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環境問題はなぜウソがまかり通るのか3 (Yosensha Paperbacks) ペーパーバック – 2008/10/2
温暖化はそれ程、深刻な危機ではない!
「古紙偽装」事件は起こるべくして起こった。
「家電リサイクル」は、崩壊寸前だ。
歪んだエコロジーが、ますます地球環境を悪化させている!
◎環境問題の歪みはどうして生まれたか?
手段であるべきリサイクルが目的化した構造から
CO2を主犯と見なす性急な温暖化対策の愚まで、
なぜウソがまかり通りつづけているのか、
その本質に迫る。
崩落する氷山、海に沈むツバル、ホッキョクグマの受難----
繰り返し放送されるこれらの温暖化トリック映像を
真に受けてはいけない。
被害を過大に見積もった一部の科学者と
NHKをはじめとするマスメディアが行った
誇張された報道や誤報こそが
環境問題への誤った認識を植えつけた実行犯である!
Introduction
「なぜウソがまかり通るのか」の本質に斬り込む
第1章 地球温暖化が怪しい根拠はこれだけある
第1節 都市のヒートアイランド現象と温暖化を混同してはいけない
第2節 多くの科学者はなぜ最高気温更新を危惧していないのか 第3節 温暖化の主犯は二酸化炭素ではない
第4節 水が地球の気温を一定に保つ
第5節 温暖化でとんでもないことが起きると煽りたい人々
第6節 環境問題に正しく向き合おう
第2章 矛盾だらけの循環型社会をいつまで取りつくろうのか 第1節 古紙偽装問題から考える日本の矛盾
第2節 「食」は最大の環境問題だ
第3節 リサイクルでつくるペットボトルは高くつく
第4節 手段であるべきリサイクルが目的化した
第5節 家電リサイクルは一から出直せ
第3章 ウソがまかり通る本質とは何か
第1節 本来、ゴミ問題は起きないはず
第2節 資源と物質への正しい認識を
第3節 温暖化という地球規模のウソ
第4節 技術的な発展だけが環境問題を解決する
第5節 国民を錯覚へと導くメディアの罪状
第6節 環境問題の歪みを解消するために
第7節 なぜ、ウソがまかり通ったのか
Afterword
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を終えるにあたって
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社洋泉社
- 発売日2008/10/2
- ISBN-104862483321
- ISBN-13978-4862483324
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商品の説明
出版社からのコメント
温暖化はそれ程深刻な危機ではない!
NHKをはじめマスメディアがつくりあげている
虚構、誤報に真っ向から反論!
著者について
内閣府原子力委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員など。著書に『環境問題はなぜウソがまかり通るのか1・2』(小社)、『偽善エコロジー』(幻冬舎新書)、『食糧がなくなる!本当に危ない環境問題』(朝日新聞出版)、共著に『暴走する「地球温暖化」論』(文藝春秋)などがある。『エコロジー幻想』(青春出版社)の一節「愛用品の五原則」は、高等学校の国
語教科書『新編現代文』(第一学習社)に収録されている。
登録情報
- 出版社 : 洋泉社 (2008/10/2)
- 発売日 : 2008/10/2
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 282ページ
- ISBN-10 : 4862483321
- ISBN-13 : 978-4862483324
- Amazon 売れ筋ランキング: - 590,400位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 475位環境問題
- - 929位都市開発・都市問題 (本)
- - 1,451位建築・土木工学
- カスタマーレビュー:
著者について
1943年東京都生まれ。工学博士。東京大学教養学部基礎科学科卒業。その後、旭化成ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、中部大学教授。世界で初めて化学法によるウラン濃縮に成功し日本原子力学会平和利用特賞を受賞、内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員などを歴任。原子力、環境問題をめぐる発言で注目されている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「正しい」とは何か?: 武田教授の眠れない講義 (ISBN-10: 4093882851)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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第 2 章はリサイクルの問題点を指摘している.リサイクル費用は需給関係によってきめられているわけではないから,資源消費量に比例していると主張している.つまり,費用のかかるリサイクルは実は資源を浪費しているということだ.私も以前から高価な「エコ商品」は信用しないことにしているし,費用のかかる家電リサイクルからのがれたいとおもっている.
第 3 章ではこのシリーズ 1 〜 3 全体のまとめであり,さまざまな問題がとりあげられている.1990 年以降の (ウソの) 環境問題は一部の科学者がつくりだしたものだという.そして,シリーズ 1 では朝日新聞がヤリ玉にあげられていたが,この本ではあちこちで NHK が批判されている.著者は最近の子供は「科学技術は悪だ」という印象をもっているという.NHK がウソの環境問題をとりあげて悲観的な情報ばかりを報道して若者に悪影響をあたえているので,NHK をみることをすすめていないという.
1990 年以降,日本人は経済だけでなく科学や歴史など,さまざまな問題に対して自信をうしない,悲観的になっていた.自信と希望,そして著者のいう誠実さをもつことが環境問題のただしい解決のためになるということはたしかだろう.
環境問題は多くの誤った認識を国民に与えているようです。本当のところはどうなのか
よく考える必要があるはずなのに、マスコミの一方的な片寄った内容のみが
私たちの回りで渦巻いているといった感じです。この本を多くの人に読んでもらい
正しい考え方を身につける事が明るい未来につながると思います。
エコとしての結論は、これは環境に悪いからダメ、ここまではやっていいと肩張って取り組むより、昔の物を大切にする日本社会を見習った方がよっぽどエコになりますよ! と書いてあったような気がします。使い捨てではなく、いい物は長く!! の考え方が地球に負担を掛けないのだそうです。
それにしても、この本では、やたらお上(お役所)を毛嫌いしていました。何かあったのでしょうか?
「地球温暖化が大変だ。じゃあ、石油を節約しなくちゃ。」この問題に対しては、色々と疑問を投げかけている。皆さんはどう思うだろうか。
・超長期単位で見ると、今って氷河期なんですけど。
・恐竜が栄えていた頃って、もっと温度が高かったよね。
・温暖化したから二酸化炭素が増えたってデータもあるんですけど。
・石油を節約しても他の国が大量に使うだけだお。
・南極の周りが暖かくなって水蒸気多くなったら、逆に南極の氷は増える。
・紙やプラスチックのリサイクルは新規に作るより石油を使う上に、品質が劣化する。
そんな感じです。興味があれば、 環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks) でも 環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks) でも面白いと思いますよ。
これで最後だと書かれている。
内容としては、これまでのリサイクルへの批判に加えて、
第一章にIPCCの結論として有名な、
「温暖化は人間の活動による可能性が高い」という見解への批判があるのが新しい。
その内容は他の多くの自然科学者の指摘と軌を一にしており、
地球の温暖化は太陽活動の変化ではないか、
二酸化炭素の増加はむしろ温暖化の結果であろう、
過去二千年の中でも、平安時代は現在よりも2度も温かかった、
さらに、カンブリア紀以降、6億年にさかのぼると、
もっと暖かな時代が多く、現在は第2大氷河期にある、
といったものである。
私は、この著者の指摘はおそらく正しいのではないかと考えている。
なお、著者の義憤はNHKという組織や役人(同じだが)に対して向けられており、
「なぜ日本人をだましているのか?」という。
それでは日本人の正直な精神に反してしまうだろう、という主張をするのである。
なるほど、その通りではあるだろうが、役人もNHKも「問題がある」ほうがいいのであって、
「問題がない」のであれば、その存在意義が問われてしまう。
著者も繰り返し指摘しているように、
科学の研究者でも、科研費をもらうのに「問題はない」と言ってはもらえないのと同じで、
問題がある方への自然なバイアスがかかるのは当然だろう。
全体として読みやすく、よくまとまっていて良い本であると感じる。
唯一、私が気になったことは、著者の大和魂的な愛国心と、
それに伴う、食料自給率の引き上げの提案だ。
それは私見によれば、エネルギー資源のない日本にとって
現代に大阪城を作ろうというほどの主張であると思う。