「脳の右側で描け」が必要になります。この本は、それを補うための道具です。
透明なフィルムに水性ペンでガイドを引いて、それをカメラのファインダーのように見立ててスケッチ・デッサンしていきます。その透明フィルムは付属するのですが、グラファイト・チョーク・インクを用意するのが難しいでしょう。
それでも画材そのものは安いので、地元の画材屋、ネット通販で揃えてこの書籍を続けていきましょう。きっと見違えるほど簡単に、素早く絵が描けるようになるはずです。身構えずにスムーズに絵と向き合うことができるようになります。
絵は見たまま描くことが重要であり、言葉で説明されて描けるものではないというのがこの書籍からよく分かるのです。そのためのツールが何なのか分かるようになります。最初に描くものを決めて、それと次に描くものの比率を理解すれば正確に書き続けることができるっていう理屈なんです。これは言葉で理解するものではなく、どう見るかという技法の問題なんですね。
この書籍でいう右脳モードで描き続けていけば気持ちが楽になる上に、驚くほど正確にデッサンできるようになると思います。
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