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デザインのためのデザイン 単行本(ソフトカバー) – 2010/12/17
購入オプションとあわせ買い
ブルックスJr.によるデザインプロセスの本質をめぐるエッセイ集
〜コンピュータアーキテクチャから家屋建築まで〜
効果的なデザイン(設計)は、ソフトウェア開発からエンジニアリング、建築にいたるすべての分野にとって最も重要な課題である。しかし、デザインプロセスについて、どれほどのことが理解されているだろうか? いったい何が、効果的で素晴らしいデザインをもたらすのだろうか?
本書は、こうした問いをめぐって、『人月の神話』の著者F・P・ブルックスJrが、長年深めてきた考察をまとめたエッセイ集である。どんな分野のデザイナにとってもヒントとなる、たぐいまれな洞察を与えてくれている。
著者のアプローチは、デザインプロジェクトが本来的に備えている不変的な側面に光をあてることである。それによって優れたデザインをもたらすためのプロセスとパターンを明らかにしようとしている。そして、何十人もの卓越したデザイナとの交流や、複数のデザイン領域での自身の経験を描きだしながら、「デザイン上の大胆な決定こそが、むしろいい結果をもたらすのだ」という知見へと導いてゆく。
本書での議論は、すべて具体的な事例が示されており、興味が尽きない。デザインプロセスの進化をたどり、現代のデザインに必須となる共同作業や遠隔作業を取り上げる。そうして「何が素晴らしいデザイナを生み出すのか」という問題に接近してゆくのだ。また、デザインプロセスの基本と要点となる、予算上の制約や、美学、デザインの経験主義、ツールなどについても、怠らず詳細に検討を加えている。そして、実際に著者が関わったデザインプロジェクトに基づいて、デザインプロセスの本質に迫る議論を展開している。とくに家屋設計やIBM Operating System/360などのケーススタディは、著者とともにデザイン決定の場面に立ち会うことができ、非常に有益なものとなっている。
本書全体を通じてブルックスが提供しているのは、あらゆる分野のデザイナ、デザインプロジェクトのマネジャー、あるいはデザイン研究者が知っておくべき、デザインを成功させるための鍵である。デザインにかかわるすべての人のための、新たな古典の誕生といえるだろう。
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社ピアソン桐原
- 発売日2010/12/17
- 寸法1 x 15 x 21 cm
- ISBN-104864010048
- ISBN-13978-4864010047
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : ピアソン桐原 (2010/12/17)
- 発売日 : 2010/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 416ページ
- ISBN-10 : 4864010048
- ISBN-13 : 978-4864010047
- 寸法 : 1 x 15 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 468,405位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,269位ソフトウェア開発・言語
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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自ら体験した話に基づいているので、抽象論に走らず読みやすい。
何らかのデザインに携わっている方におすすめできる。
まず、取り上げられているのが、ご自身が携わったコンピュータシステムと、ご自身の住居の建築についてで、今の日本の(コンピュータシステムの)エンジニアが読んでも、いまひとつピンとこないように思いました。(コンピュータを取り巻く環境があまりにも違いすぎているし、その重要な本質を理解するには、解説がなさすぎ。住居に関しては何をかいわんや)
それ以外の箇所では、いろいろと参考になる記述も多かったのですが、いずれもご自身の体験からにじみ出たものではなく、迫力に欠けます。
参考文献に挙げられているものには、興味を惹くものが多く、目を通そうと思うものもありました。ですが、それは「歴史的意味」での興味で、最前線で頑張っているエンジニアにそんな余裕があるかは?です。
前述のとおり、著者のファンで、本書を著した意図は汲みますが、私にとっては残念な一冊でした。
著者はシステム思考とは言わないが、デザインと言う言葉に集約して同じことを言おうとしているように感じた。デザインの前に「システムの」とつけるだけでシステム思考の正しいシステムモデリングの本に早変わりする。
プロセス全盛の今のソフトウェア工学の世界に、システム工学の視点を持ち込む非常によい本である。