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未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ] ハードカバー – 2008/3/18
購入オプションとあわせ買い
気候変動、エネルギー問題、人口増加、テロリズム……
深刻化する世界の難問はビジネスが解決する!
真の「持続可能なグローバル企業」とは、世界の貧困国のクオリティ・オブ・ライフを高め、
後世のために地球の生体系の健全性を守るビジネスを創造し、なおかつ利益を上げる企業である。
21世紀に求められるのは、多くの犠牲を払い少数に富をもたらした産業革命の資本主義ではなく、
経済ピラミッドの底辺に想像を絶する莫大なビジネスチャンスをつくり、既存企業の地位を奪う、
新しいダイナミックなグローバル資本主義である。
人類を持続可能な社会へ導くのは、この世の中で企業しかない!
●「持続可能性」とは、どういうことなのか?
●テロリズムの根源は、「持続不可能な発展」である
●我々は「環境保護」が「企業の利益」につながらないと誤解していた
●「環境保護」を超えた企業戦略とは?
●既存技術を破壊し、明日の技術を育てる有望な場所を探す
●40億人ものBOP(経済ピラミッドの底辺)市場に目を向ければ、まったく気づかなかったビジネスチャンスが見えてくる
各界をリードする著名人が挙って推薦!
アル・ゴア (『不都合な真実』著者、元アメリカ合衆国副大統領)
C・K・プラハラード (『ネクスト・マーケット』『コア・コンピタンス経営』著者)
ムハマド・ユヌス (グラミン銀行創業者、2006年ノーベル平和賞受賞)
クレイトン・クリステンセン (『イノベーションのジレンマ』著者、ハーバード・ビジネススクール経営学教授)
ピーター・センゲ (『最強組織の法則』『出現する未来』著者)
- ISBN-10486276021X
- ISBN-13978-4862760210
- 出版社英治出版
- 発売日2008/3/18
- 言語日本語
- 本の長さ352ページ
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商品の説明
レビュー
高度文明社会と環境汚染、グローバル経済と地域経済、富裕と貧困、民主化と抑圧、平和と紛争、善と悪、私とあなた、誰かと誰か……
この地球上のすべての物事は、互いに複雑に絡み合い、支え合い、影響し合う、「相互依存 (Interdependence)」の上に成り立っています。
近代以来の工業社会がさまざまな問題に直面している今日、私たち自身が「何に依存しているか (What we depend on?)」、
「何に影響を及ぼしているか (What we impact on?)」を自らに問いかけ、考え、行動することが、求められています。
こうした考えのもと英治出版は、資源・エネルギー、貧困、経済開発、自然環境、国際紛争など、
グローバルな視点と取り組みが要される諸問題について、良書の発行を通じて広く問題提起と情報提供を行い、明日への「対話」を促します。
著者について
◆著者:スチュアート・L・ハート (Stuart L. Hart)
持続可能な開発と環境保護に関するビジネス戦略研究の世界的権威。
コーネル大学ジョンソンスクール、サミュエル・C・ジョンソンSustainable Global Enterprise寄附研究部門教授
および経営学教授。ミシガン大学デビッドソン研究所およびオランダのティルブルフ大学の上級研究員でもある。
現職以前は、戦略経営学を教える傍ら、ノースカロライナ大学ケナンフラグラー・ビジネススクールに
CSE(Center for Sustainable Enterprise)を、ミシガン大学にCEMP(Corporate Environmental Management Program)を
創設する。クライアント企業は、デュポン、ヒューレット・パッカード、プロクター&ギャンブル、シェルなど多岐にわたる。
ハーバード・ビジネス・レビュー誌の最優秀論文に贈られるマッキンゼー賞を受賞した1997年の「環境保護のむこうに:
『持続可能性』のための経営戦略」(Beyond Greening: Strategies for a Sustainable World)で、持続可能な企業経営に
向けた動きに先鞭をつける。さらに2002年にC・K・プラハラードと著した先達的な共同論文「ピラミッドの底辺に眠る富」
(The Fortune at the Bottom of the Pyramid)で、開発途上地域の貧困層40億人のニーズに応え、同時に利益を上げるビジネスの
可能性を最初に示す。
◆訳者:石原薫 (いしはら・かおる)
メーカー、ブランドコンサルタント会社、デザインコンサルタント会社勤務を経て翻訳に携わる。
おもな訳書に、『Google 最強のブランド戦略』(ソフトバンククリエイティブ)、『シュガーマンのマーケティング30の法則』
『世界一の「売る!」技術』『私に売れないモノはない!』(以上、フォレスト出版)、『スタイル』(ブックマン社)、
『偉大な、アマチュア科学者たち』(主婦の友社)、『金のつくり方は億万長者に聞け!』(扶桑社)、
『ハーバード・ビジネス・エッセンシャルズ(2)人事力』『同(6)創造力』(以上、講談社)がある。
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2008/3/18)
- 発売日 : 2008/3/18
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 352ページ
- ISBN-10 : 486276021X
- ISBN-13 : 978-4862760210
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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状態が可だったので、あまり期待をしていなかったですが、とても良い状態でした!
また、購入したいと思います!
「グローバル貧困ビジネス」の話と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
この手の話は、昔NHKで放送していた「インドの衝撃」- 貧困層を狙え
という番組で知り、興味関心は持っていました。
「貧困ビジネス」というと、日本では負のイメージがつきまといますが、
こちらは多国籍企業が貧困層相手にビジネスし、しっかり儲けて世界の問題解決し、
持続可能な世界を作りましょうという話。
が、著者は言います。
「グローバル企業は大きくて、複雑で、矛盾に満ちている」だから「番人が必要だ」と。
その番人の役割として、一部の活動家やNGOだけではなく、
ネットでつながった市民社会による監視と承認が必要不可欠であると。
人間の「儲けたい」という欲望に国境はないのかもしれません。
殆どの人はグローバル企業の社員ではありませんし、
よってグローバル貧困ビジネスに直接関わる事はできません。
だから自分には関係ない話と思いがちですが、
番人として誰でも参加はできるという視点は、
意識しておきたいポイントであると感じました。
第2部では環境について述べられており、第5章では発電に触れています。
日本に関して言うと、世界の環境問題を解決できる大事業は原発ビジネスであり、
グローバル展開が国策でした。が、311以降そのモデルが揺らいでいます。
著者は集中発電による送配電そのものを問題視しており、
貧困地域においては分散発電こそメリットがあると提唱しています。
この点に関してはいろんな見方があり、議論が分かれるのでしょうが、
311以前から、ポスト原発を見据えていた著者の提言には先見の明を感じます。
ここは原発問題に揺れる日本人こそ読むべき箇所だと思います。
邦題に「資本主義」とついており、お堅い経済書的印象を持ちやすいですし、
基本的には、研究論文をベースに指南書的に企業人向けに書かれており、
分厚くてとっつきにくそうなビジネス書になってしまっているのが難点です。
が、社会問題に関心を持つ一般市民が読んでも興味関心の持てる内容になっていると思います。
(帯のメッセージをもう少し一般向けにしてもよいのでは?)
企業人に留まらず、グローバル企業の番人として幅広い層に読んでほしいと思います。
やっぱ自国の企業が貧困層に向き合うが必要でしょう。そのためにはアメリカや日本が弱国の関税は認めるという姿勢に成らないといけない。
お金の動きを中心にして企業のみで世界の問題を解決する、少なくとも僕はこれを読んだだけでは困難さを強く感じた。
ただグラミン銀行のような過剰な利益優先で無く、現地の人間が現地感覚をきちっと持って行う活動が正しいでしょう。
世界の貧困を解決するのはグローバリズムよりコミニタリズムだと思う。先進国は現地のコミニティの力をいかに支援できるかを考えるのが王道だと思う。正直プレーヤーとしてのさばり過ぎると現場を見ずに金だけ出している人間がまた搾取の自覚なく、地域を破壊すると思う。金だけ出して現場を見ることが無い人たちの意見を強くするのは極めて危険だ。
本書は英語版の第2版を訳したものだが,英語版では第3版まで出版されている。
まさに、「企業の未来」、「社会の未来」をより良く創り上げるためには,
どのように物事を捉え,そしてどのような事業を展開していけばよいのかが,
描かれている.
特に,多国籍企業の事例が豊富に掲載されており,
多くの日本企業の海外事業担当者の参考となるはず.
BOPビジネスの失敗事例として、ナイキやSCジョンソンの事例なども取り扱われており,
BOPビジネスを推進するうえでの注意点が具体的に描かれている.
また、ゼロからビジネスを創り上げていく手法であるBOPビジネスプロトコルについても
触れられており,その考えはBOPビジネスだけではなく,全てのビジネスの最も重要な要素を
私たちに再認識させてくれる。
本書は「資本主義が どのように環境問題や貧困問題を解決出来るのか」という課題に挑戦した本である。読んだ感想は二点だ。
一点目。本書はBOP=Bottom Of Pyramid=世界の貧困層をビジネスチャンスとして捉える本だ。発想の基本軸としては 貧困層からの収奪ではない点を強く謳う一方 ビジネスとして成り立つことは必要条件だとしている。
その考え方は 非常に微妙な部分も多いと思うが 基本的には正しいと考える。サステイナビリティという言葉がはやっているわけだが 事業として収益が上がらないものは サステイナブルであるわけもなく 早晩立ち行かなくなることは見えている。「損得勘定抜きで」始められたものは 志においては高いものがあるにせよ それが続くことは基本的には難しいからだ。勿論 この発想自体が 資本主義から一歩も出ていない点は認識するが 現実的に考えるとそうではなかろうか。
二点目。上記「微妙な部分」は実は中々難しい。他の方の指摘にもあったが サブプライムは まさに貧困層をターゲットにしたビジネスであった。志としても「家の持てない人に家を」という高邁なものもあったと聞くが 結果としては 非常にグロテスクなものとなったことも確かだ。この危険性に関しては 本書からは有効な処方箋は読み取れない。
結論として 本書を読むことは知的に興奮する体験とはなった。資本主義の枠組みで働いている一員として 考えるヒントになった。
中国の世界の工場役も終盤にさしかかっているようで、工場は他国や企業の本国に戻ったりしている。
右肩上がりの経済はもう望めないと言われる一方で、経済評論家や政治家、企業家は経済成長を望みそれが可能だと思っている。
しかし、これまでのやり方では経済成長は無理だと主婦でさえ思う。
人類が地球で生存していけるかどうかは環境も経済も正しい循環を行えるようになることだと思っていました。
そして、そんな事は不可能に近いのではと希望を持てないのが現状でした。
本書ではビジネスで世界の難問を解決できる方法としてBOPを提唱しています。
さらに環境保全も可能だとか。
BOPという言葉は知りませんでしたが、こういう経済活動を行っていることは知っていました。
でも、これが未来に繋がる経済活動だとは認識できませんでした。
BOPは貧困者の持つ問題をビジネスで解決しようとする取り組みだから、一歩間違えれば搾取に近い商売になり、新たな経済活動にも問題解決にもならない。
ここではBOPを行ううえに、注意しなければならないこともきちんと抑えられていて、考え方の基も理解できる。
実例も挙げられていますが、例が多い分、内容が簡略で実体をしっかり把握しづらい。
一つのプロジェクトを掘り下げて、実際の効果までしっかりレポートされればBOPの有用性がもっと明確になったと思う。
しかし、BOPを取り組めるのは一部の企業であり、著者は私が避けている多国籍企業が動くことを望まれている。
メリットがあってのことだけど、多国籍企業が肥えるだけだと危惧してしまう。
そして、一般人としては世界が変わるのを待つだけしかできないのはもどかしい。
小さな経済活動が世界に繋がり未来を作ることが出来るアイディアも紹介して欲しい。