朝食を食べていたと思ったら、パパと二人で行き先は決めない、地図も持たない気ままな車の旅に。
目的はないけど、時間に縛られず気ままで行き当たりばったりな自由な旅。
目に入る景色、鼻いっぱいに吸い込む空気が伝わってきそう。
子どもみたいに無邪気で自由なパパと、子ども扱いされない分だけ年よりちょっとしっかり者っぽい僕。
夜は海辺で車で寝てしまう。（オープンカーなのに！）
波の音、海のにおい、見上げる星、ほほをなでる風、きっと僕が大きくなっても、ふとした時に思い出すのかもしれない。
この絵本にママは出てきません。理由も書かれていないけど、ママがいると無計画な旅はまず無理ですからね。
パパと、そして僕（男の子）だからできる旅。ちょっと羨ましくなってしまう。
油絵を壁に塗ったような立体感があるタッチ、独特の絵、決して上手い絵ではないけど、やけに味わい深い。
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