1.元飛行機設計屋・グライダーパイロットとして、サレンバーガー機長の生きざまに共感
2.乗員のチームワーク、駆け付けたフェリー船長・乗組員の救助活動、素晴らしい
3.映画も見たが、若干エアバス社の対応がおかしい感じがした
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機長、究極の決断 (静山社文庫) 文庫 – 2011/1/6
絶体絶命の危機、機長はどう決断したのか!全員の命を救った「ハドソン川の奇跡」の瞬時にして完璧な状況判断はなぜ可能だったのか。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社静山社
- 発売日2011/1/6
- ISBN-104863890915
- ISBN-13978-4863890916
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登録情報
- 出版社 : 静山社; 初版 (2011/1/6)
- 発売日 : 2011/1/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4863890915
- ISBN-13 : 978-4863890916
- Amazon 売れ筋ランキング: - 343,936位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 38位静山社文庫
- - 63,844位ノンフィクション (本)
- - 93,571位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
DVD 「ハドソン川の奇跡」を見た後で大手航空会社で機長をしている弟に訊いた。
航空機事故には死者が付き物だがハドソン川着水には一人の死者も出していない。サレンバーガ機長は逃げ遅れた人はいないか機内を探し回った。
その半年後に起こった韓国の「セウォール号沈没事件」では船長が責任を放棄して逸早く逃げた。アメリカと韓国の国情の違いだろうか、地位(名称)は同じキャプテンである。
一人の犠牲者も出さずに全員救出したのだから当然英雄と呼ばれてよさそうなものだがアメリカは違った。
機長の判断に誤りはなかったか、人為的事故ではなかったか、徹底して究明委員会が調査する。
二度と同じ事故が起こらないようにするための究明委員会だという。
日本はすぐ警察がハイ入り、事故原因の究明より、犯罪性(人的過失)はなかったかを調査するようだ。
その事故調査委員会の扱いは別にして、サレンバーガー機長の回顧録は政治家の自慢話とは全く異なる実益の自伝である。
サレンバーガー機長の生い立ちから始まり、自分が飛行機乗りとしての心構えをどのようにしてきたかの事実を述べている。
パイロットという職業はスピードが何事も速いので時間との勝負である。つまり瞬時の決断が必要である。間違えば命取りになる。
瞬時の決断をするためには、それなりの訓練が必要である。訓練には時間が必要であり人間の持つ時間には限りがある。
限りある時間の中では、限りある訓練しかできない。それではどうするか、どのように補うか。
今までの事故の記録を読み、どんな時に、どのような事故が起こったかを記憶し、自分の身にする。自分の身になるまで覚える。
若い時からこのような訓練を積んできた。サレンバーガー機長の生き方は専門の職業人としての生き方を私たちに教えてくれる。
普通のサラリーマンの私たちにも充分に通じることである。
この本を読めば会社での過ごし方が変わるような気がする。
航空機事故には死者が付き物だがハドソン川着水には一人の死者も出していない。サレンバーガ機長は逃げ遅れた人はいないか機内を探し回った。
その半年後に起こった韓国の「セウォール号沈没事件」では船長が責任を放棄して逸早く逃げた。アメリカと韓国の国情の違いだろうか、地位(名称)は同じキャプテンである。
一人の犠牲者も出さずに全員救出したのだから当然英雄と呼ばれてよさそうなものだがアメリカは違った。
機長の判断に誤りはなかったか、人為的事故ではなかったか、徹底して究明委員会が調査する。
二度と同じ事故が起こらないようにするための究明委員会だという。
日本はすぐ警察がハイ入り、事故原因の究明より、犯罪性(人的過失)はなかったかを調査するようだ。
その事故調査委員会の扱いは別にして、サレンバーガー機長の回顧録は政治家の自慢話とは全く異なる実益の自伝である。
サレンバーガー機長の生い立ちから始まり、自分が飛行機乗りとしての心構えをどのようにしてきたかの事実を述べている。
パイロットという職業はスピードが何事も速いので時間との勝負である。つまり瞬時の決断が必要である。間違えば命取りになる。
瞬時の決断をするためには、それなりの訓練が必要である。訓練には時間が必要であり人間の持つ時間には限りがある。
限りある時間の中では、限りある訓練しかできない。それではどうするか、どのように補うか。
今までの事故の記録を読み、どんな時に、どのような事故が起こったかを記憶し、自分の身にする。自分の身になるまで覚える。
若い時からこのような訓練を積んできた。サレンバーガー機長の生き方は専門の職業人としての生き方を私たちに教えてくれる。
普通のサラリーマンの私たちにも充分に通じることである。
この本を読めば会社での過ごし方が変わるような気がする。
2023年4月22日に日本でレビュー済み
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The item was good as described by the seller.
2018年4月28日に日本でレビュー済み
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機長と管制との緊迫の交信を何度も聴き、感動すると共に、サレンバーガーさんという人物にずっと興味があった。
機長の幼少期から、戦闘機パイロットを経て、旅客機のパイロットになった人生を振り返り、乗客などからの手紙も交えて、文章が映画のように流れた。
比較的厚めの書籍で、さらに専門的な内容にも関わらず、翻訳が自然なおかけで、ストレスなく、感動を伴いながら読めた。
『試練が来ても備えがあれば、勤勉精励の見返りとなる』(文中より)
人知れず日夜任務に励む、あらゆる分野のプロフェッショナルに良い影響を与える本だと思う。
機長の幼少期から、戦闘機パイロットを経て、旅客機のパイロットになった人生を振り返り、乗客などからの手紙も交えて、文章が映画のように流れた。
比較的厚めの書籍で、さらに専門的な内容にも関わらず、翻訳が自然なおかけで、ストレスなく、感動を伴いながら読めた。
『試練が来ても備えがあれば、勤勉精励の見返りとなる』(文中より)
人知れず日夜任務に励む、あらゆる分野のプロフェッショナルに良い影響を与える本だと思う。
2014年12月27日に日本でレビュー済み
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あのハドソン川に推力を失ったまま着陸した飛行機の機長は、ときどき思い出すことがあって、もっと知りたいと思っていたところに、この本と出会った。
想定外の事態に最善のことをできる人というのは、何十年も、いざとなったら自分はどうするかということを、おかれた場所で考えているということを教えてくれる本だ。奇跡は、何の脈絡もなく起こるのではなく、研鑽を積み重ねた者だけが、特殊な条件下で手にすることができることなのだ。
想定外の事態に最善のことをできる人というのは、何十年も、いざとなったら自分はどうするかということを、おかれた場所で考えているということを教えてくれる本だ。奇跡は、何の脈絡もなく起こるのではなく、研鑽を積み重ねた者だけが、特殊な条件下で手にすることができることなのだ。
2011年11月8日に日本でレビュー済み
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神業!!緊急事態の中で,何一つミスのない完璧な操縦。
機長をはじめ,全員のチームワークがあってからこそ成し遂げられた業。
序盤の機長の生い立ちはちょっと退屈だと思ったが,それも208秒間の即決につながっていると思うと興味深い。
本の構成もドラマティックになっている。208秒間のできごとを機長の経験や過去の事故事例等を紹介して,なにが行われているのかを解説してくれている。
翻訳も航空業界専門家なのか,非常に読みやすいし,日本語で読んでも感動できる数少ない名著だと思う。
メイデン!メイデン!メイデン!
これからは,もっと気を付けて飛行機に乗るようにしよう。そして客室乗務員もかっこいい。。
本書を読んだ後にYOUTUBEで機長と管制官との通信を記録したボイスレコーダーや実際の着水映像をみたけど,本当に感動します。
機長をはじめ,全員のチームワークがあってからこそ成し遂げられた業。
序盤の機長の生い立ちはちょっと退屈だと思ったが,それも208秒間の即決につながっていると思うと興味深い。
本の構成もドラマティックになっている。208秒間のできごとを機長の経験や過去の事故事例等を紹介して,なにが行われているのかを解説してくれている。
翻訳も航空業界専門家なのか,非常に読みやすいし,日本語で読んでも感動できる数少ない名著だと思う。
メイデン!メイデン!メイデン!
これからは,もっと気を付けて飛行機に乗るようにしよう。そして客室乗務員もかっこいい。。
本書を読んだ後にYOUTUBEで機長と管制官との通信を記録したボイスレコーダーや実際の着水映像をみたけど,本当に感動します。
2011年5月16日に日本でレビュー済み
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この本が、目に留まったのは、東日本大震災の後なので、心に残りました。
特に事故は、起こるという姿勢でいつも、勉強と対策を訓練されている、機長、他のクルー、搭乗客に感銘を受けました。ここまで、機長が勉強されているというのは、驚きと共に、これが求められている事と、共感しました。やはり、アメリカはすごい国だと関心いたしました。
それに引き換え、日本の原子力発電の事故に関する姿勢との違いをまざまざと見せ付けられました。事故は起こらないから、事故時の訓練はしないという、甘い考えとは、大違いです。原子力保安員の委員に是非とも読んでもらいたいと感じました。
どうしても、効率と利益が優先する資本主義社会ですが、アメリカでは、事故はどれほど注意していても起きるという、基本的な考え方をする所が、見習ってもらいたいです。
特に事故は、起こるという姿勢でいつも、勉強と対策を訓練されている、機長、他のクルー、搭乗客に感銘を受けました。ここまで、機長が勉強されているというのは、驚きと共に、これが求められている事と、共感しました。やはり、アメリカはすごい国だと関心いたしました。
それに引き換え、日本の原子力発電の事故に関する姿勢との違いをまざまざと見せ付けられました。事故は起こらないから、事故時の訓練はしないという、甘い考えとは、大違いです。原子力保安員の委員に是非とも読んでもらいたいと感じました。
どうしても、効率と利益が優先する資本主義社会ですが、アメリカでは、事故はどれほど注意していても起きるという、基本的な考え方をする所が、見習ってもらいたいです。
2012年10月6日に日本でレビュー済み
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離陸途中、全エンジン停止で生還した奇跡の記録
静山社といえば、「ハリーポッター」ぐらいに有名になった
会社から出ています。(たしか小さな出版社だと思います)
本の構成は、彼の半生とこの特殊な体験と織り交ぜながら進めています
1章は、ラガーディアを離陸し、birdストライクが発生するまで
2章は、単独飛行前後までの地元での飛行訓練
3章は、この事件のフライトまでを振り返り、エアラインの現状の説明
4章は、バードストライクで全エンジンが停止するという「まれ」な状況に陥ること
を説明しています。
5章は、彼の学生時代の家族の関係を書いています。
6章は、空軍士官学校での「しごき」の日々
7章は、管制官もこの非常事態を理解し、力を合わせて対処しようとする混乱を書いています。
8章は、空軍基地の日々にもどり、生死の境に生きているのを述べています。
9章は、彼が結婚し、養子をむかえるまでの苦労の日々を述べています。
10章は、これまで起こった事故がほぼすべて悲惨な結末であること
11章は、ハドソン川におりる決断をすること
12章は、振り返りで軍からエアラインへの転身
などなど、全部書こうと思ったのですが19章まであってとちゅうになってしまいました。
すばらしい読み物で、この機長だからこの対処になったのがよくわかります。
すこし冗長なのがざんねんなのがたまにキズです。
静山社といえば、「ハリーポッター」ぐらいに有名になった
会社から出ています。(たしか小さな出版社だと思います)
本の構成は、彼の半生とこの特殊な体験と織り交ぜながら進めています
1章は、ラガーディアを離陸し、birdストライクが発生するまで
2章は、単独飛行前後までの地元での飛行訓練
3章は、この事件のフライトまでを振り返り、エアラインの現状の説明
4章は、バードストライクで全エンジンが停止するという「まれ」な状況に陥ること
を説明しています。
5章は、彼の学生時代の家族の関係を書いています。
6章は、空軍士官学校での「しごき」の日々
7章は、管制官もこの非常事態を理解し、力を合わせて対処しようとする混乱を書いています。
8章は、空軍基地の日々にもどり、生死の境に生きているのを述べています。
9章は、彼が結婚し、養子をむかえるまでの苦労の日々を述べています。
10章は、これまで起こった事故がほぼすべて悲惨な結末であること
11章は、ハドソン川におりる決断をすること
12章は、振り返りで軍からエアラインへの転身
などなど、全部書こうと思ったのですが19章まであってとちゅうになってしまいました。
すばらしい読み物で、この機長だからこの対処になったのがよくわかります。
すこし冗長なのがざんねんなのがたまにキズです。