わたしは、気まぐれでマクロビオティックの食事を作ります。だけど、やっぱりお肉は好きです。何かをネットで検索していたら、ストレートエッジ…秋田昌美さんに辿り着きました。気になったので、本を購入しました。アニマルライツに関して考えさせられました。それから、わたしは極力肉を食べなくなりました。
動物を愛してやまない優しい秋田さんの作る音楽が、非常に攻撃的な感じでびっくりしました。アニマルライツやベジタリアン、秋田昌美さんに興味が無くても、なんだか面白い本だと思います。
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わたしの菜食生活 単行本(ソフトカバー) – 2005/12/6
秋田 昌美
(著)
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2005/12/6
- ISBN-104872339797
- ISBN-13978-4872339796
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登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2005/12/6)
- 発売日 : 2005/12/6
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 187ページ
- ISBN-10 : 4872339797
- ISBN-13 : 978-4872339796
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,014,888位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,571位動物学
- - 28,672位エッセー・随筆 (本)
- - 67,454位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年3月18日に日本でレビュー済み
秋田さんは心のきれいな人なんだろうなぁ・・というのが、この本を読み終わった直後に感じたことである。かつて澁澤龍彦を読んでいたときにもふと感じたことだったが、秋田さんにはもっと強く、<心のきれいさ>を感じる。ネットで検索して驚いた。秋田昌美って男だったのか。心がきれいであるため、自分に嘘がつけず、自分以外の生命体の痛みを自分の痛みのように感じる、繊細でやさしい男性なのだろう。生まれつきのアーティストなのだなぁと読後、しばししみじみ。
ともあれ菜食&ヴィーガニズムに興味のある人なら、秋田さんの過去の著作集はさておき、『わたしの菜食生活』は一読するべき。非常に読み易く、高踏的に感じる部分が少ないのが秋田さんの凄いところ(自然食について書かれた本でこういうスタンスの本は非常に少ない。自然食ライターというのは、わたしもそうなりかかっているけど、どこか宗教がかっていて押しつけがましいのだ)。
この本のなかでいちばん好きなところは、秋田さんが世話になっている獣医から相談されて、捨てられていたアヒルをひきとる一節である。傷ついたアヒルを処分してくれと動物を連れてくる人間も人間だが、その障害アヒルをひきとって愛情をかけて育てるところがえらい。病気になった動物を捨てる人間はクズだ。おっしゃるとおり。
秋田さんがヴィーガン(菜食主義者にはいろいろな種類があるが、ヴィーガンveganはその中でもっとも極端で厳格な菜食主義者のこと。ヴェジャンとも発音する)に転じたのは、ひとえに「動物に対する愛情」である。家畜用に飼育され殺される動物に対して申し訳なさを感じたから。ところでわたしもヴィーガンだが、私の場合は動物ラブの菜食ではない。広い定義ではそうなのだが、私の場合はそもそも人間が肉を食べるのは、おのれの食性に逸脱する行為であると知ってから止めた。ま、肉食を放棄するにもいろいろな理由がある。「菜食主義者って異常じゃない?」という突っ込みを受けたことが何度かある。異常かどうかは人による。
わたしも姉に言われたことがあります(苦笑)。ベジタリアンは偽善者だ、植物だって生命体だ、と批判された。しかしその姉がその後、誰よりも熱心なヴィーガンに転じました(笑)。長時間労働のすえに体を壊して、本人も挫折を強く感じて、転向した。
ただ、肉食する人を見下すためのヴィーガニズムになってはいけない、とよく思う。いまの世の中、食事に気を使って、本当に素朴で自然で良質な食材だけを、自分でより分けて食べることができる人はかなり恵まれている層なのだ。他人と差別化をはかるためのヴィーガニズムになると、どうしても視野狭窄に陥る危険があるとわたしは自分で自分を戒めている。
本のはなしに戻るけど、最終章で述べられている「日本は伝統的に菜食国家だった」という秋田さんの主張には全面的に賛成であり、すごくよくまとまっていて助かった。知識が断片的だったので、秋田さんの本を読んではじめて日本はもともとは肉を食べることがタブーの国家だったのだなと理解できた。
ともあれ菜食&ヴィーガニズムに興味のある人なら、秋田さんの過去の著作集はさておき、『わたしの菜食生活』は一読するべき。非常に読み易く、高踏的に感じる部分が少ないのが秋田さんの凄いところ(自然食について書かれた本でこういうスタンスの本は非常に少ない。自然食ライターというのは、わたしもそうなりかかっているけど、どこか宗教がかっていて押しつけがましいのだ)。
この本のなかでいちばん好きなところは、秋田さんが世話になっている獣医から相談されて、捨てられていたアヒルをひきとる一節である。傷ついたアヒルを処分してくれと動物を連れてくる人間も人間だが、その障害アヒルをひきとって愛情をかけて育てるところがえらい。病気になった動物を捨てる人間はクズだ。おっしゃるとおり。
秋田さんがヴィーガン(菜食主義者にはいろいろな種類があるが、ヴィーガンveganはその中でもっとも極端で厳格な菜食主義者のこと。ヴェジャンとも発音する)に転じたのは、ひとえに「動物に対する愛情」である。家畜用に飼育され殺される動物に対して申し訳なさを感じたから。ところでわたしもヴィーガンだが、私の場合は動物ラブの菜食ではない。広い定義ではそうなのだが、私の場合はそもそも人間が肉を食べるのは、おのれの食性に逸脱する行為であると知ってから止めた。ま、肉食を放棄するにもいろいろな理由がある。「菜食主義者って異常じゃない?」という突っ込みを受けたことが何度かある。異常かどうかは人による。
わたしも姉に言われたことがあります(苦笑)。ベジタリアンは偽善者だ、植物だって生命体だ、と批判された。しかしその姉がその後、誰よりも熱心なヴィーガンに転じました(笑)。長時間労働のすえに体を壊して、本人も挫折を強く感じて、転向した。
ただ、肉食する人を見下すためのヴィーガニズムになってはいけない、とよく思う。いまの世の中、食事に気を使って、本当に素朴で自然で良質な食材だけを、自分でより分けて食べることができる人はかなり恵まれている層なのだ。他人と差別化をはかるためのヴィーガニズムになると、どうしても視野狭窄に陥る危険があるとわたしは自分で自分を戒めている。
本のはなしに戻るけど、最終章で述べられている「日本は伝統的に菜食国家だった」という秋田さんの主張には全面的に賛成であり、すごくよくまとまっていて助かった。知識が断片的だったので、秋田さんの本を読んではじめて日本はもともとは肉を食べることがタブーの国家だったのだなと理解できた。
2009年12月26日に日本でレビュー済み
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動物の権利っていってもな。坊さんじゃあないし。セレブやアーティストが声高にアピールするのもむかつく。動物の生命を大切にするのを理由なき美徳にしてしまうのは危険だと思う。自然の摂理に命を大切ににする義務はない。もっと残酷なものだ。そうはいっても、人間の都合で不要な殺生をすのには反感を感じるが、生きるための殺生は当然だと思う。自分は地球に優しいという考え自体がエゴなのではないか。「平和」「命を大事に」というキーワードは、まったくなければ戦いのリスクもあるし、共倒れだってありうる。でもいざとなったら戦わないと生き残れない。人間だって自らを活かすために全力を尽くすエゴがあることを認めて、そのうえでいかにリスクに対応するかでいいのではないか。ヴィーガンが一番リスクが少ない世の中になれば自然とそうなるし、その見通しが説明できるのであれば先駆者に説得されることはあるだろう。
2005年12月11日に日本でレビュー済み
世界的に有名なジャパノイズの雄、「メルツバウ」こと秋田昌美氏。「動物と、地球にやさしい生き方」なんて、やってる音楽からするとスゴイ意外な感じ(失礼!)がする内容です。秋田氏の今までの著作と違って、氏の意外な一面が分かる一冊。
2010年9月17日に日本でレビュー済み
秋田昌美がヴェジタリアンというのは聞いたことがあったが、今回、その考えをまとめられ、意外や意外、音楽はそれなりにすごいのに、生活ー思想家としては、実に陳腐。フライドチキンを批判するのも、その大量消費主義による不要な殺生への批判という点はむろんわかるのだが、自分が飼ってる小鳥のために、そうしてるみたいな話しだと、結局、「自分がよい(かわいい)と思っているもの」のためには断固として戦う!というアホなナショナリストみたい。ゾーンらのおかげで海外公演が増えて、ヴェジタリアンの多い海外アーティストとの交流のなかで、感化されただけみたいな。内容が実に薄い。しかも最後には「日本古来の伝統への回帰」。あのですね、ノイズ尽くしで癒されたいのもわかりますが、これがオチだとしたら…orz 日本でも仏教が入る前は、普通に肉食してたのですよ。