新聞の広告に惹かれて購入。全編地味なコーヒーゼリーを取材したこだわりの紹介本です。
読んでいると、なぜか癒されます。東京、大阪、京都といった都会の喫茶店で作っているコーヒーゼリーの紹介が多いですが、なるほど店主のこだわりが店によって違い、いろんな店に行きたくなりました。ちいさな器の中にいろんなテイストが隠されていそうで想像が広がります。
長い休みにクーラーの効いた部屋で、じっくり読みたくなる本です。

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コーヒーゼリーの時間 単行本(ソフトカバー) – 2015/6/24
木村 衣有子
(著)
本邦初!コーヒーゼリーのおいしい関東・関西の厳選店を紹介し、その魅力に迫った一冊。
歴史やこぼれ話などのコラムも充実。
歴史やこぼれ話などのコラムも充実。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社産業編集センター
- 発売日2015/6/24
- 寸法13 x 1.5 x 18.9 cm
- ISBN-104863111169
- ISBN-13978-4863111165
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商品の説明
出版社からのコメント
コーヒーゼリーのおいしい関東・関西の厳選店を紹介し、その魅力に迫る。
『dancyu』編集長をして「あぁ、悔しい。こんな素敵な企画、dancyuでやりたかった!」と言わしめた、
本邦初のコーヒーゼリー本。
喫茶、カフェ本の第一人者として人気の高い著者が、レシピ開発者や店主のコーヒーゼリーへの思いを
書き下ろした読み応えある一冊。
『dancyu』編集長をして「あぁ、悔しい。こんな素敵な企画、dancyuでやりたかった!」と言わしめた、
本邦初のコーヒーゼリー本。
喫茶、カフェ本の第一人者として人気の高い著者が、レシピ開発者や店主のコーヒーゼリーへの思いを
書き下ろした読み応えある一冊。
著者について
木村衣有子(きむら・ゆうこ)
文筆家。1975年、栃木生まれ。立命館大学社会学部卒。コーヒーと酒器、クラフトとプロ野球を愛す。
〔主な著書〕『京都カフェ案内』(平凡社)、『銀座ウエストのひみつ』『大阪のぞき』(京阪神エルマガジン社)
〔ミニコミ〕『のんべえ春秋』1~4号
文筆家。1975年、栃木生まれ。立命館大学社会学部卒。コーヒーと酒器、クラフトとプロ野球を愛す。
〔主な著書〕『京都カフェ案内』(平凡社)、『銀座ウエストのひみつ』『大阪のぞき』(京阪神エルマガジン社)
〔ミニコミ〕『のんべえ春秋』1~4号
登録情報
- 出版社 : 産業編集センター (2015/6/24)
- 発売日 : 2015/6/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 184ページ
- ISBN-10 : 4863111169
- ISBN-13 : 978-4863111165
- 寸法 : 13 x 1.5 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 92,622位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 85位レストランガイド
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で借りて読んで面白かったので購入しました。いつかここに登場するお店に行って色々なコーヒーゼリーを食べてみたいです
2015年7月3日に日本でレビュー済み
誰もが知っているのにメジャー扱いされないデザート、コーヒーゼリーを更に硬派に紹介した本です。
内容は、ゼリー専門店(1店)、コーヒー店の、焙煎から始まるコーヒーゼリー(8店)、喫茶店(7店)、洋菓子店(3店)、そしてコーヒーゼリーの器メーカー(1店)の合計20店。
もちろん各店のコーヒーゼリーの写真も載っていますが、グルメガイド記者ではなく物書きの方が書いただけあって、本書は文字が中心です。
それでは折角のデザート本なのに華やかさがないのかと言えば、そのようなことは全くありません。
そこには著者が感じた感覚と、店の拘りが綴られています。
「数は増やさずに丁寧に作るということを目的にしておりますので。」
「コーヒーゼリーに限らず、基本的にはコーヒーというものはそもそもなにも添付しなくともおいしく召し上がっていただけるものだと我々は考えています。」
「苦みがあるほうが、濃くてパンチのあるほうがいいでしょ。」
「通常、ゼリーのデザートにはゼラチンを使うんですけど、アガーという海藻が主成分のものにしました。さらっとしていて、のどごしがいい。」
こんな店主の言葉に味を想像する楽しみがこの本にはあります。
そして著者自らが撮影したコーヒーゼリーの写真も、今テーブルに提供されたそのままを撮影しているので味のイメージ作りに一役買う存在として、だけど強く主張することなく掲載されています。
この本の楽しみ方としてはどんどん読み進めるのではなく、ひとつひとつの味を想像して味わい、その味が舌から完全に消えるまでは次の店を読むのをグッと我慢したほうがいいでしょう。
内容は、ゼリー専門店(1店)、コーヒー店の、焙煎から始まるコーヒーゼリー(8店)、喫茶店(7店)、洋菓子店(3店)、そしてコーヒーゼリーの器メーカー(1店)の合計20店。
もちろん各店のコーヒーゼリーの写真も載っていますが、グルメガイド記者ではなく物書きの方が書いただけあって、本書は文字が中心です。
それでは折角のデザート本なのに華やかさがないのかと言えば、そのようなことは全くありません。
そこには著者が感じた感覚と、店の拘りが綴られています。
「数は増やさずに丁寧に作るということを目的にしておりますので。」
「コーヒーゼリーに限らず、基本的にはコーヒーというものはそもそもなにも添付しなくともおいしく召し上がっていただけるものだと我々は考えています。」
「苦みがあるほうが、濃くてパンチのあるほうがいいでしょ。」
「通常、ゼリーのデザートにはゼラチンを使うんですけど、アガーという海藻が主成分のものにしました。さらっとしていて、のどごしがいい。」
こんな店主の言葉に味を想像する楽しみがこの本にはあります。
そして著者自らが撮影したコーヒーゼリーの写真も、今テーブルに提供されたそのままを撮影しているので味のイメージ作りに一役買う存在として、だけど強く主張することなく掲載されています。
この本の楽しみ方としてはどんどん読み進めるのではなく、ひとつひとつの味を想像して味わい、その味が舌から完全に消えるまでは次の店を読むのをグッと我慢したほうがいいでしょう。
2015年6月29日に日本でレビュー済み
かき氷やパフェなど最近グルメ本がどんどんマニアック
になっています。そして、この本はなんと1冊まるごと
コーヒーゼリーです。こりゃまたすごい。関東・関西を
中心においしい&特徴のあるコーヒーゼリーを提供する
店を紹介しています。最近、コーヒーのうんちく本が出
版ラッシュですが、コーヒーゼリーに特化した本っての
はかなり斬新です。
個人的にはコーヒーより紅茶派。そして「よし、今日は
コーヒーゼリー食べに行くぞ!」という気持ちになった
ことは生まれてから一度もありません。著者も書いてい
ますが、店のこだわりが満載のコーヒーに比べるとコー
ヒーゼリーは地味で店の思い入れもやや薄い場合も。
ですが、読んでみると世の中には結構個性的なゼリーを
提供している店も多いのがわかりました。紹介されてい
るものでは冒頭の独特なスタイルの「ゼリーのイエ」
(福島・いわき)、トッピングのマスカットが美しい東
京・銀座「銀座ウエスト」のゼリーを試してみたいと思
いました。ちなみに著者が写真も撮影しています。
各店舗ごとに紹介するスタイルで構成。その店がどんな
コーヒー豆を使いどのような作り方をしているのか、ま
た容器やスプーンなどにどんなこだわりがあるのかなど
をかなり詳しく書いています。あまりコーヒー、まして
やコーヒーゼリーに思い入れがない読者の場合いまいち
乗って読めないかもしれません。どちらかというと、売
りになるようなすごいコーヒーゼリーを開発したい(そ
んな店があるのかどうかわかりませんが……)ようなカ
フェ・喫茶店関係者のほうが参考になる本だと思いまし
た。
後半にはコーヒーゼリーに関連するコラムも掲載。最後
の取材対象者に聞いた「コーヒーゼリーの隣にふさわし
い飲み物はなんでしょう?」という問いに対しての回答
でもコーヒーという答えが多いのが面白い。この本に掲
載されていないようなさらに思い入れがない店だともっ
と回答に困る質問なんだろうな、と思いました。
とにかく、マニアックかつニッチなカテゴリーなので読む人も選びそうです。次はどんなマニアックグルメ本が世の中に登場するのか楽しみです。
になっています。そして、この本はなんと1冊まるごと
コーヒーゼリーです。こりゃまたすごい。関東・関西を
中心においしい&特徴のあるコーヒーゼリーを提供する
店を紹介しています。最近、コーヒーのうんちく本が出
版ラッシュですが、コーヒーゼリーに特化した本っての
はかなり斬新です。
個人的にはコーヒーより紅茶派。そして「よし、今日は
コーヒーゼリー食べに行くぞ!」という気持ちになった
ことは生まれてから一度もありません。著者も書いてい
ますが、店のこだわりが満載のコーヒーに比べるとコー
ヒーゼリーは地味で店の思い入れもやや薄い場合も。
ですが、読んでみると世の中には結構個性的なゼリーを
提供している店も多いのがわかりました。紹介されてい
るものでは冒頭の独特なスタイルの「ゼリーのイエ」
(福島・いわき)、トッピングのマスカットが美しい東
京・銀座「銀座ウエスト」のゼリーを試してみたいと思
いました。ちなみに著者が写真も撮影しています。
各店舗ごとに紹介するスタイルで構成。その店がどんな
コーヒー豆を使いどのような作り方をしているのか、ま
た容器やスプーンなどにどんなこだわりがあるのかなど
をかなり詳しく書いています。あまりコーヒー、まして
やコーヒーゼリーに思い入れがない読者の場合いまいち
乗って読めないかもしれません。どちらかというと、売
りになるようなすごいコーヒーゼリーを開発したい(そ
んな店があるのかどうかわかりませんが……)ようなカ
フェ・喫茶店関係者のほうが参考になる本だと思いまし
た。
後半にはコーヒーゼリーに関連するコラムも掲載。最後
の取材対象者に聞いた「コーヒーゼリーの隣にふさわし
い飲み物はなんでしょう?」という問いに対しての回答
でもコーヒーという答えが多いのが面白い。この本に掲
載されていないようなさらに思い入れがない店だともっ
と回答に困る質問なんだろうな、と思いました。
とにかく、マニアックかつニッチなカテゴリーなので読む人も選びそうです。次はどんなマニアックグルメ本が世の中に登場するのか楽しみです。