日本のプロ野球界で活躍する現役選手は、ファンの注目も
高く、マスコミからもちやほやとされる。とりわけ、甲子園
で活躍し、「優勝」を経験したドラフト1位で指名された
投手などは、尚更であろう。
ものごころついた頃から、野球に憧れ、白球を追いかけ続
けて、やっと手に入れたプロ野球選手という狭き門。
しかし、現実にはスタートラインに立てたに過ぎない。
二軍生活が長く続くと、「ファーム慣れ」といった悪い
習慣が身についてしまう。「戦力外通告」は突然、身に降り
かかるのでは無く、ある程度「自覚」できるのだと・・。
野球人生の最高の「名誉」を得た選手が、わずか数年後に
突きつけられる過酷な現実・・・。
紹介された6人は、厳しい現実に目をそらさずに立ち向かい、
その後の人生が自ら、開拓しているのだ。
プロ野球選手としての時間は、無駄ではなかったと、口を揃
えて言うのである。
挫折や苦悩に正面から立ち向かった6人にエールを贈りたく
なる一冊なのである。
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プロ野球「戦力外通告」 (新書y 232) 新書 – 2010/3/6
突然の「クビ宣告」----。
「屈辱」「葛藤」を乗り越え男たちは第二の人生に挑む!
「屈辱」「葛藤」を乗り越え男たちは第二の人生に挑む!
プロ野球は結果がすべての世界----。
それゆえ、毎年多くの選手が「戦力外通告」を受ける。
ある選手は野球を続けるために海を渡り、
またある選手は野球とはまったく違う職種に就く。
彼らに共通しているのは苦悩や葛藤がありながらも、
人生をあきらめず、前へと進んでいること。
野口茂樹、吉岡雄二、正田樹、
寺本四郎、大野倫、川口知哉。
一度は「クビ」になった6人の"その後"に迫る!
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社洋泉社
- 発売日2010/3/6
- ISBN-104862485324
- ISBN-13978-4862485328
登録情報
- 出版社 : 洋泉社 (2010/3/6)
- 発売日 : 2010/3/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 189ページ
- ISBN-10 : 4862485324
- ISBN-13 : 978-4862485328
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,642,933位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年3月25日に日本でレビュー済み
プロ野球における「戦力外」はサラリーマン社会における「リストラ」に該当すると思われる。
リストラされても頑張る選手達のルポタージュは心に響くものがあった。
実力がありながらも、
コーチ監督にめぐまれなかったもの。
タイミングにめぐまれなかったもの。
自身のおごりたかぶりによって崩れていったもの。
実社会でも該当する様々なドラマをみることができる。
作者の名前は正直知らなかったが、一生懸命な気持ちが文章を通じて伝わってくる。
TV番組でも本で取り上げられた選手のドキュメンタリーが取り上げられていたので、
その原案にもなっていたのかもしれない。
おもしろい。おすすめです。
リストラされても頑張る選手達のルポタージュは心に響くものがあった。
実力がありながらも、
コーチ監督にめぐまれなかったもの。
タイミングにめぐまれなかったもの。
自身のおごりたかぶりによって崩れていったもの。
実社会でも該当する様々なドラマをみることができる。
作者の名前は正直知らなかったが、一生懸命な気持ちが文章を通じて伝わってくる。
TV番組でも本で取り上げられた選手のドキュメンタリーが取り上げられていたので、
その原案にもなっていたのかもしれない。
おもしろい。おすすめです。
2010年8月5日に日本でレビュー済み
球団から「クビ」を言い渡された6人の歩みについて
書かれている。引退後、コーチなどとして職に就ける
プレーヤーはほんの一握りだけという。本書に登場する
6人は、将来を有望視されていたり、輝かしい実績を残
したりした元選手ばかりである。プロの世界は厳しく、
戦力として必要でなくなれば、過去の成績に関係なく
容赦なく切り捨てられる。どん底に突き落とされながら
も、たくましく生きる元選手の様子を描いたドキュメン
タリーである。
1冊に6人のことが盛り込まれているため、やや上滑り
な感じがあるのが残念である。もう少し突っ込んだとこ
ろを知りたいと思った。
書かれている。引退後、コーチなどとして職に就ける
プレーヤーはほんの一握りだけという。本書に登場する
6人は、将来を有望視されていたり、輝かしい実績を残
したりした元選手ばかりである。プロの世界は厳しく、
戦力として必要でなくなれば、過去の成績に関係なく
容赦なく切り捨てられる。どん底に突き落とされながら
も、たくましく生きる元選手の様子を描いたドキュメン
タリーである。
1冊に6人のことが盛り込まれているため、やや上滑り
な感じがあるのが残念である。もう少し突っ込んだとこ
ろを知りたいと思った。