とっても良かったです~。
存在感の大きいお館様が、受である幹に対して(いい意味でも悪い意味でも)ぶつけてくるセリフが・・・言い方も、内容も・・・なんかクラクラするくらいの威力&甘さがありました。
彼の口から飛び出す威厳あるセリフは、どれもカッコよく決まりすぎていて、思わず「ははぁ~」とひれ伏してしまいたくなりますね。
そして、亜樹良先生の描くイラストのお館様が、とにかく大人の色気がムンムン&イイ男でカッコいいんです。
一方の幹にしても、ただのお坊ちゃまかと思いきや・・・なかなか頭の切れる方でして。
冷静に自分の言動を顧みては、自分の考えの甘さとか悪いところを素直に反省しているし、今ある現状の中で、前向きに自分のやれる事を見つけようとする積極さもすごいです。
そして、お館様の気持ちを汲めるところや、彼に優しく接しては、心を解して癒してしまえる雰囲気なんかは、まさに・・・妻の鑑ですよね。
そんな2人の本気の恋の物語です。
まぁ、そりゃあ、現代ではありえない設定かもしれませんが、お伽噺と思えば(大好きなので)全く気にならなかったですし。。。
起伏にとんだお話でしたので、先の展開はハッピーエンドだとは思いつつも、最後までドキドキ&ウルウルしながら読めました。
ということで・・・。
「お館様」に興味の湧いた方は、どうぞ読んでみてください。
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相続人の招待状 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS) 単行本 – 2007/8/17
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社リブレ
- 発売日2007/8/17
- ISBN-104862632041
- ISBN-13978-4862632043
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登録情報
- 出版社 : リブレ (2007/8/17)
- 発売日 : 2007/8/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 246ページ
- ISBN-10 : 4862632041
- ISBN-13 : 978-4862632043
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,526,601位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,604位ボーイズラブノベルス (本)
- - 397,634位文学・評論 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年6月7日に日本でレビュー済み
同じ作家さんの「羊が結ぶ溺愛レッスン」にシチュエーションは似ていましたか(グループを陰ながら束ねる総裁やその後継の選定など)、全く別のお話、結末もなるほど!と私は膝を打ちました。負けない主人公が凛々しくて好き。
2007年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
受けの主人公は、父の経営するホテルを実質上乗っ取られる。
ホテルを愛していた受けが悲嘆に暮れているところに、遠い親族という一族から招待状が届く。
出向いてみれば、そこにはホテルを乗っ取った男がいた。しかも先日会った時とは名字が違う。
聞けば一族の当主(代々「お館さま」と呼ばれている)の候補である「控え」として育てられ、先日当主の座を継いだのだという。
招待状を送られたのは男女を含め多数。男性の多くは親族らしき会話をしている。
どうやらそこでは、代々のお館さまに忠誠を誓うという現代では考えられないようなしきたりがあるらしい。
そうとは知らず、少しでもホテルを取り戻せるかも知れない、という希望をもって攻めに忠誠を誓った受けは、
何故か配偶者候補にされてしまった。
実は招待者には金と銀、二種類があった。受けに届いていたのは金の招待状。
招待者は当主の前で忠誠を誓い、その中から「控え」と「配偶者候補」を時間をかけて決めるらしい。
しかし、受けの元に届いたのは配偶者候補に差し出されるはずの「金」の招待状だった。何故……?
周囲の好奇と詮索の視線にさらされながら、訳がわからないながらも、ホテルを取り戻そうと屋敷に残ることに。
しかし女性も男性も何らかの用事で攻めに連れ出されたり、専門的な講義を受けているにも関わらず、
受けにはほとんど何も指示されることはない。
攻めも初めて会った時と同じ、冷たいとも言える無表情以外の表情を見せない。何を考えているのかが分からない。
よく分からないながらも、このままではいけないと、受けは自ら講義に出席させてくれと名乗り出る。
やがて、ふとしたことから今まで殆ど接触の無かった攻めとの交流が生まれ、
「控え」として育てられた攻めの緊張に包まれた過去を打ち明けられてからは、不思議と穏やかな時間を過ごすようになっていった。
ラストは本のオビにもある通り「シンデレラ・ラブロマンス」です。
最初は謎めいていた攻めの本来の性格や、本当に受けがホテルを愛している様子には、すごく好感が持てました。
設定としては「ありえない」と言われる部類のものですが、お貴族様や王族が出て来たりする話もありますし、
その辺を割り切って読める方には問題ないと思います。
ホテルを愛していた受けが悲嘆に暮れているところに、遠い親族という一族から招待状が届く。
出向いてみれば、そこにはホテルを乗っ取った男がいた。しかも先日会った時とは名字が違う。
聞けば一族の当主(代々「お館さま」と呼ばれている)の候補である「控え」として育てられ、先日当主の座を継いだのだという。
招待状を送られたのは男女を含め多数。男性の多くは親族らしき会話をしている。
どうやらそこでは、代々のお館さまに忠誠を誓うという現代では考えられないようなしきたりがあるらしい。
そうとは知らず、少しでもホテルを取り戻せるかも知れない、という希望をもって攻めに忠誠を誓った受けは、
何故か配偶者候補にされてしまった。
実は招待者には金と銀、二種類があった。受けに届いていたのは金の招待状。
招待者は当主の前で忠誠を誓い、その中から「控え」と「配偶者候補」を時間をかけて決めるらしい。
しかし、受けの元に届いたのは配偶者候補に差し出されるはずの「金」の招待状だった。何故……?
周囲の好奇と詮索の視線にさらされながら、訳がわからないながらも、ホテルを取り戻そうと屋敷に残ることに。
しかし女性も男性も何らかの用事で攻めに連れ出されたり、専門的な講義を受けているにも関わらず、
受けにはほとんど何も指示されることはない。
攻めも初めて会った時と同じ、冷たいとも言える無表情以外の表情を見せない。何を考えているのかが分からない。
よく分からないながらも、このままではいけないと、受けは自ら講義に出席させてくれと名乗り出る。
やがて、ふとしたことから今まで殆ど接触の無かった攻めとの交流が生まれ、
「控え」として育てられた攻めの緊張に包まれた過去を打ち明けられてからは、不思議と穏やかな時間を過ごすようになっていった。
ラストは本のオビにもある通り「シンデレラ・ラブロマンス」です。
最初は謎めいていた攻めの本来の性格や、本当に受けがホテルを愛している様子には、すごく好感が持てました。
設定としては「ありえない」と言われる部類のものですが、お貴族様や王族が出て来たりする話もありますし、
その辺を割り切って読める方には問題ないと思います。
2007年8月20日に日本でレビュー済み
初めて読む作家さんの作品だったので、不安だったのですが、亜樹良さんの描くカラー口絵の「お館さま」を
見た瞬間、手に取っていました。笑…それくらい絵柄が小説にフィットしていて、より深くしています。
自分の父親が経営する老舗ホテルの危機に遭遇した幹は、謎の人物で財界の超大物という人物からの
招待状を受け取り、ホテルを守る為に現代日本では想像もつかない豪邸に足を踏み入れる。
そこでは、「お館さま」と呼ばれる当主の青年の後継者・配偶者に相応しいかという審査が行われていた。
手違いで配偶者審査の一人に選ばれてしまった幹だったが、少ない時間の中で「お館さま」と接する中で
彼の長年の孤独や純粋さに惹かれていく。だが様々な妨害が接近する二人に迫り…。
「絶対ありえないよ…」という設定やら勘違いやらが氾濫する内容でしたが、幹やお館さまの個性が
好感度が高く、ワンパターンなBL版シンデレラ物語に加速をつけています。
よくこの手の小説は決まり切っていて退屈な感じを抱きますが、こちらは「ありえない!」パワーが
強烈でかえって突き抜けていった勢いが良かった。エッチシーンの描き方も新鮮。
「ワンパターンでも面白いBL」を求める方にご推薦。ただリアル感は全く存在しませんのでご了承あれ。
…今時、こういうドラマは男女だと失笑を買うでしょうが、BLだと逆に古さを感じないのが不思議ですね。
見た瞬間、手に取っていました。笑…それくらい絵柄が小説にフィットしていて、より深くしています。
自分の父親が経営する老舗ホテルの危機に遭遇した幹は、謎の人物で財界の超大物という人物からの
招待状を受け取り、ホテルを守る為に現代日本では想像もつかない豪邸に足を踏み入れる。
そこでは、「お館さま」と呼ばれる当主の青年の後継者・配偶者に相応しいかという審査が行われていた。
手違いで配偶者審査の一人に選ばれてしまった幹だったが、少ない時間の中で「お館さま」と接する中で
彼の長年の孤独や純粋さに惹かれていく。だが様々な妨害が接近する二人に迫り…。
「絶対ありえないよ…」という設定やら勘違いやらが氾濫する内容でしたが、幹やお館さまの個性が
好感度が高く、ワンパターンなBL版シンデレラ物語に加速をつけています。
よくこの手の小説は決まり切っていて退屈な感じを抱きますが、こちらは「ありえない!」パワーが
強烈でかえって突き抜けていった勢いが良かった。エッチシーンの描き方も新鮮。
「ワンパターンでも面白いBL」を求める方にご推薦。ただリアル感は全く存在しませんのでご了承あれ。
…今時、こういうドラマは男女だと失笑を買うでしょうが、BLだと逆に古さを感じないのが不思議ですね。