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人間になれない子どもたち: 現代子育ての落し穴 単行本 – 2003/3/1

4.0 5つ星のうち4.0 14個の評価

2歳まではテレビ・ビデオの視聴を控えめに

 最近、医療現場から「言葉が遅れている」「視線を合わせない」「友人と遊べない」といった乳幼児が最近増えているとの報告が多くなっているという。こうした家庭ではテレビやビデオを長時間視聴している例が目立ち、視聴を止めるようにとの小児科医の助言で改善したケースも少なくない。
これらの事例を受けて、04年2月6日に日本小児科医会が「子どもとメディアの問題に対する提言」と題し、テレビやビデオを含めた映像メディアとの具体的な付き合い方を提言した。「2歳まではテレビ・ビデオの視聴は控える」「授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止める」などを含む5項目である。
この提言を発表した日本小児科医会内で組織される「子どもとメディア対策委員会」には、本書の著者である清川輝基氏が顧問として参加している。今回の提言の内容は、清川氏が長年映像メディアに関わってきた経験に基づいて書かれた本書内でも警笛を鳴らしていることであり、また「ノーテレビデー」などの試みに関しても全国で試みられたいくつかの具体例を紹介し、単に映像メディアを否定するのではなく、メディアとの付き合い方を見直す提案であり、家族のコミュニケーションを取り戻すきっかけになると結んでいる。
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商品の説明

著者からのコメント

子どもたちの危機を前に、今、大人たちは何をすべきか!
子ども期に、人間としてのからだや心、コミュニケーション能力を発達させる時間と場所を奪われ“メディア漬け”で育つと、からだや心の発達にどんな歪みや遅れが現れるのか――「言葉がでない」「視線が合わない」など幼児教育や小児医療の現場から報告される“新たな異変”。背筋力、自立神経、視力、足の発達などの“からだの危機”。そして、キレる子ども現象や学級崩壊、不登校、引きこもりの激増、「人を殺す経験がしてみたかった」と本当に人を殺した少年――子どもたちに異常事態が起きているのは明らかだ。
“子どもの危機”の実相とは何なのか。子どもたちが、からだも心も“人間になる”ためには今、何が必要なのか。

 私は、この本を子育て中の親はもちろんだか、教師、保育士、行政関係者など、子どもに関わる仕事に携わっている人々に是非読んで欲しいと願っている。私がこの本で試みた“子どもの危機”の実証的、総合的な検証なしに、「大人たちは何をしなければならないのか」は見えてこないと考えるからである。

内容(「MARC」データベースより)

いまや日本の子どもたちは、からだも心も史上最悪の状態に陥っている。現状では「家庭」にも「学校」にも「地域社会」にもそれを救う手立てがない。おそるべき現実を凝視し、その解決策を提示した衝撃の書。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ エイ出版社 (2003/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 209ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4870998653
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4870998650
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 14個の評価

著者について

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清川 輝基
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上位レビュー、対象国: 日本

2006年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 子どもの危機については、だれもが異論がないのではないか。問題は、原因がどこにあり、なにをしなければならないかです。
 子どもにどういう変化が起きているのかの「実証的・科学的」データを紹介し、瀬川氏としての解明をしています。子どもの発達環境の変化等を指摘していますが、私が特に共感できたのは、家庭の教育力の崩壊です。このことは第1章で触れ、第2章で詳細に展開されています。まるで、子どもが子どもを育てている、深夜までコンビニに出入りし、ゲームを、ビデオを、テレビを長時間視聴し=メディア漬け、朝ご飯はまったく食べないという若者の当世あたりまえの生活を親が送り、子どもにも同じ生活をさせてなんら問題を感じない、この異常さ。子育ての社会化と、テレビ視聴時間の制限等を訴える筆者に共感するところが多くありました。
 子どもがおかしい、と感じている大人、本当は、今時の親に是非読んでもらいたい1冊です。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月25日に日本でレビュー済み
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講演会を聞いたことがあります。その内容が忘れられませんでした。
2004年11月23日に日本でレビュー済み
私が幼少の頃、テレビは「何曜日の何時」に見るものだった。それが今は飛躍的に時間が延びている。ビデオが出た時も、テレビゲームが出た時も、「これは良くない」と言われつつ、具体的に何が、どの程度悪いのかは不明のままだった。それがかなりデータを伴って示され、日本の歴史に沿って子どもの変化をクリアーに見せてくれた。大切なのは「廃絶」なのではなく「つきあい方」なのだ、主体的付き合いなのだ、ということ。煙草の禁煙・減煙にも通じるものがあると感じた。
 今、子育てをされている方に是非おすすめ。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
基点を0にせず、背筋力などの筋力が半減しているように見えるようなグラフの表現など、主観による主張、その主張に沿わせるグラフの見せ方があり、読者を誘導する意図があるように思えました。

また、環境の変化によるマイナス面にのみ焦点を当てており、環境に適応することで何が生まれているのかには
特に触れられておらず、著者の硬直した視点でのみ感じたことを、断定口調で表現している。強い言葉で刺激的に書くのは、その裏づけや中身がないためだと推察できる。

このような考え方、感じ方をするひともいるものだ、という価値観を理解するためには役に立つが、自身の子育て、教育の指針にしてしまっては、アレモダメ、コレモダメ、ムカシハヨカッタ、と思考停止状態になってしまうだろう。

本棚に入れると、知的レベルが疑われるような内容です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実例がたくさんならんでいるが、「これだ!」と思う観点が見つからないので、三つ☆
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年11月25日に日本でレビュー済み
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 大学生の就職難が、かしましく報じられている。世界的に不透明で不景気な中にあって、学生諸君は己の人生を決める就職に精進している。いやこれまでも、よりよい就職を目標に大学生として勉学に励み努力してきた。なのにどうして就職できないのか。この原因は何なのか。 
 それは君たちが、親や教育者たちから「自己流」の育児や教育をされ、自己流の人間性や社会性を身につけてきたからだ。
 戦後教育で洗脳された大人や社会が唱える「個人の自由」を教条に、自由主義社会では通用しない「自己流」にまみれた者を、はたして雇う企業があるのだろうか。
 この著書は、これらの基本的な問題点を教えてくれる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年5月28日に日本でレビュー済み
著者は序文で「できる限り科学的・実証的に捉える」と言っている。だが、この書で信頼に足るデータは、序盤で出てくる子どもたちの運動能力の低下くらいなものであり、そこから先は著者のただの想像で話を進めている。とてもじゃないが、これが「科学的・実証的」に捉えられたものとは言えない。
例えば1章にある「19世紀スタイルのままの学校」という項では次のような事がかかれている。「かつて情報の少なかった時代、生徒は教師の持つ知識・情報に対して畏敬の念を抱いていた。だが、メディアの発達などにより、教師以上に知識を持っている子どもだって多くいるようになった。教師は畏敬の念を持たれる存在ではない。それが、学級崩壊などにも繋がっている」という。だが、ここで出されているデータは、高校・大学の進学率だけである。これはただの想像ではないのか? 教師に対する念など、意識調査をすれば簡単に出せるはずだ。それすらしていないのに断言するのはどうだろう?
そもそも、この書には、「少年の問題行動」などという表記が多く出るのだが、少年犯罪そのものは戦後、一貫して減少の一途を辿っている。こういうと、決まって出てくるのが、「キレる少年」という表記なのだが、これはそもそも「キレる」の定義が曖昧である。また、言葉自体も最近になって「発明」された言葉なのである。そりゃ、昔は「キレる」少年なんかいるわけがない。
著者は「メディアリテラシー云々」なども言っているが、まず著者のメディアリテラシーをまず疑いたくなる。先の「キレる」などもそうであるし、森昭雄の「ゲーム脳」であるとか、片岡直樹の「自閉症類似」であるとかという、異端の意見のみをさも主流の如く喧伝するのはいかがなものか? 一般的な見解をまずは示すべきではないのか? 3章「バーチャル体験先行の危機」では、「バーチャル体験だけで命の重みが分かっていないから、重大事件が起きる。森昭雄氏の書にもカブトムシが死んで悲しんでいる親に子供が「電池を取り替えれば良いよ」と言った話が紹介されている」などと書かれているのだが、その森氏のエピソードは都市伝説として広まっている言葉である。その程度のことすら調査しないでそのまま掲載する者に「メディアリテラシーが貧困」などと言われたくは無い(ちなみに、134頁で川島隆太氏の話が出ているが、これも川島氏の調査をかなり恣意的に切り取ったものだと言う事は言及しておく)。
著者は「まっとうな人間を育てる」というのだが、著者の言う「まっとうな人間」とは何なのだろう? 何よりもまずそれがわからない。そして、例えそれが明らかになっていたとしても、今度はそれが「本当に」良いのかどうか、という疑問が残る。そこから考えねばなるまい。
以上、極めて問題の多い書だと判断する。
55人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年5月5日に日本でレビュー済み
 武器を用いた暴力から自殺まで、このところ子どもの事件が相次いでいる。背景に小中学生を取り巻く状況に問題があるとはかねて言われてきたことだ。が、では子どもたちの何が異常で、どういうことが問題なのか。
 本書は、そういった“子どもたちの危機”を見つめる報告書である。NHKで子育てに番組に長く携わってきた著者は、さまざまな具体例をもって子どもたちの“危うい環境”を告発している。
 特長は子どもたちの「からだの異変」に注目していること。たとえば遊び場の多くがエアコン完備となった70年代、「朝の体温が35度台」の子どもたちが出現した。が、それから25年経ったいまは、朝は35度台で「午後から夕方にかけて37度5分前後に」なる子どもが「かなり」増えているというのである。
 あるいは、子どもをテレビなど「メディア漬け」にして恥じない親を糾弾、家庭教育への失望感を訴える。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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