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働きながら、社会を変える。――ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む 単行本(ソフトカバー) – 2011/11/8
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いまの仕事だけで満足できる?
外資系金融機関で働いていた26歳の著者は、ある出来事をきっかけに、同世代の仲間を募って風変わりな組織を立ち上げる。目的は、みんなの空き時間を集めて貧困をなくすこと。 取り組むテーマに選んだのは、児童養護施設を通じて知った、日本社会を蝕む「子どもの貧困」問題だった――
リアルな体験を踏まえて身近に潜む「機会の不平等」を明らかにし、一人ひとりにできることを問う一冊。世の中は、一人の英雄によってではなく、みんなが少しずつ変わることで変化する。
※この本から得られた印税収入については、税金を除いた全額が児童養護施設「筑波愛児園」に寄付されます。
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2011/11/8
- 寸法13 x 1.9 x 18.8 cm
- ISBN-104862760910
- ISBN-13978-4862760913
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商品の説明
著者について
慎泰俊(しん・てじゅん)
モルガン・スタンレー・キャピタルを経て、現在はプライベート・エクイティ・ファンドにて投資プロフェッショナルとして働く。その傍ら、NPO法人Living in Peaceの代表理事を務める。朝鮮大学校および早稲田大学大学院修了。
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2011/11/8)
- 発売日 : 2011/11/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 264ページ
- ISBN-10 : 4862760910
- ISBN-13 : 978-4862760913
- 寸法 : 13 x 1.9 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 357,251位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 45,894位社会・政治 (本)
- - 66,986位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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著者は、ビジネスマンとしてパートタイムで社会貢献することを体現されています。特にこの書籍では、児童養護施設での活動を書かれています。実際に足を運び、何を感じ、どのような課題を捉え、それらを解決するためにどのように活動を行ってきたかが詳しく書かれています。
そして、私たち個人がパートタイムで社会貢献する意義や方法、留意すべきことなども書かれています。とても参考になりましたし。心が動きました。
これからも、慎泰俊さんを追っていこうと思います。
著者は金融関係に勤めており、児童養護施設で子供の貧困に出会った。
初めはその中の職員としてやボランティアとしての貢献を考えるが、自分が養ってきて、その施設の人々は持ち合わせていなかった専門知識を活かす事にたどり着く。
スタッフの中の1人としての貢献よりも、彼のスキルならではの貢献の方が、職員にも子供達にも、彼にも実り多いものになっている。
生きていく為には稼がねばならない。そこで何らかのスキルを身につけたりするが、仕事としてはいろいろな縛りがありしばしば自分の思いとは違う選択を迫られる。
しかしそこから生活費を得ている訳ではない事柄の場合には、採算や利益という尺度は大前提では無い(ことが多い)。自分の思いや信条で選びやすい。
そういうものがこれから増えていく可能性を感じる。
理解を深めようと思って読みました。
【概要】
著者・慎泰俊が代表を務めるNPO法人Living in Peace(LIP)の活動の着眼点を紹介する。
活動分野は①途上国の子どもを支援するためのマイクロファイナンス、②日本の子どもの貧困。
本書では、特に②に関して日本の児童養護施設の現状紹介に多くの紙面が割かれている。
本書のもう一つの柱として、パートタイム活動というLIPの特徴的な活動方法の紹介がある。
【感想】
・著者が金融マン出身というバックグラウンドを持っているから、社会起業活動が数字の面からも説明されていたのが良かった。
・児童養護施設の現状を知ることができたのも収穫だった。子どもが大変な状況にあることは勿論だが、児童指導員として働く人々の待遇も重要そう。子どもの貧困に注目が集まる中で児童指導員の待遇改善にも注目が集まるよ良いのだけど…。
・社会起業運営はやはり難しそう。本文中で国から補助金をもらえるように資金集めをするという話が載っていた。これは既存のルールの中で強かに生き抜く方法であるとは思う。一部の団体はこうした方法で生き抜けるかもしれないが、本当に「社会を変え」ようとするのなら、これを他の釈迦企業的団体に波及させていくのは無理があるのではないか。日本は財政難を抱えており、団体への補助金を出すと当然この財政難に拍車がかかる方向にアクセルがかかる。多くの団体がこうしたお上頼みの方向に動いてしまうと、そもそも補助金廃止にもつながりそう。権利主張は重要な手段ではあるが、それだけに頼らず、団体が自活していく手段を模索しないと長期的、広域的な変化は難しいと思う。
こうした問題には、公共や行政だけでは稼げるようにはならず、他の分野と結び付けるなどしてビジネスとして収益化するのが活路のように思う。
・パートタイムでNPO活動をするという発想が興味深かった。NPOで活動することに憧れはあっても、収入が低い、仕事を辞めてNPOだけではリスクがでかいなど不安要素は大きい。こうした難しさもあるNPO活動への敷居を低くする点でパートタイムという発想は今後NPOなど社会起業的活動が広がるのに重要…かも。
という話題はよく耳にするのですが、
実際に接したことがなかったのです。
この本を通じて、本当にきちんと活動している人たちがいるのだと、
よくわかりました。
著者は1981年生まれ、在日コリアンで、
現在の本業はファンド業界で働く投資のプロ。
そんな著者が本業を持ちながら、パートタイム事業で、
機会の平等、貧困の削減を目指したNPOを立ち上げて、
社会をよくしていこうと思い立つ話です。
まずは勉強会を始めていくうちに、児童福祉施設の恵まれない現状に接して、
それをよくすべく机上で理論を構築していくのですが、
埒があかないことに気づき、1週間施設内に住み込みをします。
その現場での体験を自分になりに分析し、アクションプランを発案します。
その一つが資金調達のプロジェクト。
例えば児童福祉施設建設費のうち、
約6〜7割は国の補助金を受けることができるので、
1億2000万円の元手があれば、4億円の施設が建設可能。
そのくらいの施設規模であれば、
毎年4人の児童指導員、保育士の雇用補助、
約2000万円が出るということです。
また最初の1億2000万円も、
福祉医療機構から満期20年、無利子借入が可能なのです。
それを返済するため、たとえば1億2000万円÷20年=600万円/年なので、
毎月1000円ずつの寄付をしてくれる人が500人集まれば、
可能な計画ということになります。
そして浅く広く公募することで、社会の認知も高まるという仕組みなのです。
そしてもう一つがキャリア教育。
将来の進路や不安を軽減させるために、
社会人による職場や社会についての教育を施していくということです。
社会貢献をしたい、あるいは自分の存在意義を高めたいということで、
「勉強会」という名のものと、飲み会で終わってしまっている方々も多いと思います。
なにもしないより、一歩踏み出すのはいいことですが、
この本を読んでみて、「行動」するとはなにかを、
いま一度問い直してみてもいいのではないでしょうか。
あるいは、手っとり早く、かれらの公式HP、
NPO法人Living in Peace : [...]
を覗いてみるのもいいと思います。
を読んで
著者は私と同じ30歳でこの本を書いた。
金融で一流になりたい、と一緒に働きながら社会を変えたいと。
私も同じ思いだ。しかし、時間や場所の制約を理由に実行にうつせない、うつしていない。
私は月三週間の出張で家や地域を離れ、働いている。
しかし、このように転勤ではなく、長期の出張者であっても社会を変えたいと思う人は多いはずだ。
自分のこのような立場であっても、本業以外で社会に貢献している実感、じしんを成長させたいと思っている人達と何かできればいいと思えた本であった。
私も子どもの貧困に興味を持ち、この本を読みました。
本の最後には具体的に行うアクションが示されており、著者が心から社会を変えたいと考えているのが伝わってきました。
ビジネスマンの住む世界と、児童養護施設に代表される貧困の世界の間には、とても深い断絶がある。
慎は両方の世界をよく知っている数少ない人物で、「あちら側」を知らない読者のために、最高のツアーガイドをしてくれている。
そして読者は、日本にはないと思っていた貧困が、明らかに存在していることに気づかされてしまう。
しかしこの本のメッセージはあくまで前向きで、私たちひとりひとりのほんの少しの行動の変化で、状況を大きく改善できるはずだという。
そして、行動を起こす小さな勇気に火をつけるのは、この本を読んだ後ならば、そんなに難しくはないとおもう。
まず、この本を手に取ってみてほしい。