プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥2,090¥2,090 税込
発送元: Amazon 販売者: Apex-essence
中古品 - 非常に良い
¥835¥835 税込
配送料 ¥350 6月15日-17日にお届け
発送元: Kストア (迅速、丁寧な対応を心がけます) 販売者: Kストア (迅速、丁寧な対応を心がけます)
![Kindleアプリのロゴ画像](https://m.media-amazon.com/images/G/09/kindle/app/kindle-app-logo._CB666561098_.png)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる 単行本 – 2008/8/18
購入オプションとあわせ買い
◆世界はあなたの一歩から変わり始める――よりよい未来を夢見るすべての人に贈る「変革のバイブル」◆
治安、失業、貧困、環境、教育、いじめ・・・世の中には驚くほど多くの問題があります。地球の裏側にも、身近な所にも。衝撃的なニュースや、日常のちょっとした出来事を目にして、心を痛め、「なんとかしたい」と思うこともあるでしょう。しかし、自分に何ができるだろう?――この問いの前に私たちは立ちすくみ、無力感を覚えがちかもしれません。
一方で、世界中のさまざまなところで、「変革」は起こります。変化を起こす「チェンジメーカー」も無数に存在します。それはカリスマ的なリーダーや、社会的・経済的な強い力を持つ人々とは限りません。驚くほどごく普通の人々が、時として世界を大きく変える――本書は、そうした人々の生み出したドラマと、なぜ、どのようにしてそれが可能だったのかを、多分野の学者や研究者による7年余の研究にもとづき、鮮やかに描き出した作品です。
数人のグループの自発的行動が犯罪を激減させた“ボストンの奇跡”、ブラジルでHIV/AIDS感染率を低下させた草の根の人々の行動、いじめを防ぐ共感教育プログラム“ルーツ・オブ・エンパシー”を立ち上げた一人の女性の軌跡、荒廃したスラム街に地域コミュニティを創出させた夫妻、・・・本書に登場するだれもが、自分にできるたった一つの方法で行動を起こし、それが劇的な社会変革――ソーシャルイノベーションを生み出しました。その「変革のプロセス」を、本書は「複雑系」の科学を踏まえながら、かつ分かりやすい言葉で記しています。
世の中の複雑な問題に、絶対確実な、唯一の正解はない。それでも、現に世の中は変わる。――タンポポは風にまかせて綿毛を飛ばし、思いがけない場所で花を咲かせます。一人ひとりの「一歩」もそう。本書は、この世界をよりよいものにしたいと願うすべての「ごく普通の人々」に贈られた、「変革のバイブル」です。
- 本の長さ288ページ
- 言語英語
- 出版社英治出版
- 発売日2008/8/18
- ISBN-104862760368
- ISBN-13978-4862760364
よく一緒に購入されている商品
![誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51YyngP7yVL._AC_UL116_SR116,116_.jpg)
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
著者について
フランシス・ウェストリー
戦略的変革とビジョナリー・リーダーシップの分野で幅広い著書がある。デュポン・カナダのソーシャルイノベーション・シンクタンクを率いる。マギル大学経営大学院を拠点に活動しており、本書の発想の多くはそこで発展した。
ブレンダ・ツィンマーマン
ヨーク大学シューリック・ビジネススクール教授。組織を複雑系の理論に当てはめた研究・執筆活動に携わっている。
マイケル・パットン
フリーの組織開発コンサルタント。プログラム評価の技術と科学に関する著書多数。
訳者
東出顕子
翻訳家。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。翻訳会社勤務を経てフリーに。訳書にシェリー・カーター=スコット『ハートフル・ストーリーズ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2006年)、ロレッタ・シュワルツ=ノーベル『アメリカの毒を食らう人たち』(東洋経済新報社、2008年)など。
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2008/8/18)
- 発売日 : 2008/8/18
- 言語 : 英語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4862760368
- ISBN-13 : 978-4862760364
- Amazon 売れ筋ランキング: - 230,275位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,614位社会一般関連書籍
- - 4,374位社会学概論
- - 46,359位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
コロナ禍まで経たその社会の変わりようはむしろ、本書の立ち位置を明確にしたかのようで、
変化の共通パターンを今様にアレンジして読める本書は「古典」、というか「永久保存版」なのでした。
序文P7
過去200年以上、人間社会は蒸気機関からマイクロチップまで、「もの」をつくるという課題のために、すぐれた創意工夫や技術、組織を発展させてきた。これからは、「変化」をつくるという課題についても、同じくらい熟達しなくてはならない。これは現代人にとって必要な能力だ。(論文をつくる学者さんしかり)
これまで私たちは、世の中の動きを機械にたとえるような見方をし、時計のように規則正しく動くことに
合理的な「意識」を向けさせられてきました、社会や人の「生きている」無意識的な側面を無視して・・。
「複雑系の科学」は世界をありのままに受け入れる。
複雑系の世界は、じっとして動かないどころか、それ自体の論理と生命を持ち、自己保存のために闘う、
まるで生き物のようなものだ。
そうした複雑系の「性質」に対して、すすんで心を開くなら、可能性に満ちた世界を見出すことができる。
私たちは雑種のチームであり、雑種らしい形で活動した。一人ひとりの貴重な経験から生まれたアイディアや洞察、直感を持ち寄り、変革のプロセスについての理論を求め、さまざまな異分野の学問に目を向けた。生物学、生態学、行動心理学、経営学、ネットワーク分析、カオス理論、複雑系の理論、または成功した
イノベーションの様々な事例、例えばボブ・ゲルドフのライブエイド(スティングへの声掛けと賛同)や、
小さなコミュニティの物語を調べ、共通のパターンを探った・・。
すぐれた社会起業家から意見を聞き、生きた経験からヒントを得た。
変革のスタートは今いるところ以外にない。既存のシステムを凝り固まったものにし、変化を妨げている、とても複雑な「相互関係」の力は、変化を促すために利用することもできる力だということだ。
局地的(ローカル)で個人的な活動だと思っていたものが、突然、もっと大きな力と結びつく。
タイミングがピタリと合い、その時がきたことがわかる。
計画したのでもなく、論理的に目標を設定したのでもなく、強くコントロールしたのでもない。
適切な時に適切な場所にいただけなのだ。
などなど、もはや時代精神とも言えるこれらのパターンは、広く一般市民や社会起業家の間で進行中ですが全体を支える論調(複雑系)として、↓最終ページには大地的な自然体が宿っているのでした。
「ソーシャルイノベーションにはあなたが肝心だ。
あなたの使命感や恐れや夢が肝心なのだ。しかし一方で、あなたは問題ではないとも言えるのだ。」
(※変革の基盤になっている人や発想が、種の保存に必要な変化を生み出し続けるだろうという逆説。)
完璧な人間 はいない。完璧なプロジェクトもない。人は完璧さで評価されるものではなく、
自分ができることをするように、思い描く目的地、思い描く理想に向かって探検に出発するように、
天から命じられているにすぎないのだ。P263
現代での広がり方を解説してくれています。
複雑系の知見を元に個人の活動が
如何に社会に影響を与えていくかを
説明しています。
ただし、結論としては
使命を感じたら、
頑張り続けろ
ということでしかないのが
残念です。
自分の期待は、もっと読み物として娯楽色が強く、読み終わった後に感動というか、感化を受ける本だった。
この本はもう少し学術的な感じで、あまり生身の人間の体温を感じさせるような本ではなかった。
大学などで、社会企業とか勉強してると、課題図書になりそうな本だった。
さまざまな成功事例は出ているので、そこは新たな視点、参考事例を手に入れることができたし、有益だった。
この本の特色は、
1,ソーシャルイノベーションが終わった後の事まで触れている。
2,多くの事例からソーシャルイノベーションの共通する流れや要素を述べている。
3,ソーシャルイノベーションを目指す人のための具体的な考え方がわかる。
1,は特に強調したい特色です。
この手の本は成功した時点までしか触れられないことが多いです。
どうやってその成功を成し遂げたのか。までです。
しかし、成功が終わったら、また失敗が来るとこの本では述べています。
そしてその具体例にも触れられていて、
ソーシャルイノベーションに終わりはないと言うことを教えてくれます。
2,の守備範囲は相当広い。
中心メンバーさえいないブラジルのエイズ撲滅キャンペーンについても触れられています。
つまり特定の個人、主人公のいない場合でもイノベーションは起こる。
そしてそれがどうして起きたのかを考察されています。
また、失敗や挫折にも触れていて、それをどう捉えるか。
また当事者たちの行動についても述べられています。
3,はこのようなマクロ的な見方から、
ソーシャルイノベーションへ至る思考を学べます。
ありがちな成功本とは一線を画していると思います。
それが合わない方もいるでしょうが、いい意味で味があると思います。
私はいくつか気になる言葉がありました。
・楽観だけでなく、現実もしっかり見る。
・着地点がわからない事を認めて進める。
・人間関係が生活の質
・複雑(=子育てのような不確実な結果)を認める。
ソーシャルイノベーションを考えている一人として
とても参考になりました。
また、いくつかの事例の話では時折泣きそうになりながら本を読みました。
ブラウン氏のボストン殺人件数減少活動。
ダレール中将のルワンダの悲劇。
ムハンマド・ユヌスのマイクロクレジット。
どれも強烈な話でした。
そして大きな勇気をもらいました。
社会起業や、ソーシャルイノベーションに興味がある方は是非。
豊富な実例を挙げながら成功の"折り返し地点"までのステップを示してくれている。
"ゴール"ではなく"折り返し地点"なのがポイントで、
そもそも社会という複雑系の中で起こす変革には
定量的に判断可能な成功・ゴールというものは存在せず(変革自体が新たな問題を提起するため)、
ただただ多くの試行錯誤の果ての内省と
現状に対する緻密な分析に基づいて行動し、時機を捉え続けていくことが必要と説かれている。社会変革には終わりが無い。
しかし、そのための一歩にはシンプルにまず理想だけがあればいい。
必要なことは行動と結果から学習していけるからだそうだ。
だから、誰でもできる。
社会起業以外にも、何か始めたい、そう思っている方には
この書から多くを学ぶことができる思う。
社会活動に限らず、ますます「複雑化」する昨今のビジネスプロジェクトのマネジメントに対して、従来のMBA的なフレームワークやPMBOKで語られているような定量的なアプローチは徐々に有効に機能しなくなるだろうと予感させてくれます。
本当に大きなコトを興したい、という人、必読!
原題Getting to Maybe(“かもしれない”をめざす)の通り、“かも
しれない”の可能性を信じて、複雑で不確実な世界に入り、その世界
の一部となって、計画的、意図的に行動していく多くの社会起業家を
追います。
「完璧な人間はいない。完璧なプロジェクトもない。人は完璧さで評
価されるものではなく、自分ができることをするように、思い描く目
的地、思い描く理想に向かって探検するように、天から命じられるに
すぎないのだ。」
この文が明示するように、本書は、冷静な第三者による解説書ではなく、
ソーシャルイノベーションの流れをより広げたいと考える当事者によ
る啓蒙書です。なので、どの起業家も個人的なインセンティブは持た
ない聖人として描かれているし、文章もかなり情緒的な感じがします。
しかし、著者がインサイダーだからこそのメリットもあります。「変
化が起きるためには、社会起業家だけでは不十分」「現実を容赦なく
直視することが、ビジョン達成に至る道である」等、ソーシャルイノ
ベーションの肝を教えてくれます。ライブエイド、ボストンの奇跡、
グラミン銀行。有名なものを含めて、事例の紹介も豊富です。
ソーシャルイノベーションの世界を俯瞰できる本です。
一人の人間だけではなく、さまざまな条件、環境が奇跡のように波長をあわせたとき、変革は起こる。でも、それは神秘主義やただの偶然でもなく、調査や訓練や試行の賜物。自分自身が実は自分が変えたいと思っている世界やシステムの一部であること。世界を変えるにはまず自分が変わること。強力な他者は強い敵であると同時に味方にもなる。だから反権力とか反体制とか、そういったシンプルな話ではありません。もーっと根本的なところで、自分の考え方を変える、変われることを説いています。(自分が仮に進歩的な人間だと思っていたとしてもです。いや、だからこそかな)
とにかくとっても面白い本でした。静かに熱くドキドキしました。きっと、これから何度でも読み返すことになるんじゃないかな。ソーシャルイノベーションをやりたいと思っていなくても、複雑な現代を生きるための実践手引書として、参考になることてんこ盛りです。