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封印された『電車男』 (Love&Peace 13) 単行本(ソフトカバー) – 2005/2/26
安藤 健二
(著)
ベストセラー『電車男』には、実際の掲示板上の膨大な書き込み(生ログ)のうち、たったの6.4%しか収録されていない。もしすべての書き込みを収録すれば、それは現在の単行本の10倍以上、5000ページを優に超える計算になるという。
本書ではこの、「単行本になれなかった、残り93%の物語」を徹底検証する。ニセ電車男、毒舌ムーミン、不治の病の男、そしてセックス。
グリム童話は、初版での残酷な描写を2版以降削りに削った結果、全世界の子ども達に広く読まれるようになった。本書では、グリム童話の初版を読むように『電車男』の「生ログ」を読んでいきたい。闇に葬られた声に耳を傾けることで初めて、真実は姿を現すからだ。そこには、一般に知られた『電車男』とは、まったく違う世界が広がっている。
あなたは、どちらに「共感」するだろうか?
本書ではこの、「単行本になれなかった、残り93%の物語」を徹底検証する。ニセ電車男、毒舌ムーミン、不治の病の男、そしてセックス。
グリム童話は、初版での残酷な描写を2版以降削りに削った結果、全世界の子ども達に広く読まれるようになった。本書では、グリム童話の初版を読むように『電車男』の「生ログ」を読んでいきたい。闇に葬られた声に耳を傾けることで初めて、真実は姿を現すからだ。そこには、一般に知られた『電車男』とは、まったく違う世界が広がっている。
あなたは、どちらに「共感」するだろうか?
- 本の長さ126ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2005/2/26
- ISBN-104872339339
- ISBN-13978-4872339338
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登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2005/2/26)
- 発売日 : 2005/2/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 126ページ
- ISBN-10 : 4872339339
- ISBN-13 : 978-4872339338
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,148,829位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 307,642位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年埼玉県さいたま市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、産経新聞東京本社に入社。デジタルメディア局や、さいたま総局に勤務。2004年に退社して以降は、ノンフィクション・ライターとして活動中。主にサブカルチャーの裏を暴くルポルタージュを発表している。代表作は、「封印作品の謎」(大田出版)を初めとした封印作品シリーズ。同シリーズでは、「キャンディ・キャンディ」などの名作が公表されなくなった謎を追っている。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年3月23日に日本でレビュー済み
著者が電車男に関する長い過去ログをすべて読んだ努力には感心しました。確かに個人的な意見が含まれていないと言っては嘘になりますが、実際の電車男の行動や心のうちを論じているのはおもしろいと思います。電車男の本には、全ての書き込みが掲載されているわけではないのですが、本に収録されていない部分には一体どんなこと書き込まれていたのか。電車男に反発する声も多かったはず。この本を読めばそれが分かります。
2009年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕自身「電車男」の新潮社版は出版当初から拝読した。2chはたまに目を通す位だが、電車男の書籍を読めば、レスNOが飛んでいる事から割愛がある事などすぐわかる。かつ、2chは実際に「荒野」であるため、進行中だったスレッドには相当な誹謗中傷、荒らしなどがあふれた事など、当たり前のことと思う。しかし、僕自身が言いたいのは「フィクションであろうがノンフィクション」であろうがどちらでもよく、ましてや恋愛物語としての完成度などもどうでもよく、「電車男」を読んで面白かったかつまらなかった。
それだけの事でしかないのではないか?と思う。
その点で本書は、いちいち細かな文脈からほつれを見出し、分析にならない解釈を繰り返す。
正直、電車男の虚偽や人物背景をいちいちほじくり出すことに、どれだけの意義があるのか?
著者はその真偽を突き止める事に意義があると考えているようだが、僕は馬鹿馬鹿しいだけだと思う。
もう一度繰り返すが、「電車男」を「恋愛物語」とみなすなら、「電車男」を読んだ人間の個人的好き嫌いが問題になるだけの事だ。仮に「フィクション」であったとしても、世間の大部分は「ふーん。そういう事もあるよね。だから?」で終わりである。
たかが、それだけの事でしかないのではないか?
それだけの事でしかないのではないか?と思う。
その点で本書は、いちいち細かな文脈からほつれを見出し、分析にならない解釈を繰り返す。
正直、電車男の虚偽や人物背景をいちいちほじくり出すことに、どれだけの意義があるのか?
著者はその真偽を突き止める事に意義があると考えているようだが、僕は馬鹿馬鹿しいだけだと思う。
もう一度繰り返すが、「電車男」を「恋愛物語」とみなすなら、「電車男」を読んだ人間の個人的好き嫌いが問題になるだけの事だ。仮に「フィクション」であったとしても、世間の大部分は「ふーん。そういう事もあるよね。だから?」で終わりである。
たかが、それだけの事でしかないのではないか?
2005年3月8日に日本でレビュー済み
「未収録の残りの93%を無視して、素敵な物語に仕立てている」
これが著者の全体を通した言い分であり、著者は素敵な物語として語ることを「薄っぺらい偽善」と称し
未収録となった93%・・荒らし、煽り、電車男の後日報告・・といった、どう考えても「物語」として読ませるには
必要性がないから削られただけの部分を「これこそ電車男の真実だ!」と得意気に書き連ねていきます。
読んでいくうちに作者の「電車男の感動なんて嘘っぱちだ!」という態度と抽出された誹謗中傷レスに
「電車男」で得た感動が醒めていくかもしれませんが、それを作者の言うままに真実だと受け止めないでください。
何故ならこの本自体が「残り98%を無視した批判本」でしかないからです。
93%を無視して美しい物語に仕立てるとは何事か、と98%を無視して抽出したレスこそ真実だと言い張る・・
著者はあたかも電車男を巡る物語を「インターネットの闇」のように呼びますが、
私はこのような人こそ、そういった存在だと思います。
「真実」は、物事の全面を見据えて始めてその人の中に見えてくるもの。
この本も、勿論「電車男」も、側面にしか過ぎません。
どうか、簡単に踊らされることのないように・・。
これが著者の全体を通した言い分であり、著者は素敵な物語として語ることを「薄っぺらい偽善」と称し
未収録となった93%・・荒らし、煽り、電車男の後日報告・・といった、どう考えても「物語」として読ませるには
必要性がないから削られただけの部分を「これこそ電車男の真実だ!」と得意気に書き連ねていきます。
読んでいくうちに作者の「電車男の感動なんて嘘っぱちだ!」という態度と抽出された誹謗中傷レスに
「電車男」で得た感動が醒めていくかもしれませんが、それを作者の言うままに真実だと受け止めないでください。
何故ならこの本自体が「残り98%を無視した批判本」でしかないからです。
93%を無視して美しい物語に仕立てるとは何事か、と98%を無視して抽出したレスこそ真実だと言い張る・・
著者はあたかも電車男を巡る物語を「インターネットの闇」のように呼びますが、
私はこのような人こそ、そういった存在だと思います。
「真実」は、物事の全面を見据えて始めてその人の中に見えてくるもの。
この本も、勿論「電車男」も、側面にしか過ぎません。
どうか、簡単に踊らされることのないように・・。
2005年3月7日に日本でレビュー済み
~「封印作品の謎」でデビューした著者の続編ともいうべき作品。
よくある電車ブームのあてこみ本とは趣を異にする。
新潮社が作りあげようとした純愛物語「電車男」、
そのためにはじき出され、漏れてしまった、
つまり純愛らしからぬ内容のログを拾い上げ検証している。
自分が聞きたい励ましだけを聞く電車男。
2chネラーに勇気づけられ、ハッピーエン~~ドを迎えたあとも
エルメスとの意思疎通の道具として2chを使う電車男。
出て行けと言う人、かばう人。そして書き込まれる性描写。
読み終わったら「電車男」の物語は、特別な純愛などではなく
よくある2chの書き込みのひとつに過ぎないという感想を抱く。~
よくある電車ブームのあてこみ本とは趣を異にする。
新潮社が作りあげようとした純愛物語「電車男」、
そのためにはじき出され、漏れてしまった、
つまり純愛らしからぬ内容のログを拾い上げ検証している。
自分が聞きたい励ましだけを聞く電車男。
2chネラーに勇気づけられ、ハッピーエン~~ドを迎えたあとも
エルメスとの意思疎通の道具として2chを使う電車男。
出て行けと言う人、かばう人。そして書き込まれる性描写。
読み終わったら「電車男」の物語は、特別な純愛などではなく
よくある2chの書き込みのひとつに過ぎないという感想を抱く。~
2006年3月7日に日本でレビュー済み
他の方のレビューを呼んで興味がわき購入したが、殆どが訳知り顔で批判めいた文で埋められた内容。
電車男の物語は、「あったかもしれない」レベルの気持ちで楽しめばいいんだよ。なにも真贋を追及しなくても世間は何とも思わないって(すくなくとも私は)。
細かい部分をあげつらって批判しても、2チャンネルへの書き込みの時点で脚色したり、ほんとの部分(知られたくない部分)をカットするのは、日常のメールでもよくやりますよね。それに出版化にしても、はじめから電車男本人はそれを狙っていたわけでは無いと思う。もっと別の動機があるに違いないんだよ。
まあ、世間で大ブームになったドラマのアンチ本がでるのは良いとしても、この内容は夢も希望もないね。
電車男の物語で(ポジティブな)何かを感じとった方にはお勧めできません。念のため。
電車男の物語は、「あったかもしれない」レベルの気持ちで楽しめばいいんだよ。なにも真贋を追及しなくても世間は何とも思わないって(すくなくとも私は)。
細かい部分をあげつらって批判しても、2チャンネルへの書き込みの時点で脚色したり、ほんとの部分(知られたくない部分)をカットするのは、日常のメールでもよくやりますよね。それに出版化にしても、はじめから電車男本人はそれを狙っていたわけでは無いと思う。もっと別の動機があるに違いないんだよ。
まあ、世間で大ブームになったドラマのアンチ本がでるのは良いとしても、この内容は夢も希望もないね。
電車男の物語で(ポジティブな)何かを感じとった方にはお勧めできません。念のため。
2005年8月28日に日本でレビュー済み
この本に書いてあることの半分くらいは、実際にサイトを見なくても想像できた部分です。
(エルメスがウエルカムな状態だったとか、電車さんが忠告を選択的に採用してるとか)
自作自演のあたりは知らなかったけど、別に知らなくても、ねえ。
ノンフィクションとしてではなく、恋愛小説的なノリで読んでたので、別に現実のサイトはどーでも良いというタイプなので。
ただ、装丁が悪いんですよコノ本。
表紙がテロンテロンなので汗かきだとすぐダレます。開き癖もつきやすいし。
装丁の悪さは本の評価を下げます。
(エルメスがウエルカムな状態だったとか、電車さんが忠告を選択的に採用してるとか)
自作自演のあたりは知らなかったけど、別に知らなくても、ねえ。
ノンフィクションとしてではなく、恋愛小説的なノリで読んでたので、別に現実のサイトはどーでも良いというタイプなので。
ただ、装丁が悪いんですよコノ本。
表紙がテロンテロンなので汗かきだとすぐダレます。開き癖もつきやすいし。
装丁の悪さは本の評価を下げます。
2005年3月16日に日本でレビュー済み
新潮社版「電車男」の型式で原本の 2ch ログを印刷すると約5000ページになります。新潮社版ではじつに93%が捨てられているのです。本書は新潮社版(およびその底本となったまとめサイト)が削除した主な記述を列挙し、編集の意図を読み解きます。
新潮社版の刊行を契機として、ネットでは 2ch を中心に「電車男」否定論が噴出しました。著者は新潮社版の分析を通して、それら否定論の根拠をていねいに拾っていきます。しかしむしろ本書を通して浮かび上がるのは、新潮社版が文芸書として周到に編集されている事実です。
「電車男」には通常の文芸書では考えられない量のノイズが残っています。話の展開を阻害するような発言まであります。それらはライブ感を伝えるため選択的に収録されたものなのでした。この絶妙な匙加減が「電車男」の大ヒットを生んだことは間違いありません。
本書は126ページの小さな本で、全ログ収録の CD 付録もありません。著者も取捨選択の必要性は認めており、「新潮社版はきれい過ぎるので、物語の不完全さを示す発言をもっと残すべきだった」と主張しているのです。結局、新潮社版と本書の併読により、著者に近い感性を持つ読者の希望は満たされるでしょう。
なお、著者は「善意の書込みで金儲けするな」というネットで最も反復強調された否定論を(当然ながら)重視していません。「電車男」否定論のまとめ本としても読める本書ですが、その点だけは要注意。
新潮社版の刊行を契機として、ネットでは 2ch を中心に「電車男」否定論が噴出しました。著者は新潮社版の分析を通して、それら否定論の根拠をていねいに拾っていきます。しかしむしろ本書を通して浮かび上がるのは、新潮社版が文芸書として周到に編集されている事実です。
「電車男」には通常の文芸書では考えられない量のノイズが残っています。話の展開を阻害するような発言まであります。それらはライブ感を伝えるため選択的に収録されたものなのでした。この絶妙な匙加減が「電車男」の大ヒットを生んだことは間違いありません。
本書は126ページの小さな本で、全ログ収録の CD 付録もありません。著者も取捨選択の必要性は認めており、「新潮社版はきれい過ぎるので、物語の不完全さを示す発言をもっと残すべきだった」と主張しているのです。結局、新潮社版と本書の併読により、著者に近い感性を持つ読者の希望は満たされるでしょう。
なお、著者は「善意の書込みで金儲けするな」というネットで最も反復強調された否定論を(当然ながら)重視していません。「電車男」否定論のまとめ本としても読める本書ですが、その点だけは要注意。
2005年3月3日に日本でレビュー済み
電車男の話は、全部のログの6.4%にすぎなかった。
当然、アスキーアートや、内容がかぶっているような
突っ込みは消されているのだろうと思っていたが、
6.4%という数字に愕然としてしまった。
これはまるでノストラダムスの大予言のなかの
有名な詩の数よりも少ないじゃん(笑)
内容は、その残り93%のログの抜粋。エルメスたんの
書き込み(本物か?)ログとか、他の本で公開されたHシーン
とか。
電車男に興味を持ち、他のログも見たいと思ったひとは
買っても損はない。
当然、アスキーアートや、内容がかぶっているような
突っ込みは消されているのだろうと思っていたが、
6.4%という数字に愕然としてしまった。
これはまるでノストラダムスの大予言のなかの
有名な詩の数よりも少ないじゃん(笑)
内容は、その残り93%のログの抜粋。エルメスたんの
書き込み(本物か?)ログとか、他の本で公開されたHシーン
とか。
電車男に興味を持ち、他のログも見たいと思ったひとは
買っても損はない。