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脳をめぐる冒険 単行本 – 2006/4/18
「世界一わかりやすい脳の本」!
平凡な僕がある日突然迷い込んでしまった自分のアタマの中。
左脳ホテルに右脳のメイドさん。
ホムンクルスのおじいさんに銀色のオオカミ……。
不思議な住人が作り出す、脳という変てこなワンダーランド!
一時間で読める、ちょっぴり科学のファンタジー。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社飛鳥新社
- 発売日2006/4/18
- ISBN-104870317273
- ISBN-13978-4870317277
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
「僕」がひょんなことから知り合った少年、アキラと一緒に自分の頭の中に迷い込み、“脳ミソ探検”する物語。
脳には風変わりな住人が住み、働いていた。「左脳ホテル」の「ウェルニッケ野」という部屋では、学者風のおじさんが一生懸命ノートをつけている。目や耳から送られた信号を言葉に置き換えているのだ。オーディオ機器であふれた「ブローカ野」の部屋では、DJ風の若者が信号を言葉にして外に出す役をしていた。
探検を進めるうち、「僕」は愛情や心のありかに興味を持つ。自分が自分でいられるのは、思い出があるからだとも気づく。それらを探るうち、「僕」はアキラの真の姿を知ることになる。
脳の複雑な構造と各部の働きの概要を楽しみながら知ることができる。
(日経ビジネス 2006/06/19 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
著者からのコメント
心温まる、大人のための童話です。
小説の元になった本当のサイドストーリー(「桜の木の上で」)は、飛鳥新社のホームページで読むことができます。是非、「脳をめぐる冒険」とあわせてお読みください。
また、脳の科学的な解説(「学術的なあれこれ」)を東京大学助手の水谷治央さんが書いてくれてい~~ます。こちらも「脳をめぐる冒険」とあわせてお読みくださると、脳科学への理解が深まると思います。竹内薫オフィシャルサイトで読むことができます。
「脳をめぐる冒険」と「桜の木の上で」と「学術的なあれこれ」の3つのコンテンツで一組になっています。
是非、ご活用ください。~
出版社からのコメント
という人は意外と多いはず。
この本はそんな方のために脳の中の世界をわかりやすく物語仕立てで描いたファンタジーです。
ものを見るとき、言葉を話すとき、人を愛するとき、記憶をよびおこすときetc...
私たちの脳はどんな風に働いているのか。
スラスラと楽しく読んで理解できる
アタマの中のいろいろな話。
あなたもカオルとアキラとともに脳をめぐる冒険に旅立ってみませんか?
著者について
藤井かおり:本書がデビュー作。ふだんは妊産婦の運動指導やエアロビクス・ヨガのインストラクターをしている。
登録情報
- 出版社 : 飛鳥新社 (2006/4/18)
- 発売日 : 2006/4/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4870317273
- ISBN-13 : 978-4870317277
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,012,963位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1960年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。ノンフィクションとフィクションを股にかける 科学作家。小三から小五までニューヨークの現地校に通ったせいで、帰国後、カルチャーショックに悩まされ、学業も落ちこぼれる。現在は妻子とともに裏横浜 に在住(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『思考のレッスン』(ISBN-10:4062165082)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
疲れてしまっては楽しくないですから!
「脳」というだけあって、読むというより「解読」する覚悟で
読み始めたのですが、これが驚きなんです。楽しいんです。
楽しく読みながら、子供にも読ませてあげたい!でも早いかな〜?
いけるでしょう?なんて考えてたので、違う意味でも楽しめちゃいました。
勿論、薦めました。すると黙々と読んでるんです。小学生が!
知ったことへの喜びなんでしょうね、「脳は○○なんだよ」と
度々自慢されちゃいました(笑
子供は感想などの表現は苦手だけれど、読んでいる時の表情でわかります。
今、楽しんで読んでいるんだなってこと!
本嫌いなお子様にも、「知る喜び」本の楽しさが伝わるのではないかと思える一冊です。
この本はライトな小説風に気軽に読めて、登場人物に感情移入したり
物語に感情を動かされたりしながら読み進めるうちに、いつのまにか
脳の仕組みを理解していて、記憶に残るようになっていると思います。
個人的には、事故や病気などで身体の一部を切断してしまった人が、
無いはずの腕や足に痛みを感じたり、勝手に動いていると感じてしまう
「幻肢(ファントム・リム)」という現象、またその治療法に関する
部分に一番興味をそそられました。
いくらか脳について勉強した事のある方には物足りない部分もあるかも
しれませんが、お子様や、興味が湧いたから読んでみようかな、という
方には最良の脳の入門書であると思います。
最後には涙が流れるかも。(^^
大人が読むぶんには、とても気軽に理解が得られる作品です。
猫好きの青年カオルが、謎の少年アキラとともに自分の脳を旅する。
ホムンクルスのへんてこなお爺さん、言語野にはなぜかDJ風のお兄さん、左脳は律儀なホテルマン、右脳は萌えるメイドさんなど、各脳領域にあったキャラクタが案内してくれる。
本書を脳科学の入門書として読むか、ファンタジー小説として扱うかは読者の自由である。最終章では、カオルだけでなく、読者の誰もが大切な何かを見つけるだろう。
これから夏にかけて親子で読むのをお勧めする。
主人公“僕”は、不思議な少年アキラにせがまれて、自分の脳の中を探索することになる。脳についての知識は僕もアキラも持っておらず、それぞれの部署にいる者に尋ねながら旅をする。それぞれの部署で案内をしてくれるのは、ヒトデのお化けのようなニューロン、頭と手ばかりがでかいホムンクルスおじいさん、物腰丁寧である左脳ホテルマンに、ちょっとハイテンションな右脳のメイド、などなど。こういう個性的な案内人に連れられて、僕やアキラだけでなく読者も一緒に未知なる脳の冒険に踏み込んでゆく。
本書は小学生高学年くらいから読めるだろうが、もちろん大人でも充分堪能できる内容になっている。脳に興味のある方は、一度手に取ってみられては如何だろうか。
脳は、私たちの「心」をつくっているところ、また、「からだ」をいろいろとコントロールしてくれているところ。自然と、脳ってどうなっているのかな、と疑問を持ってしまいますが、この本は、わかりやすく答えてくれます。ファンタジー小説にできあがっていて、楽しく、スラスラと読めてしまいます。私はテニスを中学生に教えていますが、この本を薦めたところ、多くの子がおもしろかった、と喜んでいました。是非、もっと多くの人にも読んでもらいたいと思います。
脳に関することを耳になじませるという意味ではとっつきやすいかも。
抽象的なたとえ話だけでなく、具体的な例もあってよかったです。
自分の経験と照らし合わせてナルホドと思う部分もありましたし。
ストーリー的には、「僕」が「僕」の脳の中を相棒と探検する設定。
各部位にいるヒトに説明を受けながらまわっていくことにます。
時間と愛と心。人間らしさについて考える機会になるといいですね。
発想自体がどこかにありそうで、ない。イラストがかなりふんだんに入っていて、わかりやすさを手助けしている。“これを映画にして見せてくれないかなー”というのが読み終わったあとの率直な感想。最後のとこは黙っておこう。