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自殺されちゃった僕 単行本 – 2004/11/6

3.7 5つ星のうち3.7 48個の評価

3人の自殺者を抱えた著者の哀切の手記!

妻が自殺した。残された僕は……。ねこじる(漫画家・友人)、青山正明(「危ない薬」著者・同僚)、そして最愛の妻――。身近な者に次々と先立たれた著者が、残された側の視点でその哀しみと怒りをつづる。3人の自殺者を抱えてしまったとき、落ち込まないで生き続けるにはどうしたらいいのか!? 「新潮45」で話題をよんだ、「遺された側」から見た自殺の手記。

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 飛鳥新社 (2004/11/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/11/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 218ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4870316382
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4870316386
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 48個の評価

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吉永 嘉明
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「危ない1号」の青山正明さんのことを深く知りたくて購入。
あの天才的な雰囲気を漂わせていた東京公司の舞台裏やその周辺を知ることができたという点で目的は果たされたが、そんなことがどうでもよくなるぐらいに吉永さんのピュアな感情に心を突き動かされた。

今まで自分が考えていた「自殺」や「鬱」というものへの見方が、いかにファッションだったかということを痛いほど思い知らされた。号泣した。
気軽に「鬱」や「自殺」という言葉を使いたくなくなった。
大事な人を失くしたくないと強く思った。
友達を大切にしようと思った。

まさか鬼畜系カルチャーの登場人物からこんな感情を与えられるとは思っていなかった。
アングラ、サブカルを第三者的の景色からみることと、その中心にいることではまったく別物だ。

気になった方は是非読んでみることをお薦めする。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
40代後半〜50代前半で、「危ない一号」や「危ない薬」を愛読していてドラッグやクラブが好きだった人達には、いくつか共通点があるように思います。

自分に甘い
バブルを引きずっている
しょせんヤク中
結局、警察か精神科のお世話になる人が多い

この著者も、亡くなった奥様も、青山氏も、そういうタイプだったのでしょう。

ねこぢるさんの死について少しでも知りたくて読んだのですが、そういう印象を受けました。

もう一人、「完全自殺マニュアル」の著者もあんなにしょぼい人だったとは(苦笑)

実際に私の周辺にいた「そういうタイプ」の人達も例外ではありません。

毎晩クラブで、ドラッグキメて踊り狂っていた人達…今はボロボロに老け込み、生活保護を受けていると風の噂で聞いたりします。

当時のサブカルチャーを知っている人は興味深く読めると思いますし、飾らない文体から著者の心の痛みも伝わりました。

辛辣なことをいうと、自業自得な部分は多々あります。

でも、痛みは本当に伝わります。

レビューもこれだけの数があるのだから、人気の作品なのでしょう。

ひとつの時代の終焉を感じました。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容もそこそこ面白かったが是非とも文庫版を買うことをオススメします。

最後の春日武彦の解説が見事にオチをつけてくれた。

あまりにも解説が著者に対して辛辣であると言う人も居るだろうが、逆にこの解説をつけることによってこの本はよりクオリティが上がったと思います。

内容は90年代サブカルチャーの真っ只中にいた著者が自殺してしまった妻、先輩編集者、そしてねこぢるとの思い出と死後の葛藤を率直に書いている。

その中身は私観的(著者も鬱と混乱の中で書き上げたことで)でセンチメンタルに満ち溢れており、さらに著者のナイーブさとお人好しさが透けて見え良く言えば故人への愛情と親愛に満ち溢れた、悪く言えばジメジメとした愚かで情けない男とその周りの話である。

そして読み終わった後の読後感は容赦無い解説がぶった切ってくれる。

曰く自業自得の不幸。

曰く志が低く、屈折した思い上がりで反社会的であることを自由や純粋さと履き違えているようなゴミ雑誌を作った中途半端な鬼畜編集者。

この解説によって作者や故人達に違和感や反感を持った人はそれに快哉をあげスッキリするだろう。

著者に同情し、(作者の主観とはいえ)故人達への憐憫を持った人はその切れ味鋭いツッコミに『まあそりゃそうだわな』と冷静さを取り戻させてくれる。

ある意味客観性からは程遠い(それゆえにこの本は愚かしくも美しい)それをスッキリと切り離してくれる解説をつける
54人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者自身と彼の妻に関する描写は、二人の行動・考え方がお子様過ぎて全く話にならない。

著者は違法薬物に手を染めた事もあるれっきとした犯罪者で、「人生、何とかなるだろう」とノリだけで生きてきた人間であり、人生設計もろくに考えてなかった。そして妻に自殺されたら「何で死んじゃったんだ!」と死なれて初めて後悔する。妻の父に人殺し呼ばわりされても仕方ないだろう。全く同情できない。

「残された人間が悲しむから自殺しちゃダメ」というのもエゴの押し付けという感じで共感できない。自殺志願者にとって、そんな事は全然重要な問題ではないのだ。

(ちなみに、自殺が大罪であるキリスト教圏の国では、身内が自殺した場合、世間体を考えて他殺にみせかけようとする家族が圧倒的に多いらしい。残された人間は自殺した人間を迷惑に思うのだ…。)

自殺志願者に自殺を思いとどませるなら、自殺したら死体がどうなるか延々と書いている「145人の自殺者」のような本の方が断然有効だろう。

ねこじると青山正明に関して書いてある部分だけは読み応えがあったので☆一つ。
43人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自殺に限らず 死そのものとは そして命って誰の物なんでしょう?最近のイジメ自殺などで 様々なジャンルの人間が わかったようなツラして語るが 皆 釈然としないのは何故なのか?私はこの本で 一つの確信を持てました。それは 紛れも無く 現実世界では(宗教的または霊的な話は抜きに)命は自分のモノ。自殺や死は、わたしが 悲しむから ヤメテとしか 言えないのだ。そもそも 親でも子供でも ましてや 血縁の無い妻 友人知人 他人 全てにおいて、その人の命はその人のモノなのだ。なのに わたしが悲しむから 命を大事にしてと思う矛盾。この本に登場する 著者 その妻 ねこじる夫婦 青山氏 鶴見氏。当事者3名と 仲間うちの関係の深い人達は 皆似ている。だから深い関係になる。それは誰にも共通しているし 単なる知り合いから発展するのは 波長があわなきゃ 途中で途切れるから。この本の3人は 初めから感性が違うのである。あえていうなら 著者はかなり近いが この時点ではレベルというか鋭さが違うのだ。その辺は 著者の3人に対しての記述でよく書かれている。そして こういった感性の人間をしばしば 理解不能の人間を 精神病や鬱 分裂 変わり者と見てしまう。脳の病気や障害ならいざ知れず 感性は持って生まれた資質なのに。この資質を持っている人は 学力が高かったり 直感が鋭かったり いわゆる見えない物が見えたり等 兎に角大多数とは 違う部分を持っているが やはり人だから回りに合わせたり 自問自答したり 自分の中でも変化したり いつでも悩む事になる。著者もその一人。本の内容はともかく 当事者3人を 偏見では無く良い眼でみているし理解して尊敬しているのだから。多分世の中には かなり同じような悩みを持つ人がいる事でしょう。期待しないで購入したが こういったノンフィクションは中々見つからない。非常に貴重かつ 苦しみの中良く書かれた。いや、書かされたのか な。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝日新聞に紹介されていたこともあり、軽い気持ちで手にしましたが、
不覚にも涙がこぼれました。
筆者と、その仲間たちと、そして妻のこと。そこに描かれた人々は、
はっきりいって「尋常じゃない人々」です。一般人には想像できない
"トンでもない世界"に足を踏み入れていた人たちであり、
ドラッグも躁鬱も知らない人たちには無縁の世界です。
それにもかかわらず、
筆者が妻に対して抱いていた強烈な愛に、胸を貫かれるほど打たれて
しまうのです。
私自身は、死んでいった作家たちのことを、誰一人知りません。
彼らのことを知らなくても、
描かれている人のことを誰一人知らなくても、
読み終わったあとに残るのは、彼らは「かけがいのない人たち」
だったに違いないという確信です。
現在、コンビニエンスストアで週三日働いているという筆者への共感も込めて、
本書を、生きたいと願うすべての人への必読書としてお勧めします。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 学生時代のことですが、男子校の部室で読んでいた伝説の変態雑誌「ビリー」の
編集者が、この本で書かれている、青山正明さんでした。
 「野犬とすぐに、愛し合えてしまう、おじさん」「お金が無いのでお酢を飲んで
自分の体を軟らかくし、一人で笛吹きができるようになったお兄さん」といった。
素敵な「人外」の方々を紹介してくれました。
 「人外魔境」は「ボルネオの密林」、「南極の地下深く」ではなく、身近にある
ことを教えてくれました。
 「危ない4号」以降、消息を聞いていませんでしたが、自ら「人外」の世界に行
かれていたのですね。
 「右脳・左脳」が多すぎてうざい、巻末の解説「釣り針」大きすぎ、なので3点
とさせて戴きましたが、「ビリー」、「危ない・・」を当時読まれていた方には
お勧めいたします。
 
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 ねこじるや著者の女房についての記述を見ると、社会不安と非定型精神病の入り混じった感じがして、参考になった。
 最強ドラッグマニアの青山氏の場合、「薬物依存から回復したいけど回復できず、死んだ人」という意味で、かなり参考になった。
 ヘロイン+覚醒剤を連用していたら、突発的に自殺なんてありそうだと私は思った。
 青山氏の自殺の経緯は、依存に苦しんでいる人には大きな意味を持つ。
 
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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