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ジェノサイドの丘 上: ルワンダ虐殺の隠された真実 単行本 – 2003/6/1

3.7 5つ星のうち3.7 10個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

1994年、アフリカの真ん中で100万人が殺された。だが、世界の人々は少しも気にしなかった-。いかに虐殺行為が計画され、いかに実行されたのか。人類史上最悪の虐殺のメカニズムを説き明かす戦慄のルポタージュ!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ WAVE出版 (2003/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 218ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4872901584
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4872901580
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 10個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
10グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ルワンダにおけるジェノサイドを描いた出版物は多くありますが、

ジェノサイドに関して、冷静かつ客観的な事実を知りたい方にお勧めしたい本です。
(偏った視点という見方もあるようですが。)
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
信じられますか?

関東人が、関西人を皆殺しにするなんて事が。

関西人だという理由で毎朝挨拶をして、職場で同僚で同じ仕事をして、一緒に飯を食って・・

それでも大阪弁を話すというだけで同僚に山刀で頭を切り刻まれる・・・

わずか数週間で

百万人が隣人達になぶり殺された事実を・・・

子供も女性も・・「関西人」を一人残らず絶滅させる内容がニュースやラジオで流れていた事を・・

置き換えてみてもリアルに創造できない・・

つい最近・・・

1994年にルワンダでおきた大虐殺

人口の1割が、友人達や同僚・親族にでさえ 山刀でなぶり殺されました。

組織的に周到に準備され、フツ族がツチ族を皆殺しにした

本当にあった話です。

ホロコーストのユダヤ人の犠牲の3倍・・

つい最近の事ですよ!!!

どういう状況で人間はそういう事ができるんの・・・

一皮向けば、人の獣の本性がむき出しになるのでしょうか。

本としては少し読みにくいでした。

ルワンダの歴史や、政治的な事が具体的に書かれてるので、余計に難しいです。

想像力を働かして、信じられないような出来事・悪夢をイメージしてみた。

一番簡単に想像できたのはゾンビ映画のシーンです。

ゾンビ映画より怖いです。本当の人間の方が100倍怖いです。

フツ族が「武器を持って襲いかかってくる最強のゾンビ」に思えた。

日本では大きくニュースされる事もなく。

当時国連高等難民弁務官の日本人外交官は「 緒方貞子」

殺害犯側に「人道援助」を送り、介入せずに見過ごした・・

僕らは税金が殺人に使われてる事すら気にもとめてない・・
39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1994年 アフリカにあるルワンダという国でおきた「人種絶滅」の危機。
フツ族が少数民族であるツチ族を大虐殺した。
フツ族のほとんどがツチ族を殺し、多くのツチ族が殺された。
そんな状況でも、国連へ事態を訴え、助けを求めた人物はいた。
しかし、国連は動かなかった。
クリントンもアナンもオルブライトも動かなかった。
それは何故か。それは、ルワンダを救うことが一銭の得にもならないからだ。
上巻では、ジェノサイドが起こる以前のルワンダの歴史と、
なぜジェノサイドが起きたのか、実際どんなことが起きたのか、
その間、国際社会は何をしていたのかが紹介されている。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1994年、ルワンダで80万人が殺された。人口800万人の国で。犠牲者は100万人を超えるという人もいる。多数派のフツ族が、少数派のツチ族を根絶やしにしようとしたのだった。多くの殺人はたった3ヶ月程度で起こった。高性能の武器はほとんど使われなかった。マチェーテという農具がしばしば使用された。これが多数派によるジェノサイドでなくて何だろう。

しかし、当時の国際社会はジェノサイドという言葉を使用するのを拒み、積極的な介入を避けた。やがて反政府軍の逆襲により虐殺は沈静化したが、今度は「難民」問題が起こった。数十万人の虐殺者たちが、隣国のザイールやブルンディに流れ込んだのである。国際社会は重い腰をあげ、虐殺者の難民たちに「援助」を与えた。虐殺者たちは国際社会の後押しを得て、やがてまたルワンダに戻って行った。

<多くのジェノサイド生存者が『殺されなかったことを後悔している』と述べた―――忘れることが最低限の回復を示すもの、生きていくための能力として乞い求められた> (下 p.191)

筆者のスタイルは極めて散漫で読みづらい。忘却が求められている状況で事件を書き残すことに抵抗を感じていたのかもしれない。スティーブ・エリクソンの小説のような幻想的な雰囲気すら漂う。しかし、書かれていることは全て筆者が丹念に(数百人にインタビューしたそうだ)取材した事実である。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月5日に日本でレビュー済み
1994年4月から発生した,ルワンダにおける大量虐殺(Rwandan Genocide).「ホテル・ルワンダ」でも描かれていたが,部族(フツ族)が,それまでは隣人として過ごしていた他の部族(ツチ族)をマチェーテという山刀やバットで,部族の撲滅を目的に80万人以上殺していった.その事実を米国人のフリージャーナリストである著者が丹念な調査とインタビューでレポートしていく.

上巻は,ドイツ・ベルギー統治の時代に端を発する両部族の対立,虐殺発生までの経緯とその残虐な実態.

特に,生き残った人からのインタビューで構成されている虐殺に至るまでの状況は,読む者に得体の知れない恐怖感を与える.ツチ族の感じていた終末の時の予感.それは,確実に訪れる事がわかっている中での諦観でもある.

ミッテラン仏大統領ら欧州諸国のとってきた政策の問題点にも言及されている.その挙句は,上巻の最後の米国士官の「ジェノサイドはチーズサンド」との言葉が,当時の欧米の態度を代表している.誰も気に留めず,看過していたということである.

下巻では,94年の虐殺後の動きを中心に記されている.

ルワンダ愛国戦線(RPF)による制圧による,虐殺者側であるフツ族の難民としての流出.そして,国連などによるその難民保護から帰還.その間も間断なく続く虐殺.「ホテル・ルワンダ」で描かれていたのは,上巻までの話であり,その後の「ジェノサイド後のルワンダ」の苦悩がメインテーマとなっている.大きな問題を孕んだ状態での,新たな部族の共存は大きな困難に直面する.

当時,日本では細川内閣から短命の羽田内閣,そして村山内閣へと移り変わった時期であり,国内の政治のニュースに目を奪われていたため,虐殺の報道は小さいものであった.改めて本書でその重大さを知った.

この本が出た後の,ルワンダの状況がどのようになっているのかにも知りたい.
80人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単純に好奇心で購入してみました。
読んでみるとあまりの衝撃に読む前に自分が持っていた「好奇心」を恥じ入るほどの内容で、特に下巻の最後に書かれていた女学生の話を読んだ後は大泣きしてしまいました。この本が世界中の人々に読まれ二度とこのようなおぞましい事が起こらないよう心の奥底より祈るばかりです。また、当時の国連高等難民弁務官だった緒方貞子が何をしたのか?あるいは何をしなかったのか?怒りを感じざるを得ません。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年9月5日に日本でレビュー済み
 辛い内容の本です。面白い・興味深いという言葉は避けたいと思います。
 私もこの状況に置かれたら、たやすく被害者にそして加害者にもなってしまうのかもしれない。自分の良心に恥じない振る舞いが、自分や家族の命が危ないときに果たしてできるものでしょうか。私には自信がありません。
 
ルワンダで起こったことは監獄の中ではなく住んでいる場所なのです。怖いから嫌だから逃げ出すという選択肢は現実的でなく、隣人を殺してしまったらその家族も証人も殺さなくては自分の身が危うくなります。加害者の側に立った人たちも、あまり抵抗せずに死を受け入れた人たちもごくごく普通の、おとなしい(おそらく命令に従順な)人たちなのだと想像します。

 自分が今ルワンダに何かできるのかと問われれば何もしていない。北朝鮮でチベットでグルジアで似たようなことが起こるのではないか。もう起こっていてずっと続いているのではないかと想像するだけです。

 このような状況に日本もなるか、と言われればすぐにはならないんじゃないかと思いますが、スターリンや毛沢東的な人物が上手に煽情すれば似たような状況になり得るし可能性は低くないと感じます。その時、欧米や国際社会は何かしてくれるでしょうか。権力者を選ぶ選挙は慎重に投票しなければなりません。

 過ちを犯したら(加害者であればなおさら)他のせいにしたり、忘れようとするのはきっと当り前のことでしょう。本書で希望を見出せるのは、人間的なふるまいをした多くの人たちが自分の行動に責任を認めている点です。自分の過ちを認め、今自分にできる最善を尽くすことは、難しいことです。でも誰かがやるのではなく、私がやらなくちゃいけない。本書を読んで強く思いました。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年6月7日に日本でレビュー済み
この本は上、下共に、アフリカの聞いたことはあるが、どこにあるかよくわからない小さい国、ルワンダで1994年に起きたジェノサイドについてすごく詳細に書かれています。
第一次世界大戦時のユダヤ人虐殺の次に大きいといわれているルワンダのジェノサイドは世界(国連、アメリカを含め)から無視され、話題にすらならなかった。
世界の平和を守る義務がある国連、そして世界の警察と言われている超大国、アメリカは、ジェノサイドが起こっているという情報があったにもかかわらず、殺されているツチ族を助けようともしなかった。アメリカを含める世界各国は、石油やダイヤモンドなどを持っていない小国、ルワンダには興味を示さなかった。
同じ歴史や文化をもっているツチ族とフツ族の間になぜジェノサイドが起こったのか?それは一つの理由ではなく、複雑な多くの原因がかかわってくる。
その中でも大きな原因は植民地時代に起きた。
ドイツ、ベルギーは平和に共に過ごしていたフツ族とツチ族の間に人種差別のアイディアを運んできた。
私たちはこのような悲惨なジェノサイドを二度とこの世に起こさないために、ジェノサイドの丘を読み、なにが起こったかを学び直さなくてはならない。
歴史は、それを学んでくれる人がいなくては、もう一度繰り替えされられる。
58人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート