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檻のなかのダンス 単行本 – 1998/8/1
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日1998/8/1
- ISBN-104872334019
- ISBN-13978-4872334012
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 太田出版 (1998/8/1)
- 発売日 : 1998/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 315ページ
- ISBN-10 : 4872334019
- ISBN-13 : 978-4872334012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 534,450位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,018位サブカルチャー一般の本
- - 9,921位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
鶴見済(つるみ・わたる)
フリーライター。東京都生まれ。東京大学文学部社会学科卒。
最新刊は『人間関係を半分降りる』(筑摩書房刊)。
90年代初めに会社員に耐えられずフリーに転身。10代からの心の病により、精神科通院を続ける。その体験を土台に、生きづらさから逃れて楽に生きるための執筆・言論活動を行ってきた。
つながりのない人がつながるための「不適応者の居場所」、使わない物の路上での無料放出市「0円ショップ」、共同で営まれる畑での耕作など、無料の経済を実践している。社会に適応できず、つながりをなくしがちな人の居場所も継続的に開催している。
その他の著書に、『0円で生きる』、『完全自殺マニュアル』、『脱資本主義宣言』、『人格改造マニュアル』、『檻のなかのダンス』、『無気力製造工場』、『レイヴ力』(共著)、『ぼくたちの「完全自殺マニュアル」』(編著)、などがある。
Twitter: @wtsurumi
ブログ: 鶴見済のブログ http://tsurumitext.seesaa.net/
Instagram:wtsurumi
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCa6caZ0NgkswQCEk_06r6NQ?view_as=subscriber
トーク専用ブログ: tsurumi's talk http://tsurumistalk.blogspot.com/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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レイヴレポートなどの躁状態と
拘置所生活の鬱状態で全然トーンが違って面白いです
学校の騒音問題など後の「脱資本主義宣言」に繋がる社会活動に繋がる部分もあって興味深いです
勇み足なのか冗談なのか判然としない危うい意見も多い(「たまには戦争だってしたい」なんて2004年3月現在読むと……)し、厳密な一貫性を求めるとアレレ?となっちゃうこともしばしば。けど著者の文章に溢れるウィットは比類ないもので、何度読み返しても吹き出してしまう。「カラダ」を愉しませてくれる本だ。
帯には「考えたってしょうがねえ!」とあるが、著者がここまで「架空のこと」を看破し、憎む知性を得たのも「ドリル」のなかでもがきまくったからこそ、とも思う。本人にとって幸せとはいえないかもしれないし、「ドリル」を正当化するわけではないが、個人的にはこんなに考えてコツコツと調べ物をしたりする著者に、どうしても好感をもってしまう。
第一回フジロックやラブパレードのルポも含む、「90年代とはどんな時代だったか?」を象徴する古典。ビシッと机に向かって読むべき良書、だと思う。
今はなきラヴパレード紀行取材は貴重な気が。
イギリスでスクエアプッシャ―が有名な理由が「日本で有名ってことで本国で有名」ってのにはへぇーって思った。
内容は著者の愚痴だったり、レイブパーティー参加記録だったり、
覚せい剤で逮捕された時の獄中記録とか、そんな感じだ。
10点満点評価で6点くらいの本、鶴見済が好きなら読んでもいいかもってくらい。
オレこの本三冊買いました
だからこの本ではそうしたレイヴにおけるダンスを、何か人間の根源的な本能に結び付けて語っているが、同じ時代に参加していた者の目から見ても非常に滑稽な「妄想」である。現実にそんなレイヴは結局は音楽の一つのムーヴメントとして時代の移り変わりとともに衰退していき(むしろ他のジャンルに比べても衰退は早かったと言える。発展性に欠けるジャンルだからだ)今ではゴアトランスなど耳にする機会もない。若い人はもう知らないだろう。結局は商業音楽の一つであり、そんなことは当時からわかり切っていたことだ。
この本は別にレイヴだけについて語っているわけではないのだが、正直言って、今改めて読み直す価値はないだろう。