読後感が哀しいものが多くて、よしなが先生らしいといえばらしいんだけど・・・もうちょっと救いがある方が私は好きだなあ・・・。
BLに抵抗なくて、星真一が好きな人にはいいかも。
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それを言ったらおしまいよ (F COMICS) コミック – 2004/1/24
よしなが ふみ
(著)
よしながふみ 短編 ゲイコミック 書き下ろし読み切り版です。
- 本の長さ188ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2004/1/24
- ISBN-104872337980
- ISBN-13978-4872337983
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登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2004/1/24)
- 発売日 : 2004/1/24
- 言語 : 日本語
- コミック : 188ページ
- ISBN-10 : 4872337980
- ISBN-13 : 978-4872337983
- Amazon 売れ筋ランキング: - 266,458位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編を集めたもので、オールダメ人間総出演といったところです(笑)それでもこれがよしながふみの真髄ではないでしょうか。
【それを言ったらおしまいよ】
おバカなホモ作詞家と腐れ縁の男性のお話。売れない作曲家を半ば養っているのが耕平(ノンケだったはずなのに)。
いつの間にかダメダメ光線にやられてしまったのか、崇を愛しちゃうのです。その崇が書く詞がめちゃくちゃ可笑しい。 そんなんともおバカなお話でございます。
【私の永遠の恋人】
これはアンドロイドのお話。ちょっと一昔のSF、BLソース仕立てという感じです(笑)内容はかなり暗いですが、
ヒゲオヤジ趣味の方には一見の価値があるかと。私はこの歪みまくった純文学テイストな話が好きです。よしながふみの思想の深さを感じる一作。
【おとぎの国】
これもかなり暗い話で、よしながふみはこういうものも描きたい人なんだろうな、と思わせる話。哲学的で萌えポインツもなく読者を選ぶと思います。
世の中は全て健全な心で居られるように、純粋な心で居られるように育った人間ばかりではない。スタートラインがみな同じだと思うからおかしなことになる。
そして神様はたったひとり残った人間にも罰を与えることとなる。
【ある五月】
大人の男女のお話。これは難しい。よしながふみという女性は時々摩訶不思議な女性を描く。それでもこれは世の女性の等身大の姿であり、
ある意味身に詰まされる話だと思います。鋭い洞察力に脱帽。
【ピアニスト】
ヒゲオヤジ趣味の方必見。登場人物が45なんでどこからどう見てもれっきとしたオヤジです(笑)堕落したピアニストの妄想のお話。オチのある小話風な短編です。
全体的にダメダメモードの暗い内容ですが、よしながふみの真髄を知りたい方は是非。
【それを言ったらおしまいよ】
おバカなホモ作詞家と腐れ縁の男性のお話。売れない作曲家を半ば養っているのが耕平(ノンケだったはずなのに)。
いつの間にかダメダメ光線にやられてしまったのか、崇を愛しちゃうのです。その崇が書く詞がめちゃくちゃ可笑しい。 そんなんともおバカなお話でございます。
【私の永遠の恋人】
これはアンドロイドのお話。ちょっと一昔のSF、BLソース仕立てという感じです(笑)内容はかなり暗いですが、
ヒゲオヤジ趣味の方には一見の価値があるかと。私はこの歪みまくった純文学テイストな話が好きです。よしながふみの思想の深さを感じる一作。
【おとぎの国】
これもかなり暗い話で、よしながふみはこういうものも描きたい人なんだろうな、と思わせる話。哲学的で萌えポインツもなく読者を選ぶと思います。
世の中は全て健全な心で居られるように、純粋な心で居られるように育った人間ばかりではない。スタートラインがみな同じだと思うからおかしなことになる。
そして神様はたったひとり残った人間にも罰を与えることとなる。
【ある五月】
大人の男女のお話。これは難しい。よしながふみという女性は時々摩訶不思議な女性を描く。それでもこれは世の女性の等身大の姿であり、
ある意味身に詰まされる話だと思います。鋭い洞察力に脱帽。
【ピアニスト】
ヒゲオヤジ趣味の方必見。登場人物が45なんでどこからどう見てもれっきとしたオヤジです(笑)堕落したピアニストの妄想のお話。オチのある小話風な短編です。
全体的にダメダメモードの暗い内容ですが、よしながふみの真髄を知りたい方は是非。
2008年6月18日に日本でレビュー済み
今度アニメ化される西洋骨董洋菓子店の作者で有名なよしながふみさん。
その魅力がつまった短編集です。
よしながふみさんの作品は、最後には丸く収まる癒し系なお話が多々ありますが、
この短編集にはそれが半々と言った感じです。
いや、物悲しく終わってしまう方が若干多いかも??
それでもよしながふみさんの魅力は十二分に発揮されています。
最後が救いようのない終わり方でも、どこか納得させられるような気分になるのが不思議。
30代前後の男性がもう素敵すぎます。
でもやっぱり表題にもなっている最初の話、「それを言ったらおしまいよ」が一番好きですかね。
笑える楽しいオチが好きです。
その魅力がつまった短編集です。
よしながふみさんの作品は、最後には丸く収まる癒し系なお話が多々ありますが、
この短編集にはそれが半々と言った感じです。
いや、物悲しく終わってしまう方が若干多いかも??
それでもよしながふみさんの魅力は十二分に発揮されています。
最後が救いようのない終わり方でも、どこか納得させられるような気分になるのが不思議。
30代前後の男性がもう素敵すぎます。
でもやっぱり表題にもなっている最初の話、「それを言ったらおしまいよ」が一番好きですかね。
笑える楽しいオチが好きです。
2005年4月28日に日本でレビュー済み
今までよしながふみさんの漫画は、
人生の甘くない部分も含みながら終わりはいい感じ、
だと思っていたのですが、同じ考えでこの本を読むと
非常に違和感があります。
アンドロイドの話は心に残りますが、
終わり方が暗いのは苦手で、★2つにしました。
人生の甘くない部分も含みながら終わりはいい感じ、
だと思っていたのですが、同じ考えでこの本を読むと
非常に違和感があります。
アンドロイドの話は心に残りますが、
終わり方が暗いのは苦手で、★2つにしました。
2004年3月25日に日本でレビュー済み
正直な感想は「残念!」の一言です。よしながふみさんの作品はテーマこそ多岐にわたっていますが読み終わったあとには、いつも何か胸に残るものがありました。この本は短編集ということもあり、いろんな作品が収録されているのですが釈然としなかったり、すっきりしなかったり。。。そんなのあり?みたいな結末が多い本です。短編のため、一つの物語を掘り下げることができないせいかもしれませんが疑問の残る結末が多いのが本当に残念です。いろんなよしなが作品を見てみたい方にはおすすめしますが「こどもの体温」などの作品が好きな方にはあまりおすすめできません。
2012年1月17日に日本でレビュー済み
よしながふみさんが、BL漫画を書いてる方だとすっかり忘れて、うっかり読んでしまいました。
ゲイの方の性描写が、かなりリアルだった作品があるもので、やっぱりどんな綺麗な男性がまぐわっていても、ノンケの私にはきつかったところもあります。
でも、それ以上にストーリーが面白かった。
タイトル作品なんか、特に可愛らしいお話で、金子みすずの詩を引用してくるところなんかも素敵でした。恋愛に男も女もないなと。
これで、エッチな場面がもっとぼんやりと描かれていたら、もっと好きになっていたな・・・
ゲイとは関係ない「ある五月」なんかも、とても切ないお話で、お互い悪くはないのに離婚せざるをえない状況というのもあるのだなと、優しいだけじゃ相手を思いやるだけじゃ駄目なこともあるんだなと、色々考えさせられるお話でした。
セクサロイドの話が評価が高いようですが、私はちょっとエログロは苦手なので他の話のほうが好きです。
ゲイの方の性描写が、かなりリアルだった作品があるもので、やっぱりどんな綺麗な男性がまぐわっていても、ノンケの私にはきつかったところもあります。
でも、それ以上にストーリーが面白かった。
タイトル作品なんか、特に可愛らしいお話で、金子みすずの詩を引用してくるところなんかも素敵でした。恋愛に男も女もないなと。
これで、エッチな場面がもっとぼんやりと描かれていたら、もっと好きになっていたな・・・
ゲイとは関係ない「ある五月」なんかも、とても切ないお話で、お互い悪くはないのに離婚せざるをえない状況というのもあるのだなと、優しいだけじゃ相手を思いやるだけじゃ駄目なこともあるんだなと、色々考えさせられるお話でした。
セクサロイドの話が評価が高いようですが、私はちょっとエログロは苦手なので他の話のほうが好きです。
2004年7月7日に日本でレビュー済み
幸せな結末好きの私としては、読むのがつらいお話もありましたが、全体的には十分楽しめました。それほど悪くないと思います。
特に面白かったのは、やはり最初と最後のお話で、切なさや笑い、痛みというようなものの微妙な匙加減が良かったです。雑誌掲載時から好きだと思っていた「ワタシの永遠の恋人」は、ラストひとひねりがお気に入りです。
結構考えさせられたのが、「ある5月」。優しすぎて、いやな事も全て我慢してしまう初老の大学教授と、しんから男運の悪さが染み付いてる感のある40路の女。教授がもっと自己主張できてたら、違った展開になったのでしょうか。非常に切ないお話でした。
特に面白かったのは、やはり最初と最後のお話で、切なさや笑い、痛みというようなものの微妙な匙加減が良かったです。雑誌掲載時から好きだと思っていた「ワタシの永遠の恋人」は、ラストひとひねりがお気に入りです。
結構考えさせられたのが、「ある5月」。優しすぎて、いやな事も全て我慢してしまう初老の大学教授と、しんから男運の悪さが染み付いてる感のある40路の女。教授がもっと自己主張できてたら、違った展開になったのでしょうか。非常に切ないお話でした。
2006年11月17日に日本でレビュー済み
よしながふみさんは好きでよく読むのですが、心をつかむ言葉をよく使われます。
帯にあるように「野郎で29歳でそんなに可愛くて、どーすんのお前!?」って言葉に惹かれて購入したのですが、せっかくの名セリフ?が淡々と流れてしまっていてもったいないな〜と思いました。
帯にあるように「野郎で29歳でそんなに可愛くて、どーすんのお前!?」って言葉に惹かれて購入したのですが、せっかくの名セリフ?が淡々と流れてしまっていてもったいないな〜と思いました。