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談合破り!―役人支配と決別、命がけの攻防記 単行本 – 2007/7/6
桑原 耕司
(著)
孤高の建設会社社長が談合のカラクリを告発する。悪しき慣習にひとり岐阜から挑み、一部始終を記録したドキュメント。役所・役人の欺瞞を知るための必読の書!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社WAVE出版
- 発売日2007/7/6
- ISBN-104872903072
- ISBN-13978-4872903072
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商品の説明
著者について
桑原 耕司(くわばら・こうじ)
1941年山梨県生まれ。60年に清水建設(株)に入社。
88年に退社後、最後の赴任地であった岐阜県岐阜市に(株)希望社を設立、代表取締役社長に就任する。
一級建築士・建築設備士・特殊建築物領調査資格者。2003年から長野県公共工事入札等検討委員会委員。
『談合しない!』をビジョンとして掲げ、公共事業改革に強い信念を持つ。
著書に『建設業のコンストラクションマネジメント』(日本能率協会マネジメントセンター)、『「良い建築を安く」は実現できる!』(ダイヤモンド社)、『公共事業を、内側から変えてみた』(日経BP社)、『社員が進んで働くしくみ』(PHP研究所)がある。
1941年山梨県生まれ。60年に清水建設(株)に入社。
88年に退社後、最後の赴任地であった岐阜県岐阜市に(株)希望社を設立、代表取締役社長に就任する。
一級建築士・建築設備士・特殊建築物領調査資格者。2003年から長野県公共工事入札等検討委員会委員。
『談合しない!』をビジョンとして掲げ、公共事業改革に強い信念を持つ。
著書に『建設業のコンストラクションマネジメント』(日本能率協会マネジメントセンター)、『「良い建築を安く」は実現できる!』(ダイヤモンド社)、『公共事業を、内側から変えてみた』(日経BP社)、『社員が進んで働くしくみ』(PHP研究所)がある。
希望社
1988年設立。岐阜市に本拠をおく総合建設会社。
建築主と一体になって建設プロジェクトを推進するサービス=JCM(日本型コンストラクション・マネジメント)により、「良い建築」を実現している。
また、JCMのノウハウを生かし、建築現場の原価改善を支援するゼネコン支援サービスや住宅関連事業を展開している。
メセナアワード2004年『企業理念賞』受賞。
登録情報
- 出版社 : WAVE出版 (2007/7/6)
- 発売日 : 2007/7/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4872903072
- ISBN-13 : 978-4872903072
- Amazon 売れ筋ランキング: - 965,525位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,480位建築・土木工学
- - 6,182位政治入門
- - 89,075位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本書いた人が作ったやすい宿に泊まって気に入って買った。偉い人だと思う。なるべく多くの人に読んでもらいたい。
2008年1月26日に日本でレビュー済み
本書の舞台、岐阜市が特別なわけではないだろうが、少数の一般競争入札でさえ、☆2社以上のJVでなければならない ☆地元業者に限定する などし、談合の温床作りシステムを野放しにしている。 更に落札後も、積算業務の妨害、越権行為とも言える工事への不当な介入(これを国土交通省による中央建設工事紛争審査会に仲裁申請しても、行政側に与した判断しかしない)と、次々に岐阜市は抵抗を繰り返す。
行政をチェックする役目の市議が事実調査をせず、議会で捏造発言をし、著者を攻撃する件では、これだけ公共事業に絡んで職員や議員が逮捕されても尚、地方議会においては土建屋の手先が幅をきかしていると思い知らされる(他にも岐阜市議には、共産党や市民派がいるが、泥をかぶらぬエセ市民派で、役に立たぬということか?)。
筆者はこの後、入札排除され続け提訴しているが、岐阜市ですらこうなのだから、県・国となれば更にひどい状態で、無駄な出費が行われている事は想像に難くない。
これではオンブズパーソンがいくら情報公開をしても、浮き彫りにならない!
著者は改善提案も示しているので、これをタタキとして、各議員・首長はチェックをし直さねばならないし、ゼネコンやその傀儡議員に負けずその役を果たす議員を、有権者は続々と生み出さねばならない。
行政をチェックする役目の市議が事実調査をせず、議会で捏造発言をし、著者を攻撃する件では、これだけ公共事業に絡んで職員や議員が逮捕されても尚、地方議会においては土建屋の手先が幅をきかしていると思い知らされる(他にも岐阜市議には、共産党や市民派がいるが、泥をかぶらぬエセ市民派で、役に立たぬということか?)。
筆者はこの後、入札排除され続け提訴しているが、岐阜市ですらこうなのだから、県・国となれば更にひどい状態で、無駄な出費が行われている事は想像に難くない。
これではオンブズパーソンがいくら情報公開をしても、浮き彫りにならない!
著者は改善提案も示しているので、これをタタキとして、各議員・首長はチェックをし直さねばならないし、ゼネコンやその傀儡議員に負けずその役を果たす議員を、有権者は続々と生み出さねばならない。
2007年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、桑原さんの著作である「公共事業を内側から変えてみた。」という本で取り上げられた佐賀市の元市長の木下といいます。
今回の「談合破り」で書かれている役人の対応は、程度の差はあれ、多くの地方自治体の建設技術者がとる対応です。佐賀市役所の場合も、ここまでひどくはありませんでしたが、下水道工事などで建設会社側にきちんとした理由のある設計変更や金額の変更を認めようとはしませんでした。理由は、今回の本に書いてあることと同じです。
この本は、少し技術的なやり取りが続きますが、じっくり読んでみると、談合がなぜなくならないのか、なぜ公共工事が高くなるのかがとてもよくわかります。また、指名競争入札制度から一般競争入札制度に切り替えただけでは、決して良い公共建築を安く作ることはできないこともわかります。行政や議会の関係者だけでなく、一般の市民の方にも是非読んでもらいたいと思います。
今回の「談合破り」で書かれている役人の対応は、程度の差はあれ、多くの地方自治体の建設技術者がとる対応です。佐賀市役所の場合も、ここまでひどくはありませんでしたが、下水道工事などで建設会社側にきちんとした理由のある設計変更や金額の変更を認めようとはしませんでした。理由は、今回の本に書いてあることと同じです。
この本は、少し技術的なやり取りが続きますが、じっくり読んでみると、談合がなぜなくならないのか、なぜ公共工事が高くなるのかがとてもよくわかります。また、指名競争入札制度から一般競争入札制度に切り替えただけでは、決して良い公共建築を安く作ることはできないこともわかります。行政や議会の関係者だけでなく、一般の市民の方にも是非読んでもらいたいと思います。
2007年8月10日に日本でレビュー済み
「談合破り」というよりは、自治体発注物件にかかる役所との戦いを入札〜竣工までの全域について描いたもの。「談合破り」は戦いの半分に過ぎないが、本の売り方として時宜にかなうネーミングではある。談合同様、残り半分の戦い(着工以降)も衝撃的だ。
この手の先駆的戦いをする人の物語は読んで痛快であり、実体験の迫力は抜群だ。
市役所と戦いながら現に事業で成功している人の著作というところが、救いのない市役所内部告発本と比べても爽快だ。
しかし、市役所が登場するとどうしてこうも読後感の悪いものになるのだろう。明日もこの役所に行政を委ねねばならん、という脱力感は、やはり救いがない。
この手の先駆的戦いをする人の物語は読んで痛快であり、実体験の迫力は抜群だ。
市役所と戦いながら現に事業で成功している人の著作というところが、救いのない市役所内部告発本と比べても爽快だ。
しかし、市役所が登場するとどうしてこうも読後感の悪いものになるのだろう。明日もこの役所に行政を委ねねばならん、という脱力感は、やはり救いがない。