bassoさん、知りませんでした。
きっかけは育児休暇中にたまたまTVで見た『リストランテ・パラディーゾ』
その独特の世界観に魅せられました。
最近になってその原作コミックをチェックした際、Amazonのレコメンデーション機能で
引っかかったのが本書。
表紙と内容紹介「経済学者ヴィットーリオ・コンティが男と関係を持った理由----。」
に釣られ、お薦めに従い『クマとインテリ』と同時に購入。
レビューを見ると『クマとインテリ』の方が人気のようですが、個人的には断然本書。
ストイックなぶん、色気がより引き立って素敵。
することしても、お互い惹かれ合っても、なお一線を引こうとする二人が愛おしい。
アルマンドの愚直ともいえる硬派ぶりは本当に惚れ惚れします。
教授の、「お前はいい男すぎるな」という台詞に深く同意。
ところで教授、「男としてみたい」ではなく「お前としてみたい」の間違いでは?
黒のVネックが超絶セクシーですね。
最初、うっかり浅田彰を思い浮かべてしまいましたが間違いでした、すみません・・
教授とアルマンドの関係が好きですが、教授とメディア王の、単なる友情では説明し切れない
複雑な関係も気になったり。ジーノ・カッラーロ、非常にいい味出しています。
表題作以外の作品も、人間の業や人とのつながりを描いた作品で興味深かかったです。
最後に、ファウスト・カッラーロのおしゃまな娘アンナと秘書もまたツボでした。
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amato amaro (EDGE COMIX) コミック – 2007/6/29
basso
(著)
経済学者ヴィットーリオ・コンティが男と関係を持った理由----。
経済学者で政治顧問、ヴィットーリオ・コンティ教授はボディガードでバイセッスアーレのアルマンド・パガーニを挑発する。「男とやってみたい。お前が付き合ってくれるなら、試してみたいんだが?」冗談のような口ぶりにアルマンドは怒り、拒絶するのだが…。
表題作シリーズのほか、特別描きおろし『カッラーロの秘書』を加えた待望の第2弾ついに登場!!
【収録作品】
LA SCORTA ラ・スコールタ/
Gino e Vittorio ジーノとヴィットーリオ/
amato amaro アマート・アマーロ/
bandoliera バンドリエラ/
differenza ディッフェレンツァ/
tatuaggio タトゥアッジィオ/
partita パルティータ/
GELATERIA DI MARCELLO ジェラテリー・デ・マルチェッロ/
カッラーロの秘書
【初版限定特別ふろく…ポストカード&ブックマークシート】
経済学者で政治顧問、ヴィットーリオ・コンティ教授はボディガードでバイセッスアーレのアルマンド・パガーニを挑発する。「男とやってみたい。お前が付き合ってくれるなら、試してみたいんだが?」冗談のような口ぶりにアルマンドは怒り、拒絶するのだが…。
表題作シリーズのほか、特別描きおろし『カッラーロの秘書』を加えた待望の第2弾ついに登場!!
【収録作品】
LA SCORTA ラ・スコールタ/
Gino e Vittorio ジーノとヴィットーリオ/
amato amaro アマート・アマーロ/
bandoliera バンドリエラ/
differenza ディッフェレンツァ/
tatuaggio タトゥアッジィオ/
partita パルティータ/
GELATERIA DI MARCELLO ジェラテリー・デ・マルチェッロ/
カッラーロの秘書
【初版限定特別ふろく…ポストカード&ブックマークシート】
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社茜新社
- 発売日2007/6/29
- ISBN-104871829197
- ISBN-13978-4871829199
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登録情報
- 出版社 : 茜新社 (2007/6/29)
- 発売日 : 2007/6/29
- 言語 : 日本語
- コミック : 228ページ
- ISBN-10 : 4871829197
- ISBN-13 : 978-4871829199
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,234位ボーイズラブコミックス
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イタリア想像されていいですね.しかし,オノナツメ先生というか,BL好きのファンのみなさん,頑張っていますね.ま,少年青年漫画のほうがSex描写はきついが.男が男×男えおみると萎えるんだよね.男は馬鹿だから女×女に興奮するけど.馬鹿なところはマネしちゃ・・・
2007年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
OPERA掲載の8編と描き下ろし8P「カッラーロの秘書」収録。
うち3編がボディガードと経済学者モノで、『クマとインテリ』とほぼ世界は同じ。
「ジェラート談義」の3人組の話もあってうれしい。
コミックス全体としてはこちらの方がより抑制が利いた感じ。シーンとしてのエロは少ないです。
非常におシャレな絵柄なのは言うまでもなく、さらにこの方の漫画は目の表情がほんとに豊かでいいですね。ほんの少し眉間にシワを寄せるだけで、これほど豊かに感情を表せるものか、と驚きます。
しぐさやセリフにも含みがあり、そういう意味での色気はたっぷりあります。
ラブストーリーにエロは絶対必要と思ってるわけでもありませんが、この作者の描く、体温を感じるような肌の触れ合いや熱気といったものも、やっぱりもうちょっと見たかったなと、どうしても思ってしまう自分をちょっぴり恥じつつ、とはいえ、大人向きのとても上質な漫画だと思います。
うち3編がボディガードと経済学者モノで、『クマとインテリ』とほぼ世界は同じ。
「ジェラート談義」の3人組の話もあってうれしい。
コミックス全体としてはこちらの方がより抑制が利いた感じ。シーンとしてのエロは少ないです。
非常におシャレな絵柄なのは言うまでもなく、さらにこの方の漫画は目の表情がほんとに豊かでいいですね。ほんの少し眉間にシワを寄せるだけで、これほど豊かに感情を表せるものか、と驚きます。
しぐさやセリフにも含みがあり、そういう意味での色気はたっぷりあります。
ラブストーリーにエロは絶対必要と思ってるわけでもありませんが、この作者の描く、体温を感じるような肌の触れ合いや熱気といったものも、やっぱりもうちょっと見たかったなと、どうしても思ってしまう自分をちょっぴり恥じつつ、とはいえ、大人向きのとても上質な漫画だと思います。
2007年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オペラの方でほぼすべて読んでいた作品だけど
こうしてまとめて読むと余計に魅力を感じる
キャラクターの会話(ネーム)や表情 間の演出がすごく上手い
おしゃれ!大人の恋愛!
セックスをしていない時の人と人との距離感 感情の動きが感じられて
すーてーきー
こうしてまとめて読むと余計に魅力を感じる
キャラクターの会話(ネーム)や表情 間の演出がすごく上手い
おしゃれ!大人の恋愛!
セックスをしていない時の人と人との距離感 感情の動きが感じられて
すーてーきー
2007年7月11日に日本でレビュー済み
初めてこの方の絵を見た時は、独特のタッチで少々驚きましたが、今となっては寧ろハマってます。
そんなbassoさんのメンズラブコミック第二弾。
「クマとインテリ」より更に濡れ場は少ないですが、それだけにキャラの
心情描写が細かく、丁寧です。
妨げられる物が何もない若者と違い、体裁や地位が関わっているだけに、
キャラ同士の関係は遅々と進展しますが、その焦れったさが良い。
反してそういう世界で生きていながら、妙に子供っぽい部分もあり、
結局大人であっても恋愛に伴う行動は同じなのかなと、ふと思いました。
また作者さんは実際にイタリアに留学されていたとのことで、
非常にイタリアの雰囲気が活かされた漫画になっていると思います。
イタリアならではの食べ物、事情等々、このジャンルで此処まで独特の
空気を持つ漫画も、そうは無いと思います。
「クマとインテリ」と共に感情面が非常に重視されている作品ばかりですので、
激しい描写を望んでいる方には面白くないかもしれませんが、
濡れ場ばかりの漫画に飽きていたり、キャラの心情変化を描いた漫画を読みたい方には是非オススメします。
気になっている方も、読んで損はしないと思います。
そんなbassoさんのメンズラブコミック第二弾。
「クマとインテリ」より更に濡れ場は少ないですが、それだけにキャラの
心情描写が細かく、丁寧です。
妨げられる物が何もない若者と違い、体裁や地位が関わっているだけに、
キャラ同士の関係は遅々と進展しますが、その焦れったさが良い。
反してそういう世界で生きていながら、妙に子供っぽい部分もあり、
結局大人であっても恋愛に伴う行動は同じなのかなと、ふと思いました。
また作者さんは実際にイタリアに留学されていたとのことで、
非常にイタリアの雰囲気が活かされた漫画になっていると思います。
イタリアならではの食べ物、事情等々、このジャンルで此処まで独特の
空気を持つ漫画も、そうは無いと思います。
「クマとインテリ」と共に感情面が非常に重視されている作品ばかりですので、
激しい描写を望んでいる方には面白くないかもしれませんが、
濡れ場ばかりの漫画に飽きていたり、キャラの心情変化を描いた漫画を読みたい方には是非オススメします。
気になっている方も、読んで損はしないと思います。
2007年7月17日に日本でレビュー済み
ジャケ買いです。
表紙とそして、大人の恋とかなんとかいうオビに興味を持って買って見たら、
BLでしかも濡れ場があったのでびっくりしました。
この方の作品は初めてでしたが、絵と心情描写の巧さに舌を巻き、
虜になりました。買って正解。が、ここまで淡々ともってきたら
口付け以上の濡れ場はむしろ無粋な気がし、星ひとつ減。
勢いに乗って他の作品も買いあさりましたが、私にはイマイチでした。
もちろん楽しめましたが、初期につき筆致や作品描写がいまいちなのと、どぎついのとで。
心や体が結ばれた表現は、抱擁やキスで充分。(古い映画のようにね)
子育てに毎日燃え尽きてて、悶々していない元腐女子の感想でした。
表紙とそして、大人の恋とかなんとかいうオビに興味を持って買って見たら、
BLでしかも濡れ場があったのでびっくりしました。
この方の作品は初めてでしたが、絵と心情描写の巧さに舌を巻き、
虜になりました。買って正解。が、ここまで淡々ともってきたら
口付け以上の濡れ場はむしろ無粋な気がし、星ひとつ減。
勢いに乗って他の作品も買いあさりましたが、私にはイマイチでした。
もちろん楽しめましたが、初期につき筆致や作品描写がいまいちなのと、どぎついのとで。
心や体が結ばれた表現は、抱擁やキスで充分。(古い映画のようにね)
子育てに毎日燃え尽きてて、悶々していない元腐女子の感想でした。
2013年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
好き嫌いが分かれる作家さんなのでしょうか。評価が高かったので購入してみたのですが私はそれほど好みではありませんでした。描線が個性的で慣れるまでに2度~3度ほど読み返しました。読みなれてくると人物の表情の違いとか色々見えてきてそれはそれで良かったのですが少し疲れてしまった。こういう絵に慣れている方で読み取りやすい方には雰囲気があって良い作品なのだろうと思います。
また、ストーリー展開はじんわり静かで読み終わったあとに心に残るものがあるようなどちらかといえば良質な小説を読んだ雰囲気に近いと思います。でもたとえば、BL読者の中には、畳み掛けるような展開や切なさやエロティックなものを求めている方もいらっしゃると思うし、そういう方には多分期待はずれで面白くないだろうと思います。
また、ストーリー展開はじんわり静かで読み終わったあとに心に残るものがあるようなどちらかといえば良質な小説を読んだ雰囲気に近いと思います。でもたとえば、BL読者の中には、畳み掛けるような展開や切なさやエロティックなものを求めている方もいらっしゃると思うし、そういう方には多分期待はずれで面白くないだろうと思います。
2011年2月2日に日本でレビュー済み
basso氏の単行本第二弾。大人の男同士の恋物語。
BLですが、そういうシーンはあまりどぎつくないので安心して読めます。
前作「クマとインテリ」よりいささか話が込み入っていて、初めは「外したかな?」と思いましたが、何度も読む内に、またもこの世界のとりこに。
前作にも出ている「ファウスト・カッラーロ」氏が、出てくる度に微妙にはっちゃけていくのが面白いです。
初めの方はちょっと嫌味な「インテリ政治家」だったのが、この本ではすっかり「おちゃめ紳士」になっています。可愛い。
前作がコーヒー・チョコレート系フレーバーのジェラートだとすると、このお話はウイスキーボンボンですかね。ちょっと苦味の強い、より大人の味に。
べったべたの恋愛物にはちょっと食傷気味な方に。渋い大人の味わいです。
BLですが、そういうシーンはあまりどぎつくないので安心して読めます。
前作「クマとインテリ」よりいささか話が込み入っていて、初めは「外したかな?」と思いましたが、何度も読む内に、またもこの世界のとりこに。
前作にも出ている「ファウスト・カッラーロ」氏が、出てくる度に微妙にはっちゃけていくのが面白いです。
初めの方はちょっと嫌味な「インテリ政治家」だったのが、この本ではすっかり「おちゃめ紳士」になっています。可愛い。
前作がコーヒー・チョコレート系フレーバーのジェラートだとすると、このお話はウイスキーボンボンですかね。ちょっと苦味の強い、より大人の味に。
べったべたの恋愛物にはちょっと食傷気味な方に。渋い大人の味わいです。