面白かったです。
シリアスに仕上がってますが、ところどころ入っているコメディタッチに笑かされました。
歌舞伎界のお話なので、複雑な人間関係がストーリーの軸といったところでしょうか。
誰が誰の子で、というポイントがシリアス風。
父親に愛されていない心情。
言葉で説明されるとあまり惹かれないテーマなんですが、
読んでみると意外にもハマります。
お父さん一直線な話ではないです、ちゃんとそばにいてくれた相手を想う方向に繋がってました。
親にも愛されてないのに……とネガティブに陥りますが、
その独白部分が少し切なく、いい具合に雰囲気を作り上げていて良かったです。
きっぱりと物事を言い合うキャラクタ達がいっそ清々しく。
親達に向かって「俺がもらいます」発言。そらもう誰にも止められないくらい。
メインキャラの話と、脇にいたキャラのタッグの話全体、心情盛り盛りです。
キャラクタの歳がわりと上のためでしょうか、若者の暴走に至らず入り込みやすい。
絵柄は冊数重ねているのでしっかりしていると思います。
ナイスミドルの目頭のしわとか素敵に。
巻末書下ろしのショートはただただコントのようで(笑)
歌舞伎ですが突如、ショートコント!!!とお笑いが始まったかのごとく。
読んでみてください、笑えますほんとに。

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シグナルレッドベイビー (ビーボーイコミックス) コミック – 2008/4/10
北上 れん
(著)
笙吾と和美は、歌舞伎の世界で全てを共にしてきた幼馴染――――だった。
父との疎遠ゆえに「自分は人に愛されない」と思い続けた笙吾。でも和美だけは違う。いつも傍にいた。我侭で強気でも笑ってくれた……出生の秘密が笙吾を揺るがすまでは。
激しい愛が無垢で頑なな蕾を"華"開かせる――梨園愛・開幕、甘い描き下ろし付。
父との疎遠ゆえに「自分は人に愛されない」と思い続けた笙吾。でも和美だけは違う。いつも傍にいた。我侭で強気でも笑ってくれた……出生の秘密が笙吾を揺るがすまでは。
激しい愛が無垢で頑なな蕾を"華"開かせる――梨園愛・開幕、甘い描き下ろし付。
- 言語日本語
- 出版社リブレ出版
- 発売日2008/4/10
- ISBN-104862633633
- ISBN-13978-4862633637
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登録情報
- 出版社 : リブレ出版 (2008/4/10)
- 発売日 : 2008/4/10
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4862633633
- ISBN-13 : 978-4862633637
- Amazon 売れ筋ランキング: - 18,190位ボーイズラブコミックス
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
北上さん作品の中で一番好きです!!
メインの二人はもちろんですが、宗近さんたちのお話、番外編も最高!!!!
メインの二人はもちろんですが、宗近さんたちのお話、番外編も最高!!!!
2016年10月16日に日本でレビュー済み
歌舞伎界を舞台にしていながら、歌舞伎そのものはそんなにクローズアップされていません。また、主人公の持つ秘密は、もしかしたら一般家庭でもあり得ることかもしれません。ただ、その秘密ゆえに発生する主人公の悩みは、この世界に身を置いてこそなんだろうな、とは思います。
個人的には、表紙の主人公カップルよりも大人カップルの方が、感情移入しやすくて面白いです。
個人的には、表紙の主人公カップルよりも大人カップルの方が、感情移入しやすくて面白いです。
2008年4月10日に日本でレビュー済み
内容は、梨園の世界で活躍する若手俳優の恋と、葛藤
という感じでしょうか?
主人公・笙吾は、自分に関心のない父に半ば諦めながらも
親子である繋がりをなくさない為に歌舞伎を続けている。
そんな笙吾の傍には、いつも和美がいて、手を繋いでいて
くれていた。
それがある日、怪我をした事で演じる事ができなくなり、
出生の秘密までも知ってしまう。信じていた和美までも
失ってしまったら?
和美×笙吾のお話しは、「つないだ手」がキーポイントに
なっていて、誰からも愛されないと諦めている笙吾の頑なな
心を溶かし、ゆっくりと恋愛感情を自覚させるのに上手く
使われていました。
それぞれの思いがじわじわと伝わってきて、話しのテンポも
緩やかで優しいのに、「お前を俺に寄越せ」なんて台詞や、
行動が意外に男らしかったりして、そのギャップにドキッと
したりします(笑)
他にも、歌舞伎の世界から出ていった将宏と、歌舞伎役者の
大希の物語は、和美と笙吾の話しとは違った大人の恋愛で、
相手にのめり込まないようにする姿がとても切なく、また、
描き下ろしの作品はうって変わって甘々、と色々なスタイル
の恋愛が読めます(^^)
中でも「甘えなおし」をしている笙吾は必見のかわいさです。
個人的には、大満足な1冊でした♪
という感じでしょうか?
主人公・笙吾は、自分に関心のない父に半ば諦めながらも
親子である繋がりをなくさない為に歌舞伎を続けている。
そんな笙吾の傍には、いつも和美がいて、手を繋いでいて
くれていた。
それがある日、怪我をした事で演じる事ができなくなり、
出生の秘密までも知ってしまう。信じていた和美までも
失ってしまったら?
和美×笙吾のお話しは、「つないだ手」がキーポイントに
なっていて、誰からも愛されないと諦めている笙吾の頑なな
心を溶かし、ゆっくりと恋愛感情を自覚させるのに上手く
使われていました。
それぞれの思いがじわじわと伝わってきて、話しのテンポも
緩やかで優しいのに、「お前を俺に寄越せ」なんて台詞や、
行動が意外に男らしかったりして、そのギャップにドキッと
したりします(笑)
他にも、歌舞伎の世界から出ていった将宏と、歌舞伎役者の
大希の物語は、和美と笙吾の話しとは違った大人の恋愛で、
相手にのめり込まないようにする姿がとても切なく、また、
描き下ろしの作品はうって変わって甘々、と色々なスタイル
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中でも「甘えなおし」をしている笙吾は必見のかわいさです。
個人的には、大満足な1冊でした♪
2008年4月24日に日本でレビュー済み
大きく二つの愛が描かれていますね。
一つは親子愛。
そして恋愛。
今回のお話は
BLとしては残念ながら親子愛に苦しむ主人公のほうが勝っていたように感じました。
決してそうではないとはわかっていますが
父親からの愛情が感じられない寂しい想いが従兄弟への想いにも繋がったようにも思えました。
余談として
親子の絆を取り戻した後の、父親の崩れっぷりがちょっとおかしかったです。
一つは親子愛。
そして恋愛。
今回のお話は
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決してそうではないとはわかっていますが
父親からの愛情が感じられない寂しい想いが従兄弟への想いにも繋がったようにも思えました。
余談として
親子の絆を取り戻した後の、父親の崩れっぷりがちょっとおかしかったです。
2008年4月10日に日本でレビュー済み
笙吾(受)と和美(攻)は、歌舞伎の世界でともに歩んできた幼馴染だった。
笙吾は父と疎遠ゆえに歌舞伎でしか繋がりが持てなかった。
「俺は人に愛されない」ずっとそう思っていた。
側にいてくれたのはいつだって和美だった。
しかし、叔父である将宏から笙吾の出生の秘密が明かされる――。
今まで父に愛されようと必死だった。 和美はその事実を知っていたようで、信じていたものが崩れ落ちていく・・・。
他、将宏×大希の本音を隠したアダルトラブ☆
初の連載漫画ということか分からないのですが、正直 最初話に入り込みにくいように感じました(汗)
相関図が頭の中でイメージしにくいというか・・・私の頭が弱いだけなのか・・・(汗)
でも、北上さんの美しい絵と、読み返せば(汗)ああ!と分かる部分も・・・!!
父子関係は分かりにくくても、とにかく一途な想いが伝わる話でした。
和美の「笙吾は俺がもらう」と父と叔父の前で啖呵をきったところはかっこよかったです!!(普通はそれは色々ヤバイんじゃ・・・と思いますが)
個人的には、後に控えている将宏×大希のカップリングの方が好きですね♪
何より受のビジュアルがツボ!!!
本気になってはいけない、セフレから始まった関係〜♪
一応、はじめの感じが入りづらかったので、星4つにしました!
笙吾は父と疎遠ゆえに歌舞伎でしか繋がりが持てなかった。
「俺は人に愛されない」ずっとそう思っていた。
側にいてくれたのはいつだって和美だった。
しかし、叔父である将宏から笙吾の出生の秘密が明かされる――。
今まで父に愛されようと必死だった。 和美はその事実を知っていたようで、信じていたものが崩れ落ちていく・・・。
他、将宏×大希の本音を隠したアダルトラブ☆
初の連載漫画ということか分からないのですが、正直 最初話に入り込みにくいように感じました(汗)
相関図が頭の中でイメージしにくいというか・・・私の頭が弱いだけなのか・・・(汗)
でも、北上さんの美しい絵と、読み返せば(汗)ああ!と分かる部分も・・・!!
父子関係は分かりにくくても、とにかく一途な想いが伝わる話でした。
和美の「笙吾は俺がもらう」と父と叔父の前で啖呵をきったところはかっこよかったです!!(普通はそれは色々ヤバイんじゃ・・・と思いますが)
個人的には、後に控えている将宏×大希のカップリングの方が好きですね♪
何より受のビジュアルがツボ!!!
本気になってはいけない、セフレから始まった関係〜♪
一応、はじめの感じが入りづらかったので、星4つにしました!
2010年7月23日に日本でレビュー済み
歌舞伎はよっぽどでないと難しい、作者もあとがきで描かれていましたがあまり詳しくない自分でもディテールで引っかかってしまいました。この漫画の梨園はこういう世界なんだと思って読むのをおすすめします。
最初の幼なじみ和美×笙吾は笙吾。父から冷たくされても愛情を求める笙吾ですが実はその出生に秘密があり…笙吾めちゃくちゃかわいい。読んでいて気分は和美です。
次の大人組、将宏×宗近(大希)は離れたくないがゆえに常に距離を取る宗近が切なかったです。
消化不良の部分もありましたが魅力的なところも沢山あったので早く他のオリジナル作品も読みたいです。
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次の大人組、将宏×宗近(大希)は離れたくないがゆえに常に距離を取る宗近が切なかったです。
消化不良の部分もありましたが魅力的なところも沢山あったので早く他のオリジナル作品も読みたいです。
2009年2月26日に日本でレビュー済み
歌舞伎の世界の話。でも歌舞伎のシーンはあまり出てきません。
内容は、すっごい良かったです。
父親に愛されたい主人公(受)と、その主人公を見守りそばで支える従兄弟(攻)の話です。
繊細な心理描写で、胸に来るものがあります。
欲を言えば、もう少しキャラクターの描き分けができていればなお良いんだけど。
内容は、すっごい良かったです。
父親に愛されたい主人公(受)と、その主人公を見守りそばで支える従兄弟(攻)の話です。
繊細な心理描写で、胸に来るものがあります。
欲を言えば、もう少しキャラクターの描き分けができていればなお良いんだけど。