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バットマン:ロング・ハロウィーン #1 単行本(ソフトカバー) – 2009/3/30
バットマン史上に残る名作『バットマン:イヤーワン』の続編にして、屈指のミステリー大作!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社ヴィレッジブックス
- 発売日2009/3/30
- ISBN-104863320582
- ISBN-13978-4863320581
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出版社より
ノーラン版、リーヴス版と近年のバットマン映画化作品に多大な影響を与えたコミックの決定版
「バットマンの映画を作る人間は必ず訊かれた事があるはずだ、「どのコミックを参考にしたんですか? これですか、あれですか?」ってね。
答えは“全部”さ。あらゆる作品に目を通すに越した事はない。でも、私に監督就任を決心させたのは…バットマンの映画的ポテンシャルを確信させた作品はただ一つ、そう『ロング・ハロウィーン』だけだ」
「一級のクライムストーリーだよ。ジェフ・ローブは、バットマンユニバースならではの突飛な要素を基に、極めてリアルな世界を創り上げた。
脇役の一人一人までがリアルな人生を生き、リアルな感情を宿している。彼らの行動が引き起こす結果にしても、実にリアルで納得できるものだ。
このリアルさはきっと読者を驚かせたと思う。『ロング・ハロウィーン』は、もはやコミックブック以上の存在だ。犯罪にまつわる叙事詩なんだよ」(クリストファー・ノーラン/本文収録インタビューより)
ゴッサムシティを舞台に、紙とインクで描かれた上質な“フィルムノワール”
本作『ロング・ハロウィーン』は、1986年に発表されたフランク・ミラー作/デビッド・マツケリー画『バットマン:イヤーワン』の設定を継承し、その翌年である2年目のバットマンを描いた作品である。
ライター、ジェフ・ローブと、アーティスト、ティム・セイルのコンビに制作を打診したのはDCコミックスの名編集者アーチー・グッドウィン。
1995年夏、アーチーは二人に、「フィルムノワールを描いてみないか」と声をかけたという。
名作『イヤーワン』は、バットマンのオリジンをハードボイルドタッチで語り直し、バットマン/ブルース・ウェインというキャラクターのみならず、ジム・ゴードン警部補やゴッサム市警、そして何よりゴッサムシティという都市のイメージに、深い陰影とリアリティを与えた。
だが後続作品のほぼ全てが『イヤーワン』の影響を受けていると言っても過言ではない状況を作り出した作品であるにも関わらず、『イヤーワン』の作中に登場したキャラクター/設定の中で、あまり触れられずに来たのがファルコーネとマロー二を代表とするゴッサム・ギャング達だ。
アーチーは、ジョーカーやリドラーといったいわゆるスーパーヴィランではない、彼らギャング達に主眼を置いた作品を作ってみてはどうか、と提案したのだった。
DCでの仕事は一段落したと思っていたローブとセイルの二人が、この魅力的な提案を受けたのは言うまでもなかった。
魅力的なアート、ゴッサムヴィランも集結するケレン味たっぷりのストーリー
物語は、金と暴力でゴッサムを支配する暗黒街の帝王、カーマイン・ファルコーネの打倒を目指し、三人の男が協力体制を作るところから始まる。
ゴッサム市警のジム・ゴードン警部補、
クライムファイター、バットマン、
そして気鋭の地方検事、ハービー・デント。
犯罪を一掃し、ゴッサムシティに平和をもたらそうと誓う三人。
だがハロウィーンの日を皮切りに、祝日のたびファルコーネ一家の関係者が狙われる連続殺人事件が発生、三人はギャングとの暗闘の傍ら、連続殺人鬼をも追う事となったが……
祝日のたびに誰かが殺される――
毎回現場に残されるのは、銃床にテープを巻かれ、製造番号が削り取られた22口径の拳銃と、サイレンサー代わりに使われる哺乳瓶の吸い口。
「ホリデイ」と名付けられたこの殺人鬼の犯行を追うのは、市警やバットマンだけでは無かった。
「この街に連続殺人鬼は一人でいい」と嘯くジョーカーのみならず、ゴッサムのスーパーヴィラン達もまた、この風変わりな殺人者に興味をそそられていたのだった……
果たして犯人は一体誰なのか。
混沌と猜疑心の渦巻くゴッサムシティで、信じるべきものとは――
商品の説明
出版社からのコメント
あらゆる権力を腐敗させ私腹を肥やしてきた組織犯罪のボス達にとって、買収など及びもつかないクライムファイター、バットマンの登場は、予想だにしない脅威だった。
“スーパー"ヒーローの誕生で変わり行くゴッサム。
しかしその一方では、バットマンの登場に応えるかのように、新たな種類の悪がゴッサムに跋扈し始めたのである。
ハロウィーンの夜に始まった謎の連続殺人事件。
真相を暴かんと共に立ち上がったバットマン、ゴッサム市警の警部ジェームズ・ゴードン、地方検事ハービー・デントの三人は、深まり行くゴッサムの、そして己の闇に何を見るのか?
本作は世界的な大ヒットを記録した話題作『ダークナイト』の監督であるクリストファー・ノーランに映画化を決心させた一冊であり、2022年公開の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』にも大きなインスピレーションを与えたという。バットマンのコミック史のみならず、映像化においても重要作品のひとつとなっている。
収録:
BATMAN:THE LONG HALLOWEEN #1-7
登録情報
- 出版社 : ヴィレッジブックス (2009/3/30)
- 発売日 : 2009/3/30
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4863320582
- ISBN-13 : 978-4863320581
- Amazon 売れ筋ランキング: - 257,165位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 159,742位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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(個人的には、スーパービランが沢山でてくると、やや引きますが。)
オチは、早い段階で分かってしましますが、
それでも、全体的に推理物っぽい雰囲気で、最後まで読めます。
でも個人的にはこのロング・ハロウィーンをお勧めします!
このコミック、絵柄は絵本のようでちょっと独特ですが、コマ割りなどがごちゃごちゃしておらず非常に読みやすい。
そしバットマンというコミックの魅力はなんといっても個性あふれる魅力的なヴィラン達! そんなバットマンのお馴染みのヴィラン、ジョーカーやリドラー、キャットウーマンその他大勢出てきます! これはイヤーワンにはない魅力です。
そして肝心のストーリーの方も、他のレビュアーさんたちが書かれている通り、ミステリー調が強く、先が読めない推理小説のような面白さがあり、またその中で渦巻くキャラクターたちの感情描写も含め質が高いです。
バットマンのコミックというと、DKRやイヤーワン、キリングジョークが有名ですが、そんな数あるバットマンのコミックの中でも評価が高い上に初心者にも優しい作品はこれだと思います。ぜひ上下巻セットでの購入をお勧めします!
二冊合わせて相応のお値段ですのでためらう気持ちもあるでしょうが、払う金額以上の価値はあります。ええ保証しますとも。
終始陰鬱な雰囲気の漂う物語を、ティム・セイルのお洒落なアート、ゴッサムの名物ヴィランたちが彩ります。
バットマンの世界観を損ねずに、リアリティーを帯びた一級のクライムサスペンスとして仕上げている点が素晴らしい。
提示される数多の情報にドキドキと胸高鳴る読者を待つ、困惑のラスト。読み終えたあなたはきっと、即刻2巻を購入しているはずです。
ダークナイトの元ネタが多いし、解説書も有るので理解しやすいです。
フランク・ミラーほどハードボイルド過ぎないのでとても読みやすい。
イヤーワン・イヤーツー→ロングハロウィーン→ダークヴィクトリー(キャットウーマンの番外編も発売されています)
が一連のシリーズになっています。
そしてVol2と横並びにさせるとポスターのようでカッコイイ。
シナリオは秀逸で文句のつけようがありません。
絵柄はデザイナーが描いているので遠近法など細かい事を言い始めると気になるのですが、一枚の絵として見た時には説得力があります。
絵柄だけならJ・リーのHUSHの方が馴染みやすいかもしれませんが、バットマンワールドにのめり込める事間違いなしです。
主要キャラがほとんど全員出てくる。
何よりも、何よりも、超面白い!!
バットマンを読むなら、最初に触れるべきなのはコレでしょう。
ダーク・ナイト・リターンズのような素晴らしい作品は他にも有るけれど、
読みやすさやわかりやすさも考えた時には、一回読んでぱっとわかるロング・ハロウィーンは最高の作品。
1話ごとに起こる殺人事件が謎を深めていく過程が面白い