同著者の「三好一族」(中公新書)と併せて読みました。現代の戦国史がいかに信長史観によって歪まされているか、著者の歯がゆい気持ちが伝わってきます。
歴史は一人の「英雄」の出現で劇的に変化するものではなく、多数の人々、事象の積み重ねで徐々に変わっていくものです。信長登場以前の近畿の戦乱とそれを三好長慶がいかに治めたかが信長の統治に繋がっていくわけです。不当に低い評価を与えられてきた人々と、過大な評価を与えられている信長の見方を変えるときが来ているのではないでしょうか。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥2,750¥2,750 税込
ポイント: 83pt
(3%)
無料お届け日:
4月1日 月曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥2,750¥2,750 税込
ポイント: 83pt
(3%)
無料お届け日:
4月1日 月曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥2,000
中古品:
¥2,000

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
三好一族と織田信長 「天下」をめぐる覇権戦争 (中世武士選書シリーズ第31巻) 単行本(ソフトカバー) – 2016/1/20
天野忠幸
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,750","priceAmount":2750.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,750","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"h4UlgGncgyyOdHeopwAF0xKR0RkcrT3eHyb4UW3t%2FsDn%2BSbRUifWV%2BZUAyTV%2B3gEd9ZCL0eNvfVOzHmDkiZgHFFLTIdpanzrsTOfKVvB2MI2ZWY%2BQBB7HVEQaZ9SMS2uG8oNwl%2Fo0R0%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥2,000","priceAmount":2000.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,000","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"h4UlgGncgyyOdHeopwAF0xKR0RkcrT3eGKiWShxbFlQoW9EXfQUZBiCdSyikZ0mUhidUpI7zCBIXJk5ykDGkc2sFfRYRVQdmLRF%2B9HjNIWjZs1b6odEguzQceHzGRRwKU7cgn2LEYzYY5ZKjIzYE6SV%2FGJAwvKmqRn6om%2FsD9WWp6RwertW3cQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
中世(鎌倉~戦国時代)の武将たちの興亡を伝える歴史叢書「中世武士選書」シリーズの第31弾。三好長慶や三好三人衆、織田信長、足利将軍家の激闘を通じ、室町幕府に代わる権力が成立していった過程・変遷を詳述。将軍を必要としない新たな政治秩序がいかに生まれたか、新たな視点から解き明かします。
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社戎光祥出版
- 発売日2016/1/20
- ISBN-104864031851
- ISBN-13978-4864031851
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 三好一族と織田信長 「天下」をめぐる覇権戦争 (中世武士選書シリーズ第31巻)
¥2,750¥2,750
残り1点(入荷予定あり)
¥2,750¥2,750
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
¥3,080¥3,080
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 戎光祥出版 (2016/1/20)
- 発売日 : 2016/1/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 204ページ
- ISBN-10 : 4864031851
- ISBN-13 : 978-4864031851
- Amazon 売れ筋ランキング: - 256,623位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 161位戦国・安土桃山時代
- - 42,114位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松永久秀について、従来の定説とは異なる新事実がわかりやすく記載されていて勉強になった。
織田信長の上洛前の動きともリンクされており興味深かった。
また、改元における朝廷と将軍、三好政権との関係性もわかりやすくかかれており一読の価値があると思います。
織田信長の上洛前の動きともリンクされており興味深かった。
また、改元における朝廷と将軍、三好政権との関係性もわかりやすくかかれており一読の価値があると思います。
2016年2月7日に日本でレビュー済み
三好一族の研究で存在感を増す天野忠幸氏の新刊。
内容はとかく織田信長の視点で語られがちの元亀~天正年間の三好一族並びに畿内情勢を
三好一族の視点を中心に描いた力作。
特に長慶亡き後の三好義継・松永久秀・三好三人衆の動き、そして四国情勢の推移などは
注目度の高い石谷家文書等も取り入れ分かりやすく解説されており、
この時代のキーマンの1人にも関わらず、ともすると織田信長と足利義昭の裏に埋没してしまう
三好・松永両氏の動向を探る上でも非常に意味深い一冊になるかと思います。
ただ、天野氏のこれまでの著作全般に言える傾向なのですが
今作も三好一族やその周辺の行動にはかなり好意的な解釈が多く、割り引いて読まねばならない箇所も散見されました。
ゆえに良書ではあるものの星一つ引いて4つとさせていただきましたが、
それを考慮しても織田氏・三好氏への研究に興味が有る方は手にとって損はない一品だと思われます。
内容はとかく織田信長の視点で語られがちの元亀~天正年間の三好一族並びに畿内情勢を
三好一族の視点を中心に描いた力作。
特に長慶亡き後の三好義継・松永久秀・三好三人衆の動き、そして四国情勢の推移などは
注目度の高い石谷家文書等も取り入れ分かりやすく解説されており、
この時代のキーマンの1人にも関わらず、ともすると織田信長と足利義昭の裏に埋没してしまう
三好・松永両氏の動向を探る上でも非常に意味深い一冊になるかと思います。
ただ、天野氏のこれまでの著作全般に言える傾向なのですが
今作も三好一族やその周辺の行動にはかなり好意的な解釈が多く、割り引いて読まねばならない箇所も散見されました。
ゆえに良書ではあるものの星一つ引いて4つとさせていただきましたが、
それを考慮しても織田氏・三好氏への研究に興味が有る方は手にとって損はない一品だと思われます。
2017年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世の中三好の名前は知っていてもよく知らず、松永弾正くらいちょっと知っている、という人が多いのではないでしょうか。
気になっていてもあまり本もなく、知るすべがなかったですが、非常にわかりやすい良い本に巡り合えたと思います。
ほんとドラマティック、ドラスティックな一族だと思います。
大河でやればいいのに。
気になっていてもあまり本もなく、知るすべがなかったですが、非常にわかりやすい良い本に巡り合えたと思います。
ほんとドラマティック、ドラスティックな一族だと思います。
大河でやればいいのに。
2016年2月16日に日本でレビュー済み
天野先生と言えば、三好氏研究の第一人者でもはや右に出るものはいない。その先生が執筆した本書により、三好政権の独自性(幕府や将軍を頼らない)という認識を新たにし、信長も三好氏を範としたことがわかった。戦国ファンならぜひ読んでほしいところ。
2016年2月7日に日本でレビュー済み
ボリュームは若干少なめだが、コンパクトにまとめられていて非常に読みやすかった。
これまで信長と三好氏を結びつけて正面から扱っている書籍はほとんどなく、
三好一族の動向からみた織田信長というのは新鮮な視点だった。
三好の歴史だけでなく、信長をどう評価するかについて考えるにも、
とても参考になる本だと思う。
これまで信長と三好氏を結びつけて正面から扱っている書籍はほとんどなく、
三好一族の動向からみた織田信長というのは新鮮な視点だった。
三好の歴史だけでなく、信長をどう評価するかについて考えるにも、
とても参考になる本だと思う。