プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ 単行本 – 2007/10/2
購入オプションとあわせ買い
コミュニケーション論の不朽の名著! 今こそ求められる「対話」の真髄を語る。
人はなぜ対立するのか。なぜ関係が行き詰まるのか――。
不毛な争いを避け、皆が望む未来をつくる「対話(ダイアローグ)」という方法。
対話(ダイアローグ)とは:
・情報やアイデアではなく「意味」を共有する。
・明確な「目的」を定めなくてもいい。
・人を「説得」することは必要ない。
・あらゆる「想定」を保留することが重要。
「対話の目的は、物事の分析ではなく、議論に勝つことでも意見を交換することでもない。いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、それを見ることなのである」
「『愛があればすべてうまくいく』と言う人がいる。だが残念ながら、すべてを救う愛は存在しない。だから、もっと良い方法を考えなければならないんだ」
偉大な物理学者にして思想家ボームが長年の思索の末にたどりついた「対話(ダイアローグ)」という方法。「目的を持たずに話す」「一切の前提を排除する」など実践的なガイドを織り交ぜながら、チームや組織、家庭や国家など、あらゆる共同体を協調に導く、奥深いコミュニケーションの技法を解き明かす。
ベストセラー『学習する組織』著者ピーター・センゲ(MIT上級講師)推薦!
(本書の構成)
1.コミュニケーションとは何か
2.対話とは何か
3.集団思考の性質
4.問題とパラドックス
5.見るものと見られるもの
6.保留、肉体、自己受容感覚
7.参加型思考と無限
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2007/10/2
- 寸法19.4 x 13.4 x 1.8 cm
- ISBN-104862760171
- ISBN-13978-4862760173
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より
コミュニケーション論の不朽の名著! 今こそ求められる「対話」の真髄を語る。
人はなぜ対立するのか。なぜ関係が行き詰まるのか――。 不毛な争いを避け、皆が望む未来をつくる「対話(ダイアローグ)」という方法。
対話(ダイアローグ)とは: ・情報やアイデアではなく「意味」を共有する。 ・明確な「目的」を定めなくてもいい。 ・人を「説得」することは必要ない。 ・あらゆる「想定」を保留することが重要。 「対話の目的は、物事の分析ではなく、議論に勝つことでも意見を交換することでもない。いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、それを見ることなのである」
「『愛があればすべてうまくいく』と言う人がいる。だが残念ながら、すべてを救う愛は存在しない。だから、もっと良い方法を考えなければならないんだ」 偉大な物理学者にして思想家ボームが長年の思索の末にたどりついた「対話(ダイアローグ)」という方法。「目的を持たずに話す」「一切の前提を排除する」など実践的なガイドを織り交ぜながら、チームや組織、家庭や国家など、あらゆる共同体を協調に導く、奥深いコミュニケーションの技法を解き明かす。
[著者]デヴィッド・ボーム David Bohm
1917~1992年。物理学者。ペンシルバニア州立大学卒業、カリフォルニア大学バークレー校で理論物理学の博士号を取得。量子力学の世界的権威として知られるほか、人類と自然の調和、全人類の融和などをテーマとする哲学的思索でも名高い。著書に『全体性と内蔵秩序』(青土社)、『断片と全体』(工作舎)などがある。
商品の説明
著者について
デヴィッド・ボーム David Bohm
1917~1992年。物理学者。ペンシルバニア州立大学卒業、カリフォルニア大学バークレー校で理論物理学の博士号を取得。量子力学の世界的権威として知られるほか、人類と自然の調和、全人類の融和などをテーマとする哲学的思索でも名高い。著書に『全体性と内蔵秩序』(青土社)、『断片と全体』(工作舎)などがある。
金井真弓(かないまゆみ)
税理士事務所、損害保険会社などで勤務後、フリーの訳者として独立。主な訳書にC・クラーク・エプスタイン『戦略的質問78』、バーバラ・カサニ『go to survive 夢を追った航空会社1500日戦争』、バリー・J・ギボンズ『みんな変わり者だった』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、リチャード・コッチ『戦略集中講義』(英治出版)、ビル・マクファーラン『自分をうまく伝える15の方法』(オープンナレッジ)などがある。
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2007/10/2)
- 発売日 : 2007/10/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 200ページ
- ISBN-10 : 4862760171
- ISBN-13 : 978-4862760173
- 寸法 : 19.4 x 13.4 x 1.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 91,102位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 541位マネジメント・人材管理
- - 1,104位哲学 (本)
- - 1,143位思想
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
「対話とは思考の探索である」
この言葉を知ってから、評価をせず純粋に相手の言葉を聴き、その言葉の背景を知ることに意識が向くことが増えたような気がします。
何度も読み返してしっかり理解したい良書です。
今回、私はペア読書という3,4人で1ヶ月かけ、1日10ページ程度に区切って、読んで、その箇所の感想や質問をしながら、少しずつ読み進めるという方法で読みました。まさにその場は、ダイアローグという形で、難読書ながらも共通理解を得ようとした試みでした。その記録を少し残したいと思います。
コミュニケーションの語源は何かを共通のものにすること。対話は言語を通じて、共通認識を作り上げる行為。
現在の社会では、あらゆる対立、議論、説得に基づくコミュニケーションがなされ、共通のものが作られずインコヒーレントな状態を作り出し、あらゆる地球上の問題の原因となっている。そのカウンターとして、共通理解を作り出す対話が重要である。
著者によると、思考とはその人の描写(思考の前提となる、人生経験、知識、価値観、信条など)から提示(意見や感想など)を作り上げる行為。冒頭イスラエルであった対話集会の話のように、提示で対立が生じた場合は、恐怖、不安、怒り、暴力のような感情は一旦保留し、相手の描写側にアプローチすることが大切。
個人的には、社会システムの変化や技術の進歩により、マズローの5段階欲求の低次から高次側への遷移が起きてきた。低次側では生きのびることが目的である一方、高次ではどう生きるかが大切になる。その中で、あらゆる価値観や生き方が必要とされ、それらの間で対立が生じやすく、インコヒーレントな状態になっていると著者は指摘していると感じた。個人は全体の一部であることを想起し、著者の提案する対話を実践していく必要があると思いました。
また、後半に載っている自己受容感覚の喪失した女性の話やイヌイットのアザラシのような数少ないメタファーはどれも印象深かったです。
対話の意味を知り、対話の持つ可能性を十二分に味わうことができた。
難解な表現が多いが、まさに誰かと対話をしながら読み進めることで理解が深まる。
対話の目的は、物事の分析ではなく、議論に勝つことでも意見を交換することでもない。いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、それを見ることなのである−−さまざまな人の意見に耳を傾け、それを掲げて、どんな意味なのかよく見ることだ。自分たちの意見の意味がすべてわかれば、完全な同意には達しなくても、共通の内容を分かち合うようになる。ある意見が、実際にはさほど重要でないとわかるかもしれない−−どれもこれも想定なのである。(P79より引用)
agree to disagreeという言葉を思い出した。「意見が一致しないことに同意する」という姿勢もまた、対話の大前提かと思う。
ボームがいう「内臓秩序」とは、宇宙のあらゆるものは、他のあらゆるものに影響をもたらし、それらはみな、完全なる全体の一部をなすという考え方だ。現代における分裂の動きは、個人や集団のことを自分とは「違う人(たち)」として考える傾向によって反映され、身勝手なふるまいや戦争を引き起こしているという。
仕事でも社会でも、価値観や世界観の違う人と何らかの協働や交渉をしようというときには不可欠の姿勢だ。賛成できるかできないかはひとまず横におき、相手の考え方や価値観を尊重することから対話が始まるのだと思う。
ワールドカフェにも興味がありました。レビューの評判がいいので、
対話に関する新しい視点を得られるのでは?と期待し、
ネットで、そのまま注文してみました。
毎月、結構な読書をしていますが、この文章の流れを
つかむのは、結構、きつかったです。
理解できたことは、人にはそれぞれ、生きてきた物語による
見解(想定)があるので、対話では、コンフリクトが
起こることもありますが、すぐに感情的になって、境界線を
引いてしまうのでなく、互いの相違点や認識を眺めながら、
共通認識や参加意識を高め、対話することの意味を
感じていくことが、複雑なことが、絡み合っている
現在の問題解決には、欠かせない姿勢になってきている。
ということでしょうか?
対話の場を、どうやってつくっていくことが適切か?
といったノウハウ的なことは、あまり書かれていません。
レビューに、このような意見がなかったので、
バランスを考慮して、書いてみました。
「対話」ということに興味を持たれている方は、
中身を少し見られてから、自分に合う文章か
どうか検討されてみては、いかがでしょうか?
若干大味な構成を感じるが、自己理解に関する指摘は十分に秀逸である。
様々な観点から論じられているが、
やはり、対話の持つ自己理解、自己開示機能の分析が本書の核心だと思った。
決して、対話そのもののノウハウや他者理解が主眼となったものではないので、
その観点からの啓発を期待する方には向かない本かもしれない。
思考というプロセスが、記憶、感情、文化、生育環境等によって歪められており、
対話の初手から、破たんの要素がふんだんに盛り込まれていることは、あまり理解されていない。
(これは本書でも紹介されたクリシュナムルティーの著書にも詳しいので、
関心のある方は、ボームとムルティーの対談集「時間の終焉」を一読されると理解が深まると思われます)
故に対話においては、自己がどのように条件づけられ、どのような想定に立脚しているか知覚することが重要であると指摘する。
記憶や想定に縛り付けられた思考プロセスは、断片的で一貫性がなく、自己破壊的であるからだ。
だからと言って、自らの思考プロセスを排除したり、押さえつけたりすることには否定的である。
思考プロセスをコントロールしようとすること自体が、プロセスの強化につながるからである。
観察される思考と観察する私は、本来別のものではないが、
それを二つに分離、断片化させることが思考の破壊的な在り様であり、
内省や自己改善はそれを永続させる不毛な「パラドックス」と規定する。
思考プロセスからの自由、あるいはパラドックスの終焉をなすのは、
「深遠で真剣な覚識(アウェアネス)」と喝破する。平たく言えば、
無自覚の思考癖に対する注意力と言ってもいいのかもしれない。
他にも興味深い指摘がたくさんあるが、レビューでは全てに触れられそうにはない。
人によっては斬新で、刺激的な考察が盛りだくさんだと思う。
個人的には難解な内容だったし、
訳者の技巧は評価するにしても、読みやすいと言えるほどの訳でもない。
挑戦の気概が必要な本である。
が、本論はじっくり読めば、なるほどです。