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国民クイズ (下巻) (Ohta comics) 単行本 – 2001/7/1
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- 本の長さ447ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2001/7/1
- ISBN-104872336003
- ISBN-13978-4872336009
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商品の説明
商品説明
国権の最高機関「国民クイズ」の番組に出演し、勝ち残れば殺人でもエッフェル塔の私物化でも合法化される、「あなたのための全体主義」の世界。ほとんど荒唐無稽とすらいえる設定だが、その設定を大前提に構築された世界の中で複雑にうごめく人々を徹底的に描写することで、中途半端なリアリズムを超越した濃密な勢いが生み出されている。表情豊かでポップな加藤伸吉の独特な描線も、いい意味で漫画っぽいこの物語の奇想天外な魅力を増幅させることに貢献している。
「国民クイズ」および同番組放映中に差し込まれるCMの描写の過剰なばかばかしさは、風刺のための風刺ではなく、あくまでエンターテイメントのための毒づき。状況設定や世界観の説明を兼ねる見事なオープニングから、怒涛のようにクライマックスに向けて転がっていく物語とその描き方が巧みだからこそ、さまざまな問題提起も嫌みなく興奮と同時に伝わってくる。これぞ良質な問題作。打ち切り気味のやや唐突な終わり方には賛否両論あるだろうが、とにもかくにもこの圧倒的な熱量はすごい。はてしない欲望の果てにあるものは、はたして何か?(横山雅啓)
登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2001/7/1)
- 発売日 : 2001/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 447ページ
- ISBN-10 : 4872336003
- ISBN-13 : 978-4872336009
- Amazon 売れ筋ランキング: - 442,581位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 233,708位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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こういう展開だったか。
人間の欲望と本質を最後まで描き切った漫画。
最後まで展開が読めませんでした。
らしい終わり方でした。
絵と話の雰囲気がベストマッチした漫画です。
しかし、ラストは「オレ達の戦いはこれからだっ!」的な感じでした…。
しかーし!やっぱり続きが読みたいっす!続きを書いてください。プリーズ!
当時の世相等を反映していて非常に懐かしかった。
国民とは何か?幸せとは何か?その答えはすべて国民クイズがすべて持っている。
「勝ち抜きおめでとう!願いは大好きなアイドルの○○と結婚したいでしたっけ?では○○ちゃんと婚姻届けはこちらになります!」
「おや、あなたは故郷にエッフェル塔を飾りたいでしたのよね?フランス政府には通達済みです!」
「君は迷子の犬を見つけてほしいだったね!国民クイズ省の総力をあげて探し出しました!」
どんな人でも日本国民であれば、幸せを掴むチャンスを与えられ、主人公であるK井K一のマイクパフォーマンスに酔いしれて、
ハイリスクハイリターンの賭けに身を投じる。負ければ地獄にも勝る罰則が、勝てば天国桃源郷ユートピア。
どんな小さなことでも、どんな凶悪犯罪的なことでもすべて合法、不変の絶対正義。
国民みんなのための全体主義、それが国民クイズ。
この漫画の舞台は日本、三権分立の上に国民クイズが君臨し、国民クイズの勝者の願いは絶対。
戦後日本から国民クイズにおける成り立ち、国民クイズ体制下における国内の歪み、
そして、国民クイズの象徴でもあるK井K一はどうなっていくのか?
この漫画はたくさんの人に読んでいただきたい、
なぜなら現時点で私が一番面白い漫画と思っているからだ。
絵が凄く前衛的で気持ちが悪いかもしれない。だがそれがいい。とにかくエネルギッシュで想像を絶するほどシリアスな内容だ。
後半になるにつれ、K井K一のパフォーマンスは狂気の様相を呈する。それに呼応するように国民の気持ちも最高潮に昂る。
富か、名誉か、愛か、平和か、革命か、戦争か...
国民クイズが見せてくれる世界を是非ご堪能あれ。