(あらすじ)六道の攻撃を受け大怪我をした三蔵。それを見た途端、悟空の妖力制御装置が砕け散り、封印が解けた悟空は斉天大聖となって妖力を暴走させてしまう。なんとか六道は撃退できたものの、悟浄や八戒にまで襲いかかって来る悟空。そのとき、空から誰かの声が…。
六道との決着が着く巻。悟空に三蔵と出逢う前の記憶がないことが初めてわかります。500年もたったひとりで岩牢に閉じ込められていたら、心の傷になって当たり前ですよね。幼い子どもなら、なおさら。そこから自分を救い出してくれた三蔵のことを、悟空はとても大切に思っているのです。
ちなみに、彼が500年もの間幽閉される原因となった事件については、『最遊記外伝』で詳しく描かれています(まだ途中ですが)。
この最遊記という作品には、私が今まで目にしてきたものとは全く違う考え方がたくさん登場します。たとえば、『自分の為に戦い、自分の為だけに死ぬ』という三蔵の言葉。これはよく聞く『大切な人のために戦って死ぬ』という今までのヒーロー達とは全く違います。これだけ聞くとただの自己中な奴だと思いますが、この作品を読めば意味がよくわかると思います。私はこれで最遊記にはまりました。こういう考え方もあるんだと納得してしまいました。
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最遊記 3 (ガンガンファンタジーコミックス) コミック – 1998/11/1
峰倉 かずや
(著)
- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日1998/11/1
- ISBN-104870254069
- ISBN-13978-4870254060
登録情報
- 出版社 : スクウェア・エニックス (1998/11/1)
- 発売日 : 1998/11/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 182ページ
- ISBN-10 : 4870254069
- ISBN-13 : 978-4870254060
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上位レビュー、対象国: 日本
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2002年6月27日に日本でレビュー済み
最初、最遊記を見かけたのは、確か映画の予告編だった。
「最近のアニメって、こんなのかよ。。。」と思ってそれで終わり。
それからしばらく経って、古本屋でこれの一巻目を見かけ、立ち読みして「!!!」一発ではまってしまった。
「西遊記」からのシナリオの抽出、伏線の張り方、そして最大の魅力がキャラの動かし方、利かせかた、そしてキャラの過去に隠された翳の作り方。読み切るのが惜しくて少しづつ読んでいく自分がおかしかった。
特に「玄奘三蔵」の過去を扱ったこの巻をみて、逆に「わ、この人やっぱり偉い坊さん」だ。と思ってしまった。これは皮肉でもなんでもない。ここまで「空」を悟れた人間というのも逆に中々いない。
もし、こんな人が実際にいたら。。。私個人としては同じく無茶苦茶なことをした一休禅師(とんちの一休さんのこと。実際の歴史上ではかなりなこと(汗)をやっている。)と一回対談してほしい。
「最近のアニメって、こんなのかよ。。。」と思ってそれで終わり。
それからしばらく経って、古本屋でこれの一巻目を見かけ、立ち読みして「!!!」一発ではまってしまった。
「西遊記」からのシナリオの抽出、伏線の張り方、そして最大の魅力がキャラの動かし方、利かせかた、そしてキャラの過去に隠された翳の作り方。読み切るのが惜しくて少しづつ読んでいく自分がおかしかった。
特に「玄奘三蔵」の過去を扱ったこの巻をみて、逆に「わ、この人やっぱり偉い坊さん」だ。と思ってしまった。これは皮肉でもなんでもない。ここまで「空」を悟れた人間というのも逆に中々いない。
もし、こんな人が実際にいたら。。。私個人としては同じく無茶苦茶なことをした一休禅師(とんちの一休さんのこと。実際の歴史上ではかなりなこと(汗)をやっている。)と一回対談してほしい。