エロティックである。とにかくもう、エロティックである。
近年、どんなジャンルにせよ上手くはあるが、そのジャンルに必要なものを感じさせない漫画が多い。
例えば、少年漫画ならば迫力、少女漫画ならば感情の表れなどだ。基本とも言えることだが、大事である。
木静氏6年ぶりの単行本となるこれは、そんな中で"エロティック"を感じさせてくれる逸品である。
近年のエロ漫画と言えば、線が細く没個性な絵柄が多い中、ややリアル寄りのこの絵で、
ねっとりと、そしてむわりと匂いつくようなエロティックな絵を提供してくれる。
端的に言えば、おセックスとは肉体の交わり、エロスのコミニュケーションであるが、
氏は業界でもトップクラスの圧倒的な筆致でそれを描き出している。
かの山本直樹氏とは同じ力を持ちつつも、向きが違うとでも言えばいいのだろうか。
そんな傑作エロスが、雑誌連載時に加筆修正を加え、250頁超のボリュームとなっている。
これはファンならずとも、雑誌連載をストックしている方も買いである。
さあ見よ、読者よ、これがエロスだ。
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こんなに優しくされたの (TENMAコミックス) コミック – 2012/12/30 [アダルト]
木静謙二
(著)
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社茜新社
- 発売日2012/12/30
- ISBN-104863493347
- ISBN-13978-4863493346
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登録情報
- 出版社 : 茜新社 (2012/12/30)
- 発売日 : 2012/12/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 250ページ
- ISBN-10 : 4863493347
- ISBN-13 : 978-4863493346
- Amazon 売れ筋ランキング: - 14,807位アダルトコミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編モノクロ10編とカラー付きが1編、カラー4Pと8Pの2編を含んで全13編と雑誌表紙絵のカラー集などを加えた構成
前作より結構な期間開いて出た短編集。収録作品も掲載時期に間隔のある割りに完成度に差を覚えない位クオリティ高い。
キャラデザ、造形もリアル系なデッサン力を感じるニュアンスを持ちつつもマンガらしいデフォルメも効き1コマ1コマに
巧さを感じました。雑誌掲載時と若干違う増ページ部分や、加筆修正も違和感無く仕上がって更に良くなってる印象でした。
基本的に明るいノリの作品が多いが凌辱系、ダーク系、インモラル系などもあり、それぞれの作品がそれぞれに特徴的なヒロインキャラ設定があり
話の作りも作品毎にページの多寡はあるが単純にパターン化されない変化のある展開でバラエティがあって面白い。
ストーリー部分は短編としては結構な出来栄えな分、絡み描写がもっと欲しい気がしつつも画力でカバーできてるとも思いました。
描写面や絡みの全体としてはオーソドックス。ほとんどが口と前。後ろはちらっとあるくらい。でも設定や状況で様々な
バリエーションになっていると思いました。表情の変化や構図も種類があって面白い見せ方、描写に感じられました。
一対一や一対複数、若いのからお母さん、女将さんに巫女さん、教師やナースも、他にも色々で全体の構成も幅広いと思いました。
個人的に珠玉とまでは思わずも面白い、出来が良い短編集らしい短編集だと思いました。ハードさ、とゆう部分がもっとあればと
感じたが良いものは良い、女体のエロさも秀逸だし、それはそれとも思える完成度ではあったと感じました。短編集なんだし。
まだまだ単行本未収録作品はあるのでどっかでまとめて出して頂きたい気分にまたなってきた一冊に思いました。
前作より結構な期間開いて出た短編集。収録作品も掲載時期に間隔のある割りに完成度に差を覚えない位クオリティ高い。
キャラデザ、造形もリアル系なデッサン力を感じるニュアンスを持ちつつもマンガらしいデフォルメも効き1コマ1コマに
巧さを感じました。雑誌掲載時と若干違う増ページ部分や、加筆修正も違和感無く仕上がって更に良くなってる印象でした。
基本的に明るいノリの作品が多いが凌辱系、ダーク系、インモラル系などもあり、それぞれの作品がそれぞれに特徴的なヒロインキャラ設定があり
話の作りも作品毎にページの多寡はあるが単純にパターン化されない変化のある展開でバラエティがあって面白い。
ストーリー部分は短編としては結構な出来栄えな分、絡み描写がもっと欲しい気がしつつも画力でカバーできてるとも思いました。
描写面や絡みの全体としてはオーソドックス。ほとんどが口と前。後ろはちらっとあるくらい。でも設定や状況で様々な
バリエーションになっていると思いました。表情の変化や構図も種類があって面白い見せ方、描写に感じられました。
一対一や一対複数、若いのからお母さん、女将さんに巫女さん、教師やナースも、他にも色々で全体の構成も幅広いと思いました。
個人的に珠玉とまでは思わずも面白い、出来が良い短編集らしい短編集だと思いました。ハードさ、とゆう部分がもっとあればと
感じたが良いものは良い、女体のエロさも秀逸だし、それはそれとも思える完成度ではあったと感じました。短編集なんだし。
まだまだ単行本未収録作品はあるのでどっかでまとめて出して頂きたい気分にまたなってきた一冊に思いました。
2013年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵柄は最高で話はエロく盛りだくさん!
巻頭のカラーページのエロ濃縮度もギュウギュウでした。
でも、個人的趣向からか実用度は低かったのです。残念
巻頭のカラーページのエロ濃縮度もギュウギュウでした。
でも、個人的趣向からか実用度は低かったのです。残念
2012年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リアル系の圧倒的な描写力、まるで、巨匠・池上○一氏といったら誉めすぎか?
但し、古い作品は03年からの為、多少ばらつきはあります。
でも最新作の第一話、初老の上司と部下の智恵さん(カバーガールね)のお話は、まるで官能小説をコミック化したようなストーリー、構成等により、素晴らしい大人のエロ漫画になっています。
全ての作品がこのレベルというわけではないので、星5は付けすぎかもしれません。
また、デフォルメされたアニメ顔の女の子が好きな方にはオススメできません。
凌辱や乱交、変なファンタジーもあるため、万人受けはしないと思います。
でも、先述の1話だけでも私は満足しました。
気になった方は試してみてはいかがでしょうか?
但し、古い作品は03年からの為、多少ばらつきはあります。
でも最新作の第一話、初老の上司と部下の智恵さん(カバーガールね)のお話は、まるで官能小説をコミック化したようなストーリー、構成等により、素晴らしい大人のエロ漫画になっています。
全ての作品がこのレベルというわけではないので、星5は付けすぎかもしれません。
また、デフォルメされたアニメ顔の女の子が好きな方にはオススメできません。
凌辱や乱交、変なファンタジーもあるため、万人受けはしないと思います。
でも、先述の1話だけでも私は満足しました。
気になった方は試してみてはいかがでしょうか?
2013年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずは冒頭のカラー群、これがこれだけでも一見の
価値有り。
ヒロインはOL、人妻、旅館の女将、看護士などなど
実にバリエーションにとんでいます。
絵に関してもさすがの生々しさと艶です。
自分が一番、良かったと思った事はお話&シチュエーションです。
奇策を用いない話の中にも「お?」という嬉しい驚きがあって
一つ一つの作品、全ての読み切りに満足しました。
これは良作です。
価値有り。
ヒロインはOL、人妻、旅館の女将、看護士などなど
実にバリエーションにとんでいます。
絵に関してもさすがの生々しさと艶です。
自分が一番、良かったと思った事はお話&シチュエーションです。
奇策を用いない話の中にも「お?」という嬉しい驚きがあって
一つ一つの作品、全ての読み切りに満足しました。
これは良作です。
2014年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵が綺麗で話も大人向けなのが良い。
オッパイの形がそそる。表情の描画も良い。
オッパイの形がそそる。表情の描画も良い。
2013年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このエロマンガには驚かされた。普通どの作家にも作風というものがあり、とくにエロマンガの場合、エロを描くという制約から似たようなものになりがちである。ところが14本の短編が収められているこの本では、様々な設定による実に多様なエロの「テイスト」が追求されている。したがって、読む人によって後味のいい短編と悪い短編、好みの短編とそうでない短編が混在することになる。しかしこれは、「玉石混交」というよりは、エロの様々な可能性を追求する作者の実験精神の現れととらえるべきだと思う。
個人的に「テイスト」が好きで作品としても出色と思うのは、初老の上司との情事を描いた「adoration」、男勝りの姉と女装趣味の弟の関係を描いた「スイート・ドリームス」、AV女優としての母の過去を知ってしまった息子の「僕の知らない母」である。「adoration」については他のレヴューで的確に論じられているので省略するが、「スイート・ドリームス」におけるユニセックスと近親相姦の融合がもたらす何とも言えない幸せな感覚、「僕の知らない母」における現在と過去の母の強烈な対比表現は、とても印象的だ。
ステレオタイプなエロの蔓延に物足りなさを感じている人に、ぜひ本作を薦めたい。
個人的に「テイスト」が好きで作品としても出色と思うのは、初老の上司との情事を描いた「adoration」、男勝りの姉と女装趣味の弟の関係を描いた「スイート・ドリームス」、AV女優としての母の過去を知ってしまった息子の「僕の知らない母」である。「adoration」については他のレヴューで的確に論じられているので省略するが、「スイート・ドリームス」におけるユニセックスと近親相姦の融合がもたらす何とも言えない幸せな感覚、「僕の知らない母」における現在と過去の母の強烈な対比表現は、とても印象的だ。
ステレオタイプなエロの蔓延に物足りなさを感じている人に、ぜひ本作を薦めたい。
2017年4月14日に日本でレビュー済み
また、最初の話になかなか入らない分、
壁紙用なのか即用なのか、2コマ劇も充実しています。
壁紙用なのか即用なのか、2コマ劇も充実しています。