もっと早く読めばよかった。
まだまだ、差別は、あります。知るべきですね。丑松の苦悩と生きざまと。本質を知ることのできる人の強さを。
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破戒 (まんがで読破) 文庫 – 2007/7/1
島崎藤村
(著)
「差別」という人間に根ざす社会悪を描き、漱石からも激賞を受けた自然主義文学の傑作を漫画化。 封建的身分差別が残る明治時代。 青年教師・瀬川丑松は父の戒めを守り、素性を隠し暮らしていたが、 同じく被差別部落出身の解放運動家・猪子連太郎の行き方に感化されてゆく。 ある日、丑松の素性を疑う人物が現れ、生活は一変する…。
- 本の長さ188ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2007/7/1
- ISBN-104872578120
- ISBN-13978-4872578126
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登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 188ページ
- ISBN-10 : 4872578120
- ISBN-13 : 978-4872578126
- Amazon 売れ筋ランキング: - 199,655位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 99位まんがで読破
- - 1,109位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 8,925位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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まんがで読破|電子版ラインアップ
https://mangadedokuha.jp/lineup/
公式Twitter:@mangadedokuha
「まんがで読破」シリーズの企画・制作を目的に設立された著作会社 *その他『まんがで学ぶ成功企業の仕事術』(朝日新聞出版)*『歴史秘話ヒストリア』『タイムスクープハンター』漫画版および第5期TVドラマ脚本協力(NHK/ピクス)など。2013年に解散。現在は後身のTeamバンミカスが「まんがで読破」の制作を行っています。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代社会と瀬川教諭の時代背景は違えど、不遇な境遇に打ち勝つことの
重要性は時代を超えて同じだと思う。
心ある人は、勇気に満ち溢れ前進するが、心無い人は、その仲間内でしか群れる事ができず、立ちよどんだままだ。
重要性は時代を超えて同じだと思う。
心ある人は、勇気に満ち溢れ前進するが、心無い人は、その仲間内でしか群れる事ができず、立ちよどんだままだ。
2024年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても思うところがあった。まだ世の中には
差別意識はある。そして格差の延長で根深い差別もまた誕生しようとしている。真の平等とは何なのか。物凄く難しい。認めよう、受け入れようでは絶対に解決しない気がする。まずは自らが「知る」ことがスタート。そして思い遣ることから始まる気がする。
差別意識はある。そして格差の延長で根深い差別もまた誕生しようとしている。真の平等とは何なのか。物凄く難しい。認めよう、受け入れようでは絶対に解決しない気がする。まずは自らが「知る」ことがスタート。そして思い遣ることから始まる気がする。
2022年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み続けるのが辛いけど、最後に救われる。人としてどう生きることがいいのかの一つの参考になった。古典的名著とはやはりいいものだ。マンガだと取っつきやすくてよい。このシリーズは素晴らしいので他も読んでみたいと思った。
2023年10月12日に日本でレビュー済み
本作品は部落差別(同和問題)を扱った作品です。
主人公の「自分が部落出身であることを明かすか」という心の葛藤が描かれます。ただストーリーの内容に合わせたのかもしれませんが、絵柄がやや暗いのが気になりました。
私自身は部落差別を現実に見聞きしたことはありません。ただ大学入学時や会社入社時に同和問題についての教育や研修を受けたことはあります。部落差別は差別される側の人間にとっては大変深刻な問題です。その問題の背景を知っているのと知らないのとでは実際にその問題に遭遇した時にとれる対応が異なります。今では同和問題の教育を受けて本当に良かったと思っています。
人同士の差別は日本の部落差別に限った話ではありません。米国では1950年代から60年代の黒人公民権運動により黒人に対する政治的な人権上の差別は名目上解消されました。しかし近年の黒人が被害者となる多くの事件にみるように、黒人差別は根強く残っています。
「人は法の下では平等」という言葉の意味をもう一度考える必要があります。
主人公の「自分が部落出身であることを明かすか」という心の葛藤が描かれます。ただストーリーの内容に合わせたのかもしれませんが、絵柄がやや暗いのが気になりました。
私自身は部落差別を現実に見聞きしたことはありません。ただ大学入学時や会社入社時に同和問題についての教育や研修を受けたことはあります。部落差別は差別される側の人間にとっては大変深刻な問題です。その問題の背景を知っているのと知らないのとでは実際にその問題に遭遇した時にとれる対応が異なります。今では同和問題の教育を受けて本当に良かったと思っています。
人同士の差別は日本の部落差別に限った話ではありません。米国では1950年代から60年代の黒人公民権運動により黒人に対する政治的な人権上の差別は名目上解消されました。しかし近年の黒人が被害者となる多くの事件にみるように、黒人差別は根強く残っています。
「人は法の下では平等」という言葉の意味をもう一度考える必要があります。
2023年11月21日に日本でレビュー済み
わたしは,これまで「こころ」「蟹工船」をマンガと原書の両方で読んできました。このマンガもとてもよく出来ています。日本文学の傑作をマンガでさくっと読むことができるのはとてもいい時代になりました。
破戒とは,戒めを破ること。主人公瀬川の父親は,亡くなるまで被差別部落出身であることを隠せと言います。最後には,戒めを破り瀬川はカミングアウトします。
差別はよくないと言いつつも,いかなる時代も人々の思想を変えたり,正しいことを主張することは難しいことです。しかし,だれかがやらなければいつまでたっても変わりませんね。破戒の時代は被差別部落の問題ですが,令和の現代でもSNSによる誹謗中傷が絶えません。どのように時代が進歩しようとも,人が生き続ける限りあらゆる差別は起こります。わたしたちは,小さいころからみんなと仲よくしなさい,いじめてはだめだよと言われ続けてきました。それがどうでしょう。いじめの件数は年々増えていくばかりです。道徳で心情を豊かにする授業をやったり,人権の大切さを学ぶ機会を設定してもやらないよりはまし位でしかありません。大人になってから差別が始まるのではありません。この破戒のマンガでも級友がひとりの男子をのけ者にしています。差別された人の気持ちを慮ったり,差別しないようにするにはどんな気持ちが大切かなど,心情に訴えかけるアプローチだけではもはや対応出来ないと思います。このマンガをきっかけに差別について考えるきっかけをもらいました。
破戒とは,戒めを破ること。主人公瀬川の父親は,亡くなるまで被差別部落出身であることを隠せと言います。最後には,戒めを破り瀬川はカミングアウトします。
差別はよくないと言いつつも,いかなる時代も人々の思想を変えたり,正しいことを主張することは難しいことです。しかし,だれかがやらなければいつまでたっても変わりませんね。破戒の時代は被差別部落の問題ですが,令和の現代でもSNSによる誹謗中傷が絶えません。どのように時代が進歩しようとも,人が生き続ける限りあらゆる差別は起こります。わたしたちは,小さいころからみんなと仲よくしなさい,いじめてはだめだよと言われ続けてきました。それがどうでしょう。いじめの件数は年々増えていくばかりです。道徳で心情を豊かにする授業をやったり,人権の大切さを学ぶ機会を設定してもやらないよりはまし位でしかありません。大人になってから差別が始まるのではありません。この破戒のマンガでも級友がひとりの男子をのけ者にしています。差別された人の気持ちを慮ったり,差別しないようにするにはどんな気持ちが大切かなど,心情に訴えかけるアプローチだけではもはや対応出来ないと思います。このマンガをきっかけに差別について考えるきっかけをもらいました。
2019年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子どもたちに名作を身近に感じてほしくて購入しました。
マンガなので読みやすく、とても良かったです。
別の話もまた購入したいです。
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