短編の寄せ集めで、どれも切なかったり悲しかったり報われなかったり。
最後こういうことなんだろうな・・・と自分で行間とシーンを読みとらないと終わらない作品もある。
ただどれも気楽にボーイズ読みたい!という方だと息苦しくなるかもしれません。
でもその息苦しさがこの本の醍醐味でもあります。
判断はお任せしますので、一種独特の河井ワールドに興味があるなら買ってみて損はないですよ。
息苦しくても涙でても、5つ星です!
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月曜日の約束 (ビーボーイコミックス) コミック – 2007/11/10
河井 英槻
(著)
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社リブレ
- 発売日2007/11/10
- ISBN-10486263298X
- ISBN-13978-4862632982
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登録情報
- 出版社 : リブレ (2007/11/10)
- 発売日 : 2007/11/10
- 言語 : 日本語
- コミック : 232ページ
- ISBN-10 : 486263298X
- ISBN-13 : 978-4862632982
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,417位ボーイズラブコミックス
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月6日に日本でレビュー済み
可愛らしいお話と、切なくてたまらなくなるお話が同居した一冊です。
ハッピーエンド率よりせつなさ炸裂気分になる比率が私は多かった。
可愛らしく微笑ましくて、読んでいる私の心も温かくなる感じの短編もあれば、
ハッピーエンドでもどこか切ないお話や、やりきれないほど切ない気分にさせられるお話という感じで。
なかなか読み応えあります。
構成とか、感情表現が巧みなので読み返しても飽きません。
あと古い作品でも違和感なく、色あせない作家さんなのかなとも思います。
今回、咄嗟に衝動的に買ってしまいましたが、良かったと思います。
このジャンルにありがちな、可愛らしくて何だかんだ幸せ、なだけの世界もいいけれど、
そこで終わらない読み応えのある作品だなと思います。
書き下ろしの淡々としたそれぞれのその後も個人的に好きだなぁ…。
ハッピーエンド率よりせつなさ炸裂気分になる比率が私は多かった。
可愛らしく微笑ましくて、読んでいる私の心も温かくなる感じの短編もあれば、
ハッピーエンドでもどこか切ないお話や、やりきれないほど切ない気分にさせられるお話という感じで。
なかなか読み応えあります。
構成とか、感情表現が巧みなので読み返しても飽きません。
あと古い作品でも違和感なく、色あせない作家さんなのかなとも思います。
今回、咄嗟に衝動的に買ってしまいましたが、良かったと思います。
このジャンルにありがちな、可愛らしくて何だかんだ幸せ、なだけの世界もいいけれど、
そこで終わらない読み応えのある作品だなと思います。
書き下ろしの淡々としたそれぞれのその後も個人的に好きだなぁ…。
2007年11月23日に日本でレビュー済み
ビブロスで出ていたものの新装版です。
私はビブロスで出ていた本を持っているので買うか迷いましたが、
今まで未収録だった3編と描き下ろしありという帯にひかれて買いました。
結果として未収録作品は雑誌で読んで好きな作品だったので
やっぱり買って良かったです。
でも未収録の3編のうちの1つは
たった4Pの超短編漫画でがっかりしたので★一つ減らします…。
ちなみに描き下ろしは4コマっぽい漫画が2Pでした。
私はビブロスで出ていた本を持っているので買うか迷いましたが、
今まで未収録だった3編と描き下ろしありという帯にひかれて買いました。
結果として未収録作品は雑誌で読んで好きな作品だったので
やっぱり買って良かったです。
でも未収録の3編のうちの1つは
たった4Pの超短編漫画でがっかりしたので★一つ減らします…。
ちなみに描き下ろしは4コマっぽい漫画が2Pでした。
2005年8月13日に日本でレビュー済み
表題作はハッピーエンドなんだけど読後やたら切なさが残る。“先輩”という人はつかみ所がなく楽しげに主人公を翻弄してるようでいて、傷ついた時は説明せずとも表情で感情をくみとったかのように痛みを消してくれる。好きあってる同士の描写なのにそういう表情のやりとりが見てて切なかったです。同時収録の短編、小さな魔法使いが出てくる「かみさまはみてるだけ」などすごく個性的でよかった。
私は作者の描かれる儚げな人物や雰囲気・背景が好きなんですが、特に表情。好きな相手を見る表情が満面の笑みというより、“笑ってるけどちょっと困った顔”をしているところ、すごく魅かれます。
私は作者の描かれる儚げな人物や雰囲気・背景が好きなんですが、特に表情。好きな相手を見る表情が満面の笑みというより、“笑ってるけどちょっと困った顔”をしているところ、すごく魅かれます。
2007年11月23日に日本でレビュー済み
最初の2話以外はすべて読み切りです。9編も入っているので、結構ボリュームがあります。
なんだか不思議な画面構成と話の展開に慣れるまで戸惑いはありましたが、慣れてしまえば逆にそれが雰囲気を作っててよく思えたり…
とにかく何気ないセリフや表情にキュンキュンしちゃって仕様がなかった。こんなにキュンキュンする作品はそうはないかと思います。
内容的にはハッピーエンドなのにせつなかったり…救いようがないくらい報われない想いだったり。
学生が割と多めなのですが、多感期のどうしようもない感情みたいなものが伝わってくるというか。その複雑な感情に、答えを出さないまま…みたいな話のまとめ方にリアル感がある気がしました。
胸が苦しくなるような、泣きたくなる場面がいくつもあって一冊読み終わる頃には、それぞれの行く末が気になって気になって…
切ない話が好きな方にはいいと思います。じんわり来る一冊です。
ぜひ、この方の丁寧な心情の描き方を、長編で読みたい!!と思いました。
なんだか不思議な画面構成と話の展開に慣れるまで戸惑いはありましたが、慣れてしまえば逆にそれが雰囲気を作っててよく思えたり…
とにかく何気ないセリフや表情にキュンキュンしちゃって仕様がなかった。こんなにキュンキュンする作品はそうはないかと思います。
内容的にはハッピーエンドなのにせつなかったり…救いようがないくらい報われない想いだったり。
学生が割と多めなのですが、多感期のどうしようもない感情みたいなものが伝わってくるというか。その複雑な感情に、答えを出さないまま…みたいな話のまとめ方にリアル感がある気がしました。
胸が苦しくなるような、泣きたくなる場面がいくつもあって一冊読み終わる頃には、それぞれの行く末が気になって気になって…
切ない話が好きな方にはいいと思います。じんわり来る一冊です。
ぜひ、この方の丁寧な心情の描き方を、長編で読みたい!!と思いました。