霧のロンドン、謎の紳士、怪しい足音とシルエット、娼館。
いかにもホームズの時代らしい19世紀ロンドンが舞台で、
導入部分はドキドキ。
これはどうなっていくのか？
と期待しながら読んだのですが・・・・。
う〜〜〜〜ん。
ロマンスものだから、結末はお約束のようなモノなのですが、
それにしてもちょっとがっかり。
唐突というか、やっぱり、の犯人です。
最初が良かっただけに、恨めしい。
マイナス評を書くのは気が引けますが、
残念ながら、これはおすすめできません。
作者が解剖学の講師もしているそうで、
ヒーローの職業（解剖学教授）と
ヒロインが記録係として助手を務める関わり方は
あの時代にしかあり得ないもので、面白い設定かな。
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