どんなものかと思ってましたが、読み始めたら止まらなくなり一気に読んでしまいました。
とても興味のある内容でよかったです。
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ゲイ・マネーが英国経済を支える!? (新書y 190) 新書 – 2008/3/1
入江 敦彦
(著)
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社洋泉社
- 発売日2008/3/1
- ISBN-104862482449
- ISBN-13978-4862482440
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登録情報
- 出版社 : 洋泉社 (2008/3/1)
- 発売日 : 2008/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 255ページ
- ISBN-10 : 4862482449
- ISBN-13 : 978-4862482440
- Amazon 売れ筋ランキング: - 494,381位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32位ヨーロッパの経済事情
- - 60位新書y
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカでもイギリスでもゲイは、いまや巨大な市場の消費者だ。
彼らの職業は社会的に地位が高く知的な産業に属している人が多い。
しかも派手な暮らしを好むため、衣類や食生活、交際費と沢山お金を使ってくれる。
著者の文体がまた読みやすく、アイロニーもユーモアもたっぷりで楽しい本だ。
ゲイがみなから羨望のまなざしでみられるようになれば差別も払拭されるかもしれない。
こと日本は「欧米」からやたら人権意識の点では遅れていると言われているので、
本著を多くの人がまじめに読んで感動してくれれば、
同性愛者にとって少しは住みよい社会になるのだろうか。
ひとつ不安な要素がある。
この本の論旨が、ゲイの経済的優位性や社会的成功を強調するがゆえに、
私が知る日本のゲイとなんとなくマッチしないのだ。
ほとんどが知り合いの知り合いではあるけれど、
正規の職につけないフリーターや派遣労働者が多い気がする。
彼らが羨望のまなざしで見られなければ差別が払拭できないのであれば、
この本の論理は日本で効かないことになってしまう。
入江氏、あるいは他の優秀な書き手による次回策が期待されるばかりだ。
彼らの職業は社会的に地位が高く知的な産業に属している人が多い。
しかも派手な暮らしを好むため、衣類や食生活、交際費と沢山お金を使ってくれる。
著者の文体がまた読みやすく、アイロニーもユーモアもたっぷりで楽しい本だ。
ゲイがみなから羨望のまなざしでみられるようになれば差別も払拭されるかもしれない。
こと日本は「欧米」からやたら人権意識の点では遅れていると言われているので、
本著を多くの人がまじめに読んで感動してくれれば、
同性愛者にとって少しは住みよい社会になるのだろうか。
ひとつ不安な要素がある。
この本の論旨が、ゲイの経済的優位性や社会的成功を強調するがゆえに、
私が知る日本のゲイとなんとなくマッチしないのだ。
ほとんどが知り合いの知り合いではあるけれど、
正規の職につけないフリーターや派遣労働者が多い気がする。
彼らが羨望のまなざしで見られなければ差別が払拭できないのであれば、
この本の論理は日本で効かないことになってしまう。
入江氏、あるいは他の優秀な書き手による次回策が期待されるばかりだ。
2013年4月30日に日本でレビュー済み
調査でゲイの所得が高く、高学歴で住宅を購入する時期が早く、良く消費するという結果でしたが、
人数、比率を考えると、少々の違いだけでは、ゲイ自身にこの特徴があるという結論に達することはできません。
実際ゲイと公表し、調査に応じた人と応じなかった人がいるはずですし、人口の比率が小さいので一部の高所得者の
影響を受けて数値が変動してしまいます。
ファイナンスに関しても今まで抑制されていた分野が一般レベルまでになり、専門特化したサービスは発展中
という印象があります。
今まで無かった市場が生まれて成長しているだけでしょう。
著者がゲイのためか、ゲイを過大評価している気がします。
人口の5%がゲイなら、経済活動も同程度の比率で占めるでしょう。
書籍は全般的にビジネスやファイナンスに関する詳細な話題はあまりなく、権利の向上のための啓発本になっていますが、
それでもこの分野でももっとも詳しく書かれているのかもしれません。
ゲイの人のうち成功した人を紹介したり、この分野に特化して成功したキャンペーン、企業が掲載されています。
男性用下着でセクシーな広告が多いのは、ゲイを狙ったためと思われるような記述がありますが、これは誤りで、
実際は調査により男性は19歳から36歳までの17年間のみ自分で下着を購入し、それ以外の時期、
10代以下と30代後半以上の世代は母親、配偶者に任せてしまうことが分かったためです。
店舗の男性用下着売り場は女性客をターゲットとした売り場作りをしており、実際購入するのは、ほとんどが女性だそうです。
セクシーになるのは、多少高額でも買いやすくなる心理を刺激するためですので、ゲイだけを狙ったものではありません。
ほとんどが英国の話題なので、タイ等他の国も同時に比較すれば冷静になれるかと思います。
ゲイに関する調査自体あまりされてこなかったため、まだまだ未知な部分が多いはずです。
最初の方を少し読んだ後、パラパラとしか読んでいませんが、ゲイ向けのファイナンスサービスも具体的に
記述されておらず、分析もしていません。
人数、比率を考えると、少々の違いだけでは、ゲイ自身にこの特徴があるという結論に達することはできません。
実際ゲイと公表し、調査に応じた人と応じなかった人がいるはずですし、人口の比率が小さいので一部の高所得者の
影響を受けて数値が変動してしまいます。
ファイナンスに関しても今まで抑制されていた分野が一般レベルまでになり、専門特化したサービスは発展中
という印象があります。
今まで無かった市場が生まれて成長しているだけでしょう。
著者がゲイのためか、ゲイを過大評価している気がします。
人口の5%がゲイなら、経済活動も同程度の比率で占めるでしょう。
書籍は全般的にビジネスやファイナンスに関する詳細な話題はあまりなく、権利の向上のための啓発本になっていますが、
それでもこの分野でももっとも詳しく書かれているのかもしれません。
ゲイの人のうち成功した人を紹介したり、この分野に特化して成功したキャンペーン、企業が掲載されています。
男性用下着でセクシーな広告が多いのは、ゲイを狙ったためと思われるような記述がありますが、これは誤りで、
実際は調査により男性は19歳から36歳までの17年間のみ自分で下着を購入し、それ以外の時期、
10代以下と30代後半以上の世代は母親、配偶者に任せてしまうことが分かったためです。
店舗の男性用下着売り場は女性客をターゲットとした売り場作りをしており、実際購入するのは、ほとんどが女性だそうです。
セクシーになるのは、多少高額でも買いやすくなる心理を刺激するためですので、ゲイだけを狙ったものではありません。
ほとんどが英国の話題なので、タイ等他の国も同時に比較すれば冷静になれるかと思います。
ゲイに関する調査自体あまりされてこなかったため、まだまだ未知な部分が多いはずです。
最初の方を少し読んだ後、パラパラとしか読んでいませんが、ゲイ向けのファイナンスサービスも具体的に
記述されておらず、分析もしていません。
2008年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
可処分所得が高いゲイ男性の消費性向とマーケットとの係わり合いを、豊富な事例と具体的な統計数値で示した本。ベストセラー作家の著者自身が、ゲイとして、イギリスで感じた日本との違いを率直に書いていて共感できる。
ヨーロッパで90年代に起きた爆発的な変化のうねり(ゲイ・プライドへの動員増>企業の協賛>市場としての魅力の認知>同性婚法制化への動き)が興味深い。キリスト教やイスラム教といった厳格な宗教のある国々で、たった10年くらいの間に起きた出来事だと思うと、日本やアジアでもきっとできるという希望が持てる。
ヨーロッパで90年代に起きた爆発的な変化のうねり(ゲイ・プライドへの動員増>企業の協賛>市場としての魅力の認知>同性婚法制化への動き)が興味深い。キリスト教やイスラム教といった厳格な宗教のある国々で、たった10年くらいの間に起きた出来事だと思うと、日本やアジアでもきっとできるという希望が持てる。
2010年1月18日に日本でレビュー済み
著者は京都出身でイギリス在住のエッセイスト。辛口の京都本に優れた作品が多い。
本書は、イギリスの「ゲイ・マネー」について書いたもの。すなわち、同性愛者たちがイギリスの経済をいかに回しているかを描いた本なのである。おそらく、類書は存在しないだろう。知られざる世界を描いており、貴重な一冊だ。
いかに彼ら彼女らがお金を使うか、政財界の中枢に存在しているかと行った点を入口にして、内容はイギリス社会で同性愛者がどれだけ認められているかというテーマへ踏み込んでいる。日本の保守的な状況とはまるで異なる世界だ。
けっしてのぞき趣味的な本ではなく、非常に良心的・分析的で勉強になる一冊であった。
本書は、イギリスの「ゲイ・マネー」について書いたもの。すなわち、同性愛者たちがイギリスの経済をいかに回しているかを描いた本なのである。おそらく、類書は存在しないだろう。知られざる世界を描いており、貴重な一冊だ。
いかに彼ら彼女らがお金を使うか、政財界の中枢に存在しているかと行った点を入口にして、内容はイギリス社会で同性愛者がどれだけ認められているかというテーマへ踏み込んでいる。日本の保守的な状況とはまるで異なる世界だ。
けっしてのぞき趣味的な本ではなく、非常に良心的・分析的で勉強になる一冊であった。
2008年3月30日に日本でレビュー済み
英国ゲイ市場が10兆円規模だとは!
当然、企業がその豊かでセンスのあるマーケットをほっておくはずも無く、英国企業は
率先して多様化を受け入れる。これは政府についても同じ。現役閣僚に複数の同性愛者が
いる国は、世界ひろしといえど英国だけだ。
その他にも、軍・警察といった組織内のネットワーク、ゲイを受け入れることでの町興し等
日本人の百歩先を行く事例のオンパレード。
興味のある人もそうでない人も、この自由空間を知っておいて損はないだろう。
それから著者自信、パートナーとの写真も掲載している。
といっても、「問題提起のための自己犠牲」なんて窮屈さは微塵も感じさせない。
少なくとも英国在住の著者にとって、それは当然の自己表現の一つに過ぎない。
このことが何よりも本書の輝きを増しているように思う。
当然、企業がその豊かでセンスのあるマーケットをほっておくはずも無く、英国企業は
率先して多様化を受け入れる。これは政府についても同じ。現役閣僚に複数の同性愛者が
いる国は、世界ひろしといえど英国だけだ。
その他にも、軍・警察といった組織内のネットワーク、ゲイを受け入れることでの町興し等
日本人の百歩先を行く事例のオンパレード。
興味のある人もそうでない人も、この自由空間を知っておいて損はないだろう。
それから著者自信、パートナーとの写真も掲載している。
といっても、「問題提起のための自己犠牲」なんて窮屈さは微塵も感じさせない。
少なくとも英国在住の著者にとって、それは当然の自己表現の一つに過ぎない。
このことが何よりも本書の輝きを増しているように思う。
2008年3月30日に日本でレビュー済み
大英帝国の18兆円産業の話。私は知らなかったが頭がよく収入の多い人にゲイが多いんだそうな。必然的に企業もそれらの人に対するサービスが必要になり、市場は拡大し今ではこんな規模にまで膨れ上がった。その細かい数値と細分化されたモノ。はては政治や文化に与えた影響にまで視点をあてた一冊。日本ではまだ認知度が低いことだがこの対応が早いほうが得なのか?こうはならないからいらぬ心配か?ともかくこんなにも影響がある英国の一文化、新たな世界が見えて面白かったです。覗くだけなら敷居は低い。ご覧下さい新世界。
2008年6月29日に日本でレビュー済み
タイトル通りイギリスでのゲイマネー(ピンクポンド)が、
こんなに大きな資本で動いてるっていう消費団体が描かれているが、
その描き方がおばさんの噂話的ノリに仕上がっている。
著者もその辺りは前書きでも触れているし、確信的構成なのだが・・・・
道端で近所のおばさんに聞かされた噂話のようで、「驚く」が前提で消費分析の内容ではない。
こんなに大きな資本で動いてるっていう消費団体が描かれているが、
その描き方がおばさんの噂話的ノリに仕上がっている。
著者もその辺りは前書きでも触れているし、確信的構成なのだが・・・・
道端で近所のおばさんに聞かされた噂話のようで、「驚く」が前提で消費分析の内容ではない。