ダンジョンの奥深くに挑み、やがて食料が乏しくなる。体力や魔力も心もとない。
一瞬で町に帰還できる魔法を使おう。無限に食料を収納できる袋があるから大丈夫。レベルは敵の10倍はあるので素っ裸でも戦える。
グリムガルはそんな世界ではない。
身の丈に合わない冒険の結末がどうなるかは、焼き場の煙と丘に並んだ墓石が証明する。
そうならないために、灰にならないために、知恵を働かせなければならない。生きるための経験を積まなければならない。
確実に帰れる場所で戦い、馬小屋で寝食し、未踏地帯の情報を少しずつ地図に落としていく。それが安全に危険を冒していくセオリーだ。
でもそのセオリーを超えたもの。
一切の情報がなく、先が安全か危険か知らず、行ったっきりの冒険になりかねない。明日も分からず、手にあるのは使い慣れたいつもの道具だけ。
未知の中で活路を見出していく。それこそが管理されたクエストでない、怖くて胸が躍るような本当の冒険じゃないか。そう思います。
この巻はそんな本当の冒険がうまく表現された素晴らしい内容でした。
この巻単体で一つのストーリーが完結しています。
情報をゼロから集め、命がけに見合わない下積みをこなし、少しずつできることや行動範囲を広げていく。なんというファンタジーの王道。
まさに灰と幻想が強く出た良い巻です。
・・・ふつうははじめは王様から金渡されて始まるもんですが(グリムガルでは20シルバーでしたが)、今回はまぁたまげたなあ。
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灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹 (オーバーラップ文庫) 文庫 – 2015/12/23
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異界をさまようチームハルヒロ、過去最大のピンチ! ?
『黄昏世界』から脱出したハルヒロたちは、グリムガルとも異なる『太陽の昇らない世界』にへと足を踏み入れた。
なんの情報もないまま、それでも仲間を率いるハルヒロ。
幸いなことに、異界の住民たちが住み着く村を発見し、ひとまずの安全を確保できたものの、過酷な環境に問題は山積みだった。
更に最も必要とする「グリムガルに帰る方法」はまだ手がかりさえも見つからない。
自分たちは帰ることができるのか、そして時たま頭をよぎる本当に『帰る』場所は違うところなのでは、という感覚。
様々な想いを胸に抱きつつ、ハルヒロたちは、異界の探索を進めていく。灰の中をさまよい、行き着く先には――
『黄昏世界』から脱出したハルヒロたちは、グリムガルとも異なる『太陽の昇らない世界』にへと足を踏み入れた。
なんの情報もないまま、それでも仲間を率いるハルヒロ。
幸いなことに、異界の住民たちが住み着く村を発見し、ひとまずの安全を確保できたものの、過酷な環境に問題は山積みだった。
更に最も必要とする「グリムガルに帰る方法」はまだ手がかりさえも見つからない。
自分たちは帰ることができるのか、そして時たま頭をよぎる本当に『帰る』場所は違うところなのでは、という感覚。
様々な想いを胸に抱きつつ、ハルヒロたちは、異界の探索を進めていく。灰の中をさまよい、行き着く先には――
- 本の長さ347ページ
- 言語日本語
- 出版社オーバーラップ
- 発売日2015/12/23
- 寸法10.7 x 1.7 x 14.9 cm
- ISBN-104865540865
- ISBN-13978-4865540864
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登録情報
- 出版社 : オーバーラップ (2015/12/23)
- 発売日 : 2015/12/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 347ページ
- ISBN-10 : 4865540865
- ISBN-13 : 978-4865540864
- 寸法 : 10.7 x 1.7 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 227,279位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2019年8月6日に日本でレビュー済み
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マナトを失い、なんとなくハルヒロがリーダーになり。
そのうちランタが成長して、ハルヒロとともにパーティの両輪になるのかと思っていたが。
ハルヒロの負担ばかりが増えて行く…。
そのうちランタが成長して、ハルヒロとともにパーティの両輪になるのかと思っていたが。
ハルヒロの負担ばかりが増えて行く…。
2018年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そうそう、こういう感じがいい!このまま進んでいって!!次巻も楽しみ!!!!!
2016年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「学園」「魔法」や「超能力」が絡みあう作品が、最近のライトノベルやアニメでは多くなった。
さらに現実ではありえないような強大な権力を持つ「生徒会」が登場することもお決まりになって久しい。
そうした作品を否定する気はないが、あまりに多くて正直食傷気味だった。
以前の、「指輪物語」や「コナン」シリーズ、あるいはムアコックの「エターナルチャンピオンシリーズ」の流れをくむ本格的ファンタジーが主流だった時に登場して大人気を博した「ハリーポッター」が学園ものだったので、その設定に新鮮な感じをしたが、日本では作者の発想がどうしても学校ぐらし(そういえばゾンビ世界まで学園ものが出て来ている)から抜け出せていない。
そんな中でこのシリーズに出会った。
「GATE」のような異世界に行くタイプであることを匂わせているものの、描かれるのは凡人がファンタジーの世界で必死に生き抜く姿である。主人公たちは等身大のまま日々を生き抜くことに必死で、本当に死んでしまうこともある。リアルであり、ラノベの決まりごとからも少し外れた展開は、「これまでの焼き直しではない、自分なりの物語を描きたい」という作者の意志の現れだと読み取った。 ぜひ、第1巻から読むことをお勧めする。
さらに現実ではありえないような強大な権力を持つ「生徒会」が登場することもお決まりになって久しい。
そうした作品を否定する気はないが、あまりに多くて正直食傷気味だった。
以前の、「指輪物語」や「コナン」シリーズ、あるいはムアコックの「エターナルチャンピオンシリーズ」の流れをくむ本格的ファンタジーが主流だった時に登場して大人気を博した「ハリーポッター」が学園ものだったので、その設定に新鮮な感じをしたが、日本では作者の発想がどうしても学校ぐらし(そういえばゾンビ世界まで学園ものが出て来ている)から抜け出せていない。
そんな中でこのシリーズに出会った。
「GATE」のような異世界に行くタイプであることを匂わせているものの、描かれるのは凡人がファンタジーの世界で必死に生き抜く姿である。主人公たちは等身大のまま日々を生き抜くことに必死で、本当に死んでしまうこともある。リアルであり、ラノベの決まりごとからも少し外れた展開は、「これまでの焼き直しではない、自分なりの物語を描きたい」という作者の意志の現れだと読み取った。 ぜひ、第1巻から読むことをお勧めする。
2016年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
7巻まで読みました。面白いです。
俺TUEEE小説が人気ですが、面白い作品は何でも面白いんだなと思いました。
地の文も主人公の内面が伝わってきて良い感じだし、言われてるほどじゃない。
そしてイラストが巻を追うごとに目に見えてレベルアップしていく。すごい。
7巻表紙の三人がかっこよすぎてLv7で震える。
批判的な感想もあります。簡潔に書くと、作者が書きたいように書いてる印象。
でもそれが面白さに繋がってる部分もあると思うので、このまま完走してほしい。
ただ、7巻に関して1つ気になったんですが、シホルさんが水場で電撃撃ってますね。
〝泥〟の水なら感電しないのかな・・・?
俺TUEEE小説が人気ですが、面白い作品は何でも面白いんだなと思いました。
地の文も主人公の内面が伝わってきて良い感じだし、言われてるほどじゃない。
そしてイラストが巻を追うごとに目に見えてレベルアップしていく。すごい。
7巻表紙の三人がかっこよすぎてLv7で震える。
批判的な感想もあります。簡潔に書くと、作者が書きたいように書いてる印象。
でもそれが面白さに繋がってる部分もあると思うので、このまま完走してほしい。
ただ、7巻に関して1つ気になったんですが、シホルさんが水場で電撃撃ってますね。
〝泥〟の水なら感電しないのかな・・・?
2016年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お話は好きだし面白いと思うのですがランタがしゃべり出すとどうしても嫌悪感がでてしまいそこだけ読まないでとばします。ランタの会話はほとんどが意味がなく同じことの繰り返しなので読まなくてもお話がわかります。作者が書きやすいのか好きなのかわかりませんがランタの会話を少なくして欲しいです。たまに重要なことをいうので全くなくす必要はないと思います。とにかくランタに嫌悪感。
2016年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読む時の気分に非常に左右される作品です。
気分がダウン気味の時は、主人公のヘタレぶりに『この野郎!!』
ってなります。
でも嫌いじゃない。
だから既に7巻まで買っている。
気分がダウン気味の時は、主人公のヘタレぶりに『この野郎!!』
ってなります。
でも嫌いじゃない。
だから既に7巻まで買っている。
2015年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
言語が通じない、今までの通貨も適用されない、
見た目も人ではない住民ばかりの異世界の世界での話。
食べ物飲み物が無い時のギリギリ生きている感じ。
一息付けてからの拠点の村での生活感。
異世界での文化の違いや、雰囲気が細かく描かれており、目に浮かぶ様です。
こういう所がこの灰と幻想のグリムガルの素晴らしい所だと思います。
ただ、途中の狩場の最奥まで行っていない事や、
(圧倒的強者は居ましたが)全員で戦うボスが居なかったのががっかりでした。
この異世界編を続けて欲しいですが、もう終わりな雰囲気が残念です。
見た目も人ではない住民ばかりの異世界の世界での話。
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ただ、途中の狩場の最奥まで行っていない事や、
(圧倒的強者は居ましたが)全員で戦うボスが居なかったのががっかりでした。
この異世界編を続けて欲しいですが、もう終わりな雰囲気が残念です。