著者は5年間にわたり鳩山邦夫の公設秘書を経験し、特に政党政治を内部事情に詳しい。
また、記者クラブの開放を訴え続けているが、これは民主党の政策に一致しており、
民主党に近いジャーナリストといえる。
この本はやや薄手で選挙前の緊急出版的要素が濃いが、民主党の党内事情、派閥の実態
各幹部の普段見せる素顔等については、他のジャーナリストの追随を許さないものだ。
このような内容のものは、今までは与党である自民党だけに限られていたが、民主党に
ついても類書が出始めことについては感慨深いものがある。
しかし、民主党のマニフェストが出る前の出版でもあるため、投票前に政策を理解する
ために読む資料としては、やや情報量が不足していると言わざるを得ないだろう。
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民主党政権は日本をどう変えるのか (家族で読めるfamily book series 4) 単行本 – 2009/6/18
上杉 隆
(著)
「霞が関」大反発の大改革が始まる 総選挙前、必読の一冊!
政治の世界がより面白く見えてくる!
気鋭のジャーナリスト・上杉隆が贈る新生・鳩山民主党の知られざる政治力と、腐敗政治に終止符を打つ大改革のすべて!
小沢代表の辞任から鳩山新体制、党の歴史、政策、党内勢力、そして総選挙後の政界の動きまでを収録。
政治の世界がより面白く見えてくる!
気鋭のジャーナリスト・上杉隆が贈る新生・鳩山民主党の知られざる政治力と、腐敗政治に終止符を打つ大改革のすべて!
小沢代表の辞任から鳩山新体制、党の歴史、政策、党内勢力、そして総選挙後の政界の動きまでを収録。
- 本の長さ96ページ
- 言語日本語
- 出版社飛鳥新社
- 発売日2009/6/18
- 寸法14.9 x 0.7 x 21 cm
- ISBN-104870319268
- ISBN-13978-4870319264
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商品の説明
著者について
1968年生。ジャーナリスト。衆議院議員・鳩山邦夫の公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て2002年より現職
登録情報
- 出版社 : 飛鳥新社 (2009/6/18)
- 発売日 : 2009/6/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 96ページ
- ISBN-10 : 4870319268
- ISBN-13 : 978-4870319264
- 寸法 : 14.9 x 0.7 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,912,505位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ジャーナリスト・経営者・僧侶
処女作『石原慎太郎「五人の参謀」』が17万5000部のベストセラーに。
次作の『田中眞紀子の恩讐』『田中眞紀子の正体』でもともに5万部を売り上げる。
第一次安倍内閣の内幕を描いた『官邸崩壊』は10万部を超えるベストセラーとなり、直後に政権崩壊で予言の書と言われる。
共著を合わせると約50冊。総売上約100万部。
2019年1月25日、50歳で京都・聖護院門跡にて得度。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年10月5日に日本でレビュー済み
「記者クラブ」という「談合組織」があり、それが健全なジャーナリズムを阻み
「政治家と官僚の癒着」を温存させているという。
鳩山総理は、09年5月の民主党代表選勝利した直後
「民主党が政権を取って官邸に入った場合、記者会見はオープンにします」と明言したとのこと
このことは、民主党のマニフェストのなかで
5、政と官の関係を抜本的に見直す
○政治家と官僚の接触に係わる情報公開などで透明性を確保する。という一文となっている。
しかし、官邸の最初の記者会見で上杉氏は30分待たされた上で追い出された言う。
民主党の記者会見に六年間出続けた上杉氏なのだが。
この本は今が旬、「記者クラブ」は無くなるのか「公約は守られるのか」この目で確かめたい。
「政治家と官僚の癒着」を温存させているという。
鳩山総理は、09年5月の民主党代表選勝利した直後
「民主党が政権を取って官邸に入った場合、記者会見はオープンにします」と明言したとのこと
このことは、民主党のマニフェストのなかで
5、政と官の関係を抜本的に見直す
○政治家と官僚の接触に係わる情報公開などで透明性を確保する。という一文となっている。
しかし、官邸の最初の記者会見で上杉氏は30分待たされた上で追い出された言う。
民主党の記者会見に六年間出続けた上杉氏なのだが。
この本は今が旬、「記者クラブ」は無くなるのか「公約は守られるのか」この目で確かめたい。
2009年8月12日に日本でレビュー済み
まず、薄いから読みやすい。政治はちょっと…というひとでも、活字自体に耐えられれば、
読み切るのはたやすい。現在の民主党の来歴、寄せ集めといわれるその内訳、
小沢一郎の民主党内部からのイメージなど、平易に解説されている。
筆者は鳩山邦夫の公設秘書の経験もある人物。永田町の内輪の実像をよく理解していること
が、この本の説得力に厚みを与えているように思う。
可能な限り中立を保とうとしている気構えはうかがえるが、読後、少々民主党寄りかしらん、
という感覚が残らないこともない。ま、民主党の説明をする本なので、多少そういうバランスになるのは仕方のないところか。
このレビューを書いているのは選挙前ですが、選挙後でも、民主党政権が樹立した後でも
(「すれば」の話ですが。いやむしろ樹立しなくても)、読めば得るところはかなりあると思います。
「あー、選挙ってそういう風に動くモノなのね」とか、「あー、政治屋っていうのはそういうところで個性が出るものなのね」とか、
単なる教科書的な知識を超えた「感触」が研がれます。
必ずしも民主党限定でなく、政治なるものについての一般的なものの見方、みたいなものも多少わかるようになるかも。
「ファミリーブックシリーズ」ということですので、あくまで日頃興味のない人むけ、
というところでしょうか。理解力があれば中学生くらいでも読みこなせると思うので、
そういう入り口としても好適かもしれません。
読み切るのはたやすい。現在の民主党の来歴、寄せ集めといわれるその内訳、
小沢一郎の民主党内部からのイメージなど、平易に解説されている。
筆者は鳩山邦夫の公設秘書の経験もある人物。永田町の内輪の実像をよく理解していること
が、この本の説得力に厚みを与えているように思う。
可能な限り中立を保とうとしている気構えはうかがえるが、読後、少々民主党寄りかしらん、
という感覚が残らないこともない。ま、民主党の説明をする本なので、多少そういうバランスになるのは仕方のないところか。
このレビューを書いているのは選挙前ですが、選挙後でも、民主党政権が樹立した後でも
(「すれば」の話ですが。いやむしろ樹立しなくても)、読めば得るところはかなりあると思います。
「あー、選挙ってそういう風に動くモノなのね」とか、「あー、政治屋っていうのはそういうところで個性が出るものなのね」とか、
単なる教科書的な知識を超えた「感触」が研がれます。
必ずしも民主党限定でなく、政治なるものについての一般的なものの見方、みたいなものも多少わかるようになるかも。
「ファミリーブックシリーズ」ということですので、あくまで日頃興味のない人むけ、
というところでしょうか。理解力があれば中学生くらいでも読みこなせると思うので、
そういう入り口としても好適かもしれません。
2009年7月18日に日本でレビュー済み
政権交代の意義、民主党の歴史的沿革、現在の党内のグループ構成等について簡潔にまとめた
上で、民主党の経済政策、外交政策等について、問題点を柔らかなトーンで指摘していていきます。
著者は「記者クラブ」の閉鎖性を批判し続けていますが、民主党は記者会見を解放しているた
めか、基本的スタンスとしては民主党に好意的といえるでしょう。
政権交代の可能性が高まる中、「民主党ってそもそもなんだろう」という方にお薦めします。
情報量としては少なめですが、内容は分かりやすいと思います。
上で、民主党の経済政策、外交政策等について、問題点を柔らかなトーンで指摘していていきます。
著者は「記者クラブ」の閉鎖性を批判し続けていますが、民主党は記者会見を解放しているた
めか、基本的スタンスとしては民主党に好意的といえるでしょう。
政権交代の可能性が高まる中、「民主党ってそもそもなんだろう」という方にお薦めします。
情報量としては少なめですが、内容は分かりやすいと思います。