2014年は巨人軍創設80年だが、そのきっかけはベーブルースが来た全米選抜チームが来日したからだ。
そこから、読売新聞社が職業野球チームを作り、武者修行で北米に東京ジャイアンツとして遠征した。
その遠征記を作者がこまめに現地に行って、新聞や関わった人たち取材をし、書き上げた力作だ。
戦災などでスコアや記録が消えているのを、1試合、1試合を追っている。
沢村栄治がこの遠征でも人気者で、彼を見たさに観客が来る話、
移民した日本人たちが、どれだけ彼らを歓迎したか?
チーム内の人間模様など、過去に知られていたこと、知られていないことを丁寧に書かれている。
かなりのボリュームだが、それを感じさせない躍動感があり、次頁を読みたくなるのは
作者の取材の細かさと愛情、そして今の野球文化につなげていく思いのように感じる。
日本野球史を知る大きな資料であり、ノンフィクション文献だ。
力作を超えた存在感がすごい書籍です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
東京ジャイアンツ北米大陸遠征記 単行本 – 2007/7/1
永田 陽一
(著)
- 本の長さ486ページ
- 言語日本語
- 出版社東方出版
- 発売日2007/7/1
- ISBN-10486249076X
- ISBN-13978-4862490766
登録情報
- 出版社 : 東方出版 (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 486ページ
- ISBN-10 : 486249076X
- ISBN-13 : 978-4862490766
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,353,461位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 31,213位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
3グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年1月26日に日本でレビュー済み
図書館で借りて読んだのですが、如何に読売が決死の覚悟でこの北米遠征を成し遂げたかが理解できる一冊です。勿論、SFシールズ(元SFジャイアンツ)のバックアップがなければ、この北米遠征は成功しなかったでしょう。
日本のプロ球界が未だに読売中心に回ってるのがよくよく理解できます。別に、巨人ファンと云う訳でもないのですが、読売という存在がなければ、プロ野球は誕生し得なかったように思います。
日本人なら、野球ファンであるなら、必ず読んでほしい一冊です。歴史子の教科書にしてもいいくらいです。本当にお薦めです。
日本のプロ球界が未だに読売中心に回ってるのがよくよく理解できます。別に、巨人ファンと云う訳でもないのですが、読売という存在がなければ、プロ野球は誕生し得なかったように思います。
日本人なら、野球ファンであるなら、必ず読んでほしい一冊です。歴史子の教科書にしてもいいくらいです。本当にお薦めです。