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チベットの祈り、中国の揺らぎ――世界が直面する「人道」と「経済」の衝突 単行本(ソフトカバー) – 2011/10/25

4.5 5つ星のうち4.5 6個の評価

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驚異的な成長を続ける二十一世紀の大国。
だがその繁栄の陰には、置き去りにされた大勢の人々がいる。

深刻化するチベット問題、多発する暴動、広がる経済格差と社会不安……
この不穏な大陸の将来を読み解くため、著者は危険を冒して取材に乗り出した。
苦境にあるチベットの人々、世界を味方につけて中国と闘うダライ・ラマ十四世、
草の根のリーダー、中国の一般民衆、共産党とチベットをつなぐ一人の女性、
各国の支援者など、多くの人々の話から浮かび上がってくる中国社会の実相。
そこには一国の領域を超えた、全人類にとっての課題が見え隠れする――。
鋭利かつ包括的な視点で中国とチベットの現実を描き、
この時代を生きる我々一人ひとりの姿勢を問う本格ノンフィクション。

商品の説明

著者について

ティム・ジョンソン(Tim Johnson)
ジャーナリスト。過去20年にわたり、『マイアミ・ヘラルド』、ナイトリダー・ニュースペーパーズ、マクラッチー・ニュースペーパーズの外国特派員として活躍。ナイトリダーとマクラッチーでは北京支局長を計6年間務めた。現職はマクラッチーのメキシコ支局長。

辻仁子(つじ・さとこ)
愛知県生まれ。京都大学総合人間学部卒業。IT企業勤務を経て、現在翻訳業。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 英治出版 (2011/10/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/10/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 432ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4862761151
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4862761156
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 6個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年12月9日に日本でレビュー済み
日本語で読めるチベット関連本は、「チベットが可哀相!中国ってひどい国!」というチベット人への同情が前面で出た本が多い。その理由は書き手も読み手もチベットサポーターであり、善良で非暴力的なダライラマ法王が象徴するチベットに対する感情的な思い入れが強いためだ。

本書のメインテーマはチベットの命運なのだが、それを浮き彫りにするため全体の6割は中国の政治と社会と国際政治の現実の考察に充てられている。「ダライ・ラマ法王によって有名になったものの、チベット人は国を持たない世界の多くの少数民族の1つに過ぎず」、「中国がチベット人に行っている文化の虐殺は、アメリカが19世紀までにインディアンにしたことと基本的に同じ」といいうのは筆者の言う通りだ。

この本は、現代のチベットを巡る複雑な状況を包括的に、偏りなく、複層的に解説する本があったら。。。。というニーズに応える本だ。著者はアメリカ人のジャーナリストなのだが、6年間、北京に駐在し、中国の政治経済を熟知した上で、この本を書くためにチベット本土を含む中国各地やアメリカを取材旅行している。直接取材した人は本書に実名で登場する有名人だけでも、ダライ・ラマをはじめ、カルマパ、ツェリン・オーセルやパンチェン・ラマ10世の娘、チベット亡命政権の現主席大臣のロブサン・センゲ、ウィグルの母ラディア・カーディルなど。それ以外に、チベットを支援するアメリカの州議会の議員たち、青海省に住むチベット人の若者、モンゴルの人権運動家、在米チベット人など、さまざまな立場の人々が数限りなく本書に登場する。

世界中を回って書いた本だから圧倒的に情報量が多い。英語圏のジャーナリストの行動力とテーマに賭ける情熱はすごい。本書に出てくる「チベットのプリンセス(北京に住むパンチェン・ラマ10世の娘)」の存在や、「シュグデンとダライ・ラマの対立」の詳細などは、日本語情報では知ることができない。とても興味深かった。

筆者は基本的にチベット人に同情的でダライ・ラマ法王を擁護するが、感傷的なチベットびいきではなく、嫌中には走らない。8割は押し付けがましくない客観事実の描写に徹して、残りの2割でさらっと感想を加えるジャーナリスティックなスタイルだ。北京、ダラムサラ、青海省同仁、サクラメント、四川省色達県、福建省福州などの各地を取材旅行して得た情報と分析が、章毎のテーマに沿って展開される。アメリカから見た中国、中国から見たダラムサラ、ダラムサラから見たチベット本土。。。。鏡の国に迷い込んだような物語の展開に、まるで読者は良質のオムニバス映画を見ているような感覚に囚われる。

アメリカ人や日本人が買うクリスマス・プレゼントはどれも殆ど中国製。「米ウォルマートは製品の約70パーセントを中国から輸入し、2008年の同社の中国からの輸入額は、インドやロシアの輸入額を上回る」という現状から見れば、結局、人々はダライ・ラマを尊敬するかもしれないが、「やはり働くなら稼げる仕事がいいし、買うなら安い中国製品がいい」ということになる。中国との関係を壊してまでチベットを支援しないというのが国際社会の現実だ。本書の結論は、「必ず中国の体制は崩壊して、自由なチベットが実現する」でもなく、「中国と同化してチベットの文化は徐々に消滅に向かう」でもないが筆者のトーンはどちらかというと悲観的であり、それが本書の英語の原題につながっている。

英語の原題(「深紅に染まった悲劇−−ダライ・ラマはいかに世界を征服し、そして中国の戦いに負けたか(Tragedy in Crimson--How the Dalai Lama Conquered the World but Lost the Battle with China)」)と比べて邦題は良くない。誤植も散見するものの翻訳は読み易い。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年1月19日に日本でレビュー済み
まるでドキュメント番組を見ているかのごとく
文章がわかりやすかったです。

文章が的確・公平で読みやすいため、
読解力がよわいタイプの人間(私です)でも、
歴史背景、登場する人々の心情の様子が手に取る様に見えました。
(著者さん翻訳者さん共の力でしょう)

なにより
ダライ・ラマを取り巻く話の部分が本当によくて、
まるでここにダライ・ラマ14世がいるかの様な温かい気持ちになりました。

ただ、本当にチベットを取り巻く環境はせつないもので、
日本の人々にもっともっと知ってもらいたいです。

これはお勧めします。質の良い本です。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月22日に日本でレビュー済み
人道と経済成長は天秤にかけられなければならないものなのだろうか?本書はチベット問題に焦点をあてているものの、現在、世界が抱える社会システムの問題を浮き彫りにしている。原題 (TRAGEDY IN CRIMSON How the Dalai Lama Conquered the World but Lost the Battle with China) は、邦題と比べて過激なタイトル。著者のその情熱と問題提議が、膨大な情報量と供にストレートに表現されている。

特に興味を引かれたのは「亡命チベット人の抱えるジレンマ」について。ダライラマが、自分たちの運命は自分たちで動かすよう市民に働きかける一方で、ダライラマを崇拝するあまり「まつりごとは聖なる法王様の御技。普通の人間の分際でできるものか」という意識を持つ市民。背景は全く違えど、日本人が政治に対してより主体的になっていくためのヒントがここにある気がした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月13日に日本でレビュー済み
 中国とチベットの関係について、正直十分な知識もなく、そこまで関心も持っていなかった。だが、自分と同じように無関心な人にこそ本書を読んで欲しいと思う。本書では、中国とチベットの問題の根深さ、チベットの人々の生活、ダライ・ラマというリーダーの存在など、ニュースを見ているだけでは伝わらないことまで描かれている。立場は様々かもしれないが、悲惨な状況の改善に少しでもつながるように、すべての人が関心を持つべき問題だと感じた。
 中国に滞在し実際にチベットも訪れた著者のドキュメンタリーの中には、急激な経済成長を遂げる中国の抱えるデリケートな問題が数多く記されている。チベットをはじめとする名ばかりの「自治区」の人々や、異常なまでの情報統制など、経済成長を優先させるために犠牲にされるものが多くある。タイトルにもあるように、この「人道」と「経済」とのジレンマは、中国に限らず世界中の国々が抱えている問題だろう。本書にあるダライ・ラマの「ダライ・ラマ14世の寿命は、中国共産党の寿命よりちょっとだけ長いような気がするのです。」という言葉も非常に興味深い。これからの生き方を考える上でもぜひ読んでおくべき本だと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月8日に日本でレビュー済み
レビューがないのは、テーマがテーマだけに、表現方法が難しいというのが率直な感想だ。世界経済が中国を中心に動くようになってから、なんと「中国」を題材にした書籍が多いことか、そのなかでもセンセーショナルなテーマが「中国」と「チベット」。経済も政治も、急成長し注目されると必ずといっていいほど、「負」の面が取り上げられる、また「人道」という面も取り上げられている。この「負」の面を解決し、真の一等国、世界をリードする国になるのか、その課題を正面から取り組んだ逸書ではないか。著者でなければ描けなかったデリケートな面まで踏み込んでいる。「国を失うこと、心を失うこと。」このフレーズ、中国だけではない、世界の国でも当てはまりそうなところがありそう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年11月9日に日本でレビュー済み
中国に飲み込まれたチベット。ほとんどの日本人はあまり意識していない事柄かもしれません。少し前の私もこの問題には関心がありませんでした。しかし、ある事件がきっかけで、いまの中国に興味を持ちチベットの問題を知りました。私がこの本を読もうと思った理由がそれです。実際の本の内容に読んでみますと。中国共産党がいかに巧妙にチベットを始めとする少数民族を支配しているかが窺えます。また本書ではダライ・ラマ氏に関する記述がかなりの部分を占めます。本書によるとダライ・ラマ氏はチベットの人々だけでなく中国の人々に対しても慈愛をもって接するとのこと。尊敬に値しますが、自分には不可能なことと感じました。また、チベット問題は経済・領土・資源だけの問題ではなく、宗教・文化・民族のが重要な要因となっています。ダライ・ラマ氏の後継者の選出にも中国共産党が大きな圧力をかけていることを本書は述べていますが、チベットの将来が心配になります。最後に中国との関係を深めている日本の現状を考えると、本書の内容は多くの人に知ってもらいたいと感じました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート