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チョコレートの真実 [DIPシリーズ] 単行本(ソフトカバー) – 2007/8/27
購入オプションとあわせ買い
●カカオ農園で働く子供たちは、チョコレートを知らない。 世界最大のカカオ豆の輸出国、コートジボワール。密林奥深くの村を訪れたカナダ人ジャーナリストのキャロル・オフは、カカオ農園で働く子供たちに出会う。子供たちは自分たちが育てた豆から何が作られるのかを知らない。自分に課された過酷な労働が、先進国の人々が愛するお菓子であることも、チョコレートが何なのかさえも――。 マヤ・アステカの時代に始まるチョコレートの魅惑の歴史。そのなかで生まれ、今なお続いている、過酷な「児童労働」の実態と、巨大企業や政府の腐敗。その背景にある貧困と民族間対立。そして私たち先進国の消費者の行動は、この問題にどう関わっているのか?・・・本書は、この“世界で最も愛されるお菓子”の裏にある「苦い真実」を、さまざまな角度から明らかにする。
●カバー折り返し部分 「私の国には学校へ向かいながらチョコレートをかじる子供がいて、ここには学校にも行けず、生きるために働かなければならない子供がいる。少年たちの瞳に映る問いは、両者の間の果てしない溝を浮かび上がらせる。なんと皮肉なことか。私の国で愛されている小さなお菓子。その生産に携わる子供たちは、そんな楽しみをまったく味わったことがない。おそらくこれからも味わうことはないだろう。・・・これは私たちの生きている世界の裂け目を示している。カカオの実を収穫する手と、チョコレートに伸ばす手の間の溝は、埋めようもなく深い。」(本文より)
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2007/8/27
- ISBN-104862760155
- ISBN-13978-4862760159
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出版社より
世界で最も愛されるお菓子・チョコレート。その甘さの裏には、苦い真実がある。
カカオ生産の現場で横行する児童労働の実態や、巨大企業・政府の腐敗。今なお続く「哀しみの歴史」を気鋭の女性ジャーナリストが危険をおかして取材した、「真実」の重みが胸を打つノンフィクション。
カカオ農園で働く子供たちは、チョコレートを知らない。
世界最大のカカオ豆の輸出国、コートジボワール。密林奥深くの村を訪れたカナダ人ジャーナリストのキャロル・オフは、カカオ農園で働く子供たちに出会う。子供たちは自分たちが育てた豆から何が作られるのかを知らない。自分に課された過酷な労働が、先進国の人々が愛するお菓子であることも、チョコレートが何なのかさえも――。
マヤ・アステカの時代に始まるチョコレートの魅惑の歴史。そのなかで生まれ、今なお続いている、過酷な「児童労働」の実態と、巨大企業や政府の腐敗。その背景にある貧困と民族間対立。そして私たち先進国の消費者の行動は、この問題にどう関わっているのか?・・・本書は、この“世界で最も愛されるお菓子”の裏にある「苦い真実」を、さまざまな角度から明らかにする。
「私の国には学校へ向かいながらチョコレートをかじる子供がいて、ここには学校にも行けず、生きるために働かなければならない子供がいる。少年たちの瞳に映る問いは、両者の間の果てしない溝を浮かび上がらせる。なんと皮肉なことか。私の国で愛されている小さなお菓子。その生産に携わる子供たちは、そんな楽しみをまったく味わったことがない。おそらくこれからも味わうことはないだろう。・・・これは私たちの生きている世界の裂け目を示している。カカオの実を収穫する手と、チョコレートに伸ばす手の間の溝は、埋めようもなく深い。」(本文より)
[著者]キャロル・オフ
ジャーナリスト。ユーゴスラビアの崩壊からアフガニスタンでのアメリカ主導の「対テロ戦争」まで、世界で数多くの紛争を取材、報道している。アフリカ、アジア、ヨーロッパについてのCBCテレビ・ドキュメンタリーで数多くの賞を受賞。他の著作に、The Lion, The Fox And The Eagle(『ライオンと狐と鷲』)、The Ghosts of Medak Pocket: The Story of Canada’s Secret War(『クロアチア・メダック村の亡霊―カナダPKO部隊の知られざる戦争』)。後者は2005年ダフォー賞(Dafoe Foundation Prize,2005)を受賞。
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2007/8/27)
- 発売日 : 2007/8/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 384ページ
- ISBN-10 : 4862760155
- ISBN-13 : 978-4862760159
- Amazon 売れ筋ランキング: - 169,050位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,350位英米文学研究
- - 16,438位科学・テクノロジー (本)
- - 20,983位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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普段食べているチョコレートが安い価格で先進国で売られているのには、カカオの原産国での奴隷のように扱われている子供の犠牲の上に成り立っているのには驚いた!でもなんとなく先進国の人達はそれをぼやけた感じで無意識に気づいていると思われる。自分たちの遠い世界だとその事実を目にしたときかわいそうだと思うが、チョコレートの価格が上がるとなると不満に思う。チョコと全然違うが、私も松屋の牛丼が290円から380円に値上げしたときに不満に思ったが、今までの価格が安過ぎてどこかに(飼育業者や店舗での少人数オペレート)に歪み・負担が生じていたのかなと思ったら価格が上がるのは当然だと納得。だから今の低価格競争は短期的に消費者から見たらいいが、長期的に全体になんかしらの負担が発生すると思った。
話が少しそれてしまったが…
ここではカカオの原産国としてコートジボワールの話が出てくるが、いまだにフランスが宗主国のように権力を持っているのも知った。
フランスだけではなく他の先進国もそういった関係性がある国もあるのではと感じた。
そしてカカオの利権を握っている巨大企業の陰謀によって、強制労働を強いられている子供たちを救おうとしている人達が消されているのにも
驚嘆した。とてもとても恐ろしいこと。こういったこともチョコレートでけではなく、コーヒーや砂糖などでも起こっているのかな。
こういった本を横展開させて読んでいって、もっと世界のことを知りたいし、知らなくてはいけない。
この本は多くの人に読んでもらいたい!!この現実を知ってもらいたい!!
要は発展途上国を安いお金で使って、先進国が利益を最大にして儲けているのが世界の縮図。
ユニクロなどの企業も中国で商品を生産していたが人件費の高騰で別の国(人件費が安い)に移って生産する、それといっしょなのかな。
この流れは変わらないと思うが、途上国の人達がある程度の暮らしができるよう折り合いをつけるのが課題。
それによって価格が上がっても、こういった事情を説明すれば理解してくれる人達が増えてくると思う。
と、娘が言ってました。
机の引き出しには、何かしらのチョコレートが潜んでいることが多々あります。
そんな、普段何気に食べているチョコレートがどうやって作られているのか・・・。
原料となるカカオが採れるのは、主に南半球の発展途上国です。
カカオ農場で労働しているのは、主に10代の子どもたち(児童労働・児童奴隷)だそうです。
その子どもたちは、チョコレートの存在を知らず、自分たちが汗水流して収穫している
カカオが何のために使われているのか知りません。
学校へ通うお金も生活していくお金もないため、自ら人身売買の世界に足を踏み入れ、
ただ働き同然のように農場で働かされる・・・。
そんな現状があることを今まで深く知ることはありませんでした。大変ショックです。
発展途上国の人々にそのような労働を強制しているのは、
他ならぬ我々先進国の人間なのです。
安い原料を輸入して、製品を製造するというお金になる産業を
先進国が独占しているのです。
長い長い歴史の中で構築されてきたこの歪んだ構造を是正することは、
途方もなく難しいことだと思い知らされます。
日本国内で言われている格差なんて問題にならないくらいの格差が横たわっています。
全人類の幸せ・平等とは何なのか?
どうすれば不平等が是正されるのか?
本書を読んだ後、とてつもなく暗く、辛い感情が込み上げてきますが、
世界の現状の一端を知るには良い本だと思います。
ぜひ皆様、本書を手に取ってみてください。
歴史については既に良著があり、本書で長々とスペイン、英国、米国に対する悪意とともに(たどたどしい訳文で)繰り返す必要性があるかは疑問です。
潜入取材を試み、そのスリル感は素晴らしいかもしれないけど、確たる証拠は無し。カカオ豆の生産において何が過酷で、どの程度の労働が強制されているのかの具体的表現もありません。失敗した潜入取材の体験談をこれだけのおカネを払って買う必要があったか、長時間を費やして読むべきだったのかさえ疑問に思います。
ジャーナリストとして金鉱を見つけた興奮は伝わってきますけど、あまりに感情的な表現が多く、本書で事実を洗い出す作業は砂金の粒を多摩川で探すようなものです。1944円分のココアパウダーを買って、美味しくいただいた方が、誰もが幸せになれるかも。
とりあえず、これだけ☆を貰っている事実に敬意を表して☆一つオマケしました。
本書はチョコレートに焦点をあてて、そのサプライチェーンおよび企業倫理に問題提起をしているが、問題はチョコレートだけではい。ファーストフードの裏側にも全く別の世界がある。(※)
また、これら企業の行動は、食への飽くなき追求を求めてきた我々の行動の裏返しでもあり、自身の欲求と倫理観への決断が求められている。
本書を読んでチョコレートを嫌いなる必要はないと思いますが、そのチョコレートがどのようなもので、それについて我々がどのように振舞うかが大切だと思います。
以前読んだ本(※)の中には、「食べ物を無理やり買わされている人は一人もいない。現状を変える第一歩は、買うのをやめればいい。食べ物に使う1ドル1ドルが、一票にあたる。ある会社から何かを買うとき、私たちは事実上、その会社の考え方や振る舞いに賛成票を投じている」と述べている。
我々は、己の欲求を満たすために成長を急ぐあまり、格差問題を含めあらゆるところでひずみが大きくなってきているような気がしてならない。
国内で問題になっている非正規社員の議論も、社会人の疲弊問題も本質的にはこのチョコレートの真実と同じだと思う。
今後どうなるのか、「21世紀は間違いなく、行き過ぎた企業の力を削減する戦いとなる。市場における効率性と非道徳の間で、如何にバランスをとるか。」(※)、そして我々は一歩を踏み出すことができるのか。
また、成長を急いで我々はどこに向かうのか、その先に何があるのだろうか、フェアトレードチョコレートを食べながらそんなことを考えさせられました。
(※)引用書籍
「ファーストフードが世界を食い尽くす」、「おいしいハンバーガーのこわいはなし」(共にエリック・シュローサー著)