第1部 歴史についての三篇のエッセイ(現在、未来、および過去;歴史的出来事―偶発的なもの、因果的なもの、相似的なもの、相関的なもの、類比的なもの、および偶然的なもの;歴史的変化―同一性と継続性)
第2部 法の支配
第3部 バベルの塔
付録 代議制デモクラシーにおける大衆。
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歴史について、およびその他のエッセイ (ソキエタス叢書 1) 単行本 – 2013/1/1
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- 本の長さ276ページ
- 言語日本語
- 出版社風行社
- 発売日2013/1/1
- 寸法15.5 x 1.8 x 21.8 cm
- ISBN-104862580696
- ISBN-13978-4862580696
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登録情報
- 出版社 : 風行社 (2013/1/1)
- 発売日 : 2013/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 276ページ
- ISBN-10 : 4862580696
- ISBN-13 : 978-4862580696
- 寸法 : 15.5 x 1.8 x 21.8 cm
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2014年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史に関する三つのエッセイは日本語では初訳である。
歴史的知見や歴史研究を、むやみに現代的関心に結びつけるな、とさまざまな角度から論じる。
そうした研究が多すぎるのだ、ということを強く論難している。
歴史問題に揺れる東アジアの人間として、やや通読に骨の折れるオークショットに挑戦することは、意義があるだろう。
オークショットの歴史哲学が日本語で読めるようになったことを、ひとまずは賀したい。
しかし、日本では名うての政治哲学研究者と思しき訳者だが、その訳文はまずい。
著しく通読性に欠け、直訳調がすぎる箇所がごくしばしばある。
オークショット自身のテクストがそもそも難解で、一文が長いとのこと。
その難解さを「忠実に」日本語に反映した結果かもしれない。
もう少し工夫のしようはあったと評者は確信している。
おそらく、訳者自身も自信がなかったのか、巻末の解説は非常に便利。
歴史に関する三つのエッセイについても、訳者が充実したサマリーを付している。
テクストに途中挫折した読者は、ここに戻るのがよいだろう。
また、大学生のゼミ発表は、ここを読めば事足りるかもしれないほど、充実している(笑)。
なお、付録「代議制デモクラシーにおける大衆」は、オークショットの大衆社会論として重要。
この論文は、オークショット「増補版 政治における合理主義」(勁草書房)にも所収されている。
(注意:「バベルの塔」という論文は、本書にも「増補版〜」にも所収されているが、まったく別の論考である)
読みやすさからすれば「増補版〜」のほうが格上。
本書の歴史に関する三つのエッセイの訳文や内容にギブアップした読者は、巻末解説を読んだ後、迷わず「増補版〜」に進むほうがベター。
特に、「増補版〜」の最初の章「政治における合理主義」は、オークショットの真髄ともいえる一本であり、読ませる。
歴史的知見や歴史研究を、むやみに現代的関心に結びつけるな、とさまざまな角度から論じる。
そうした研究が多すぎるのだ、ということを強く論難している。
歴史問題に揺れる東アジアの人間として、やや通読に骨の折れるオークショットに挑戦することは、意義があるだろう。
オークショットの歴史哲学が日本語で読めるようになったことを、ひとまずは賀したい。
しかし、日本では名うての政治哲学研究者と思しき訳者だが、その訳文はまずい。
著しく通読性に欠け、直訳調がすぎる箇所がごくしばしばある。
オークショット自身のテクストがそもそも難解で、一文が長いとのこと。
その難解さを「忠実に」日本語に反映した結果かもしれない。
もう少し工夫のしようはあったと評者は確信している。
おそらく、訳者自身も自信がなかったのか、巻末の解説は非常に便利。
歴史に関する三つのエッセイについても、訳者が充実したサマリーを付している。
テクストに途中挫折した読者は、ここに戻るのがよいだろう。
また、大学生のゼミ発表は、ここを読めば事足りるかもしれないほど、充実している(笑)。
なお、付録「代議制デモクラシーにおける大衆」は、オークショットの大衆社会論として重要。
この論文は、オークショット「増補版 政治における合理主義」(勁草書房)にも所収されている。
(注意:「バベルの塔」という論文は、本書にも「増補版〜」にも所収されているが、まったく別の論考である)
読みやすさからすれば「増補版〜」のほうが格上。
本書の歴史に関する三つのエッセイの訳文や内容にギブアップした読者は、巻末解説を読んだ後、迷わず「増補版〜」に進むほうがベター。
特に、「増補版〜」の最初の章「政治における合理主義」は、オークショットの真髄ともいえる一本であり、読ませる。