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「お先に失礼!」する技術 「断る」「決断する」「切り上げる」「見極める」ための極意 単行本 – 2005/6/27
サラリーマン生活の場合、「やりたいことがあっても時間がない」「平日の夜に空いている時間はない」というのが通常ではないでしょうか。
柴田氏は、この「時間がない」を、「お先に失礼する」ことで乗り越えてきました。
この「お先に失礼する」というのは、「定時で会社を出る」のはもちろん、「無駄な会議には出ない」「必要のない資料はつくらない」「『つき合い』という名の飲み会には出ない」など、サラリーマンの時間を無駄に奪うあらゆることを効率よく避けるということです。
ただし、これらを一匹狼として実行していたら、組織での仕事はうまく進みません。あくまでも、会社や上司につき合いつつも、「自分のやりたいこと」を実現させよう、というものです。
そのためにまず必要なのは、仕事の全体的な効率を上げること。
そこで本書では、会議の段取りからメールの使い方、朝の時間の使い方に幹事術で「仕事の基本」から「実践術」まで伝授。さらには、角を立てず、嫌われないための「会社での振る舞い方」や「人間関係の築き方」までフォローしています。
これらは、すべて現役の会社員、柴田氏が実践してきたものであり、いまも実践していることです。小手先のごまかしのテクニックとは訳が違います。ひとつひとつの技術がボディブローのように心にも頭にも効き、自分の仕事の進め方を今一度見直すことになるでしょう。
そして、読み終わることには、サラリーマンでも「いろいろなことが楽しめるんだ」と前向きな気持ちになっているはずです。
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社WAVE出版
- 発売日2005/6/27
- ISBN-104872902238
- ISBN-13978-4872902235
商品の説明
著者について
日立製作所でサラリーマンをしながら、大学での講師、研究会や朝食会の主催など、社外の活動を行なう日々。起業がゴールだと思いつつも、機会をつかめず現在に至る。社内でも、社外でも、「どうして会社を辞めないのですか」とよく聞かれるが、そのときは、「自分でもそう思います」と答えることにしている。最近の関心事は、関西、愛知県での活動、韓国、中国との交流など。
『理系人間のための経営戦略入門』(実業之日本社)『ビジネスモデル特許戦略』(東洋経済新報社)『会社というおかしな場所で生きる術』(実業之日本社)などブームの先をねらう書籍の執筆を趣味とする。
登録情報
- 出版社 : WAVE出版 (2005/6/27)
- 発売日 : 2005/6/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 207ページ
- ISBN-10 : 4872902238
- ISBN-13 : 978-4872902235
- Amazon 売れ筋ランキング: - 727,205位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,425位ビジネスライフ (本)
- - 19,400位人生論・教訓
- - 43,404位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
■2020年以降の作風
2020年は作風の1つのチャレンジを行っています。アマゾンでは発刊していませんが、
https://0thindustrialrevolution.org/?p=221 こちらからご覧いただけます。
物語とサイエンスを融合するような文章を書きたいと思っています。
■2005年~2019年頃の作風
2005年頃までは、ビジネス書を良く書いていました。国会質疑で話題になった『金にになる人脈』はこちら。古い本ですが、人脈についてた多角的に書いたつもりです。国会質疑のおかげで電子版が人気となりました。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01EJAQAYQ
2005年から徐々に作風を変化させて2019年にただりついたのが「懐かし未来」。これについて書いたのがこちら。Kindle版のみの刊行です。原稿が長いですし、扱っている事象の範囲が広いので、知的耐久力の試験と思ってトライください。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07YJCVBW3
Kindle版のみの事業計画の教科書はとてもよくまとまったコンテンツです。辞書的に利用されるとよいと思います。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07XF73Z76
■著述・刊行初期の頃の作品と背景
初期の著書の 『ビジネスモデル特許戦略』と『オフバランス経営革命』は当時、かなり影響力があったと思います(ともに伊原智人氏と共著)。この本に関心がある人たちが集まる場として朝食会を開催しています。朝食会に集まった人がアイディアを持ち寄って事業を立ち上げられるとよいと思っています。この朝食会のことが『「いつもの朝」を変える技術』https://www.amazon.co.jp/gp/product/4872902777という本になりました(現在はマーケットプレイスでしか手に入りません)。
そうした活動が知られるようになり、東京大学の非常勤講師や日本知財学会の創設期の理事などをするようになり、会社員と会社の外の活動を両方やることについて本を出すようになりました。『お先に失礼!する技術』『会社の外で稼ぐ術』『あたらしい社員の教科書』などです。。『お先に失礼!する技術』もマーケットプレイスでした手に入りませんが、読みやすい良い原稿だと思います。https://www.amazon.co.jp/gp/product/4872902238
『会社の外で稼ぐ術』『あたらしい社員の教科書』は少し勉強モードが入っています。
原著が買える『33歳時間のルール』はビジネス書として柴田文学の到達点に近いものと思っています。読んでい頂いて分析していただくとよいと思います。https://www.amazon.co.jp/gp/product/4756913776
東京大学での非常勤講師の延長線でボランティアの事業計画講座を毎年開催しています。その1年目の講座のことを書いたのが『理系人間のための経営戦略入門』です。講座の内容は2013年に更新されて『アントレプレナーシップ論 -みんなこと頃に起業化精神-』となりました。
■2020年に向けての過渡期の作品
その後、コンピュータービジネスのトレンドであるクラウドとビッグデータについても本を書きました。
『「クラウド化」と「ビッグデータ活用」はなぜ進まないか』(2012)です。
本職に近いモノづくりについて書いたものが『匠のモノづくりとインダストリー4.0』(2015)です。
私に興味をを持っていただけましたら、大変光栄です。
https://www.mediafrontier.com/
に行っていただけると私が今までやってきたことが大体わかります。ここから私に連絡できるようになっています。お気軽にコンタクトください。
□影響を受けた作家
立花隆さん、佐野眞一さんのノンフィクションには影響を受けていると思います。お二人ともノンフィクションでありながら、お二人の創作、想像がかなり含まれていて、ノンフィクションをエンターテイメントにしていると感じています。司馬遼太郎さんも史実をもとに小説にされていて、似ていると思います。事実的であり空想的であるのが私の作風ではと思います。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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内容はまじめな内容で肩透かし。どうやって先に帰ることを正当化
したりする安直な方法が載っていることを期待していたので残念。
内容は至ってまじめで、著者が几帳面で仕事もできる人であり、
マルチタレントな人だということが伝わってきます。文体も簡潔で、
ロジカルな書き方なので、一気に40分くらいで読めました。確かに、
できるサラリーマンとしては、当たり前に考えていなくてはならない
仕事術が簡単にまとめてあるので、さらっと読むには良いかもしません。
(ただそれには高いと思いますが)
批判的に思ったことは、著者のライフスタイル自体オン(仕事や仕事の
ために自分を高めること)のためにあり、オフといいながら、全てが
仕事のために回っているような気もしました。だらだら飲み会したり、ぼーっとしたり、というのも立派なオフになりうると思います。
あと、A型気質なんでしょうね。右脳型仕事人間にはちょっとマネできないことも多そうです。
付き合いをしっかりと行いながら、自分の時間も確保するためのノウハウ。イイ会社生活を送りましょう。
プロの作家ではないのです。ひょっとしたらあなたの隣にいる人が書いているかもしれないんです。そう考えて、読むともっと役立つかと思います。
今の日本社会の問題は、創造的な仕事をするわけでもなく、仕事一筋で生きたいわけでもない後者の人たちが、だらだらと残業しなければいけない状況にある。後者の人たちを全員、「精鋭」にできるわけはなく、後者の人たちの価値観を尊重する社会を作る必要があると思うが、その解決策はまったく提示されていない。
本書はある意味「当たり前」のことを章立てて書いています。しかし、世の中の人全員が、仕事に必要なポイントをこの本のように書けと言われて書けるかというとそうではない。また、頭で理解できることと実践できること、つまらない仕事・仕事のための仕事と言われがちな議事録書きや会議準備の本当の意味や価値を見出すことができるか、も能力差となって表れる。その辺がすっと頭に入ってくる。
オフィスツールが充実してきた昨今、力技(=残業)で稼ぐのではないことを再認識するのによい本だと思います。
ただ残念なのは、
・タイトルがイマイチ内容とリンクしきれていない
・章のポイントを広げすぎている
・章毎の文章の繋がりが弱い
・業種や企業によっていささか合致しない部分がある
ので、もう少し全体像として『お先に失礼する技術』を捉えて書いてあれば、と思う。
そんな私の読んだ感想は、同僚等に嫌われずに断る技術よりも、仕事をさっさと片付けられる人間になること等、仕事面でのことについてに比重が置かれているな。という感じです。
大企業で部下を持つ立場からの視点で書かれているが、従業員が10人もいないような会社では当てはまらないような事例はいくつも思い浮かびました。
私は大企業には勤めたことはないが、仕事に臨む姿勢などはすばらしいこと書いてあると思います。そこは勉強になりました。
でも、肝心の断る技術に関しては内容が弱すぎの感ありです。
嫌われないようにすること、そういうブランドをつくりあげること、資格の勉強などに打ち込むことなど上げているが、それだけでは下っ端の人間は断りきれないでしょう。
ただ、仕事終わったらパチンコ行きたい人だってたくさんいるだろうし。
まぁ全く『お先に失礼!』が言えなくて困ってるような方は読む価値あると思いますが、ある程度実践できている人は、あまり得られるものはないかもしれません。
もう一度言いますが、『お先に失礼!する技術』よりも『まわりに認めてもらえるような会社員になる技術』の内容の方が強いと思います。
思うように片付いていく仕事と時計の針の進みがいつもとは違い、初めて今日は早く帰ってみようと決意したとき、すっと出た「お先に失礼!」と言う言葉。こちらが意識し過ぎていただけなのか、当たり前のように返ってくる「お疲れ」という気持ちのよい返事。
はじめはパッと空いた仕事が終わった後のたっぷりの時間をもてあます感もありましたが、今では楽しくいろんなことにチャレンジできています。
ふと効率的でない自分を感じると、この本の何処でもいいからパッと開き、読み返すことにしています。すると何かしらの場面に当てはまるヒントとなり、いつもの5時半へと軌道修正していく日が続いています。
はじめは、お先に失礼!する技術ということで、手の上げ方や発声の仕方などから始まり、周りへの気配りの仕方や切り上げ方などが事細かに分析されているのかなとも思いましたが、内容を少しずつ実践していくことで、自ずと「お先に失礼!」をいう瞬間を迎える不思議な本だなというのが実感です。私のように日々仕事に追われている人は、今の自分を見直す意味でもお薦めですね。
毎回適当な理由を考える。誰にも気づかれないようにひっそりと帰る。
そんなことを続けていれば、職場の同僚や上司に嫌われてしまいます。
筆者は、仕事ができる人になることで、どうどうと「お先に失礼する」ことを提案しています。
本書の内容は、仕事の効率的な仕方や時間を有効に使うための人生論が中心です
言うなればお先に失礼する嫌なサラリーマンではなく、お先に失礼しても許されるスーパーサラリーマンになる方法が述べられています。
そういう意味では、タイトルと内容に少し隔離がありますが、現実的にはこのような方法がベストな解決策ではないでしょうか。
お先に失礼する「小手先の」技術ではなく、お先に失礼する「本質的な」技術の本と言えるでしょう。