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ドーナツを穴だけ残して食べる方法 単行本(ソフトカバー) – 2014/2/14
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◆大阪大学出版会は、この大阪大学ショセキカプロジェクトというユニークな出版活動を評価され、第11回出版梓会新聞社学芸出版文化賞 特別賞を受賞しました。
■工学派 ドーナツをとにかく削る。
■数学派 絡んだ2つの輪は4次元空間では 必ず外すことができる。
■美学派 ドーナツとは「家」である。匂いと味わいが呼び起こす記憶。
■経営学派 ドーナツの穴談義というブーム。ネットでなぜ流行ったのか。
■歴史学派 「ドーナツには穴がある」という暗黙の前提を問う。
■人類学派 なぜ人類はそのようなことを考えるのか。
◆本書は、編集から販売、デザインまで、大阪大学の学生たちがこだわり抜いて作り上げました。
単行本では、読みやすいようにレイアウトし、デザインもまるでドーナツを手にもっているように紙ナプキン風の帯もついています。
元祖・単行本でしか味わえない要素がたくさんつまっています。
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社大阪大学出版会
- 発売日2014/2/14
- ISBN-104872594703
- ISBN-13978-4872594706
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商品の説明
著者について
「大阪大学ショセキカプロジェクト」は、「大阪大学の学生が企画する本を学生の力で出版する」を最終目標とし、それを大阪大学教員・大阪大学出版会がサポートする形で、2012年4月にスタートしました。 これまで学生が出版企画から制作、編集、販売までを実際に手がけることで、大阪大学の知の資産を“本"として発信し、社会に伝えるために必要なことを実践してきました。
『ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義』では、「ドーナツの穴を残して食べる」という一見矛盾した命題に、大阪大学に所属する多様な研究者がそれぞれの専門領域から、アプローチしていきます。
ドーナツの穴というライトな切り口から、考える愉しみを読者の皆様にお届けします。
登録情報
- 出版社 : 大阪大学出版会 (2014/2/14)
- 発売日 : 2014/2/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 282ページ
- ISBN-10 : 4872594703
- ISBN-13 : 978-4872594706
- Amazon 売れ筋ランキング: - 430,028位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 76,130位人文・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ショセキカ(書籍化)プロジェクトとは、大阪大学の学生、教員、出版会の三者が一緒になって、大阪大学の知を世の中に魅力的にプロデュースする本を作ることを目指して立ち上げたプロジェクトで、「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」は、複数の出版企画の提案の中から選ばれたものだという。
内容は、「ドーナツの穴だけ残して食べる方法」、或いは「ドーナツ(の穴)」自体に関して、大阪大学の教員が、其々の専門分野からアプローチし、何らかの考察を導き出すというものである。具体的には、穴の周りのドーナツをどれだけ薄く残せるのかを「切る」、「削る」という方法で考える工学的アプローチ、「ドーナツを食べればドーナツがなくなる」ということ自体に反論する美学・哲学的アプローチ、4次元空間を使った数学的アプローチほか、精神医学、歴史学、人類学、分子化学、法律学、経済学などからのアプローチにより、奇想天外とも言える論が展開される。
然るに、読み進めてみて、「ドーナツの穴だけ残して食べる具体的な方法が書かれていないではないか!?」などと不満を言ってはいけない。そもそも、本書の狙いは、「ドーナツ(の穴)」というワードをヒントに、常識を疑って、様々な発想を広げる「学問」の面白さを知らしめることにあるのだから。
尚、各分野の専門家の書く内容は必ずしも易しくはないので、全編の細部まで理解しようとしない方がいいように思う。私は、美学・哲学的アプローチや法律学的アプローチに関しては興味深く読んだが、知見のないところについては、見出しと、編者が太字で表示した要点を手掛かりに、まずは通読することを心掛けた。
西洋的な科学技術をベースにした近現代が様々な限界に直面しつつある今、このような柔軟な発想・アプローチこそが求められているのかも知れない。
(2024年1月了)
屁理屈を捏ねた結果、あさっての方向に行っているように思われる部分もありますが、物事を突き詰めて考えるとそういう方向に進むこともあるんでしょうね。
一般社会で生きている身からすると大変面白く感じました。
くだらない、と言われてしまえばそれまでだが、そこにこそ学問の神髄がある。
阪大の様々な分野のスペシャリストが、それぞれの領域における考え方と解答を示している、
まさに、学問がつまった一冊となっている。
ああ、こういう考え方があったのか~、と読みながら、なぜだか悔しさをも覚える。
大学生のプロジェクトとしてスタートし、企画、刊行したそうだが、すばらしい本に仕上がっている。