などへの
活用だけではなく、これらの疾患を持たない
普通の人の脳と人生に変化をもたらす可能性と
展望についてもきちんと紹介している点です。
脳の可塑性を中心に、脳と心の関係について
ダライ・ラマと神経科学者との対話を科学
ジャーナリストが紹介する形で書かれているので
難解にならないように分かりやすく、そして、
飽きさせないように上手く書かれています。
(読み切るのには少し苦労するかもしれませんが)
参考文献もしっかり紹介されているので、
脳と心の関係に興味を持つ人には、
申し分のない1冊になっているかと思います。
脳の可塑性の恩恵にあずかるためには、
意識を向けることの大切さをこれでもかと
いうくらいに納得させられる本でもあります。
改めて歴史ある本当の仏教のすごさや、
「昔の叡智は未来の科学」ということを
実感させてくれます。
宗教の立場と科学の立場で語り合って、ちゃんと会話が成り立つのか?という点に興味を引かれて読み始めたが、さすがはダライ・ラマ!仏教という立場を貫きながら科学者達と興味深い意見交換を成り立たせている。
そもそも仏教は、「心を科学する学問」といわれるように、その姿勢には本来科学的な側面を持っているといわれる。
そうした意味では、他の宗教よりも科学と親和性が高いのであろう。過去の進化論をめぐるキリスト教との論争のような、ちぐはぐなやり取りに陥らずにすんでいる。
それどころか、本書を読み進めるうちに仏教と神経(脳)科学はそれぞれがお互いを刺激し合いながら発展できるのではないかという気にすらさせられた。
仏教は自らの心を観察することを極めていくという姿勢であり、神経科学は他者の脳を観察することで心に迫ろうとする。
このようないわば内と外から心を捉える両者の立場は、必然的に互いを補完しあう性質が有るのかもしれないと思われる。
しかし現時点においては、2千年以上の歴史ある仏教に比べると、ここ10年〜20年の進歩が目覚ましいとはいえ、神経科学のほうがまだ(体系的に)未熟な印象を持った。
また、本書はダライ・ラマという偉大でユニークな人物あっての内容だと思われるが、中でも印象的なのが、科学者達に実験動物の使用についてどう思うかと問われての彼の答えである。
ダライ・ラマはなんと実験動物を人類の発展のために(たとえ最後には殺されようとも)使用することを基本的に容認する発言を行うのである。
これが科学者の意見であれば何の不思議も無い。仏教という宗教の世界で、ある意味最高に位置するダライ・ラマが、このような倫理的、社会的にデリケートな問題に踏み込んだ答えを出すことにすごさを感じた。
(わが国の政治家も大いに見習うべき点では無いだろうか)