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ぼくの好きなキヨシロー 単行本 – 2009/10/17
賞賛の声
●『ぼくの好きなキヨシロー』ほど胸をうつ、追悼の語りはないだろう。追悼本というより、涙以上の哀惜の念が詰まった晩歌のようだ。(「ぴあ11/19号」より抜粋)
●初期のRCを生々しく語るふたりの“熱さ”に、清志郎の“ロック”の何たるかを見る想いがするのは私だけではないはずである。必読。(「レコード・コレクターズ12月号」ミュージシャン・和久井光司評より)
●大空に溶けた おわらない魂 永遠の存在 いろとりどりの うた 透明な風になって そこらじゅうに あふれてる (写真家・石井麻木)
●やはり、「好き」が一番大事やと思います。 それは絶対信じていかなきゃ! と、 『ぼくの好きなキヨシロー』を読んで、また思いました。(ザ・たこさん ギタリスト・山口しんじ)
●タイムマシーンに乗って、青い森で清志郎に会いたい!(詩人・山本賢藏)
●「ミュージシャンは職業ではなく生き方だ!」とこの本を読んで思った。 (ドラマー・関口孝夫)
「お線香なんて誰があげるか! キヨシローをどう生かしつづけるかしか考えてないんだ」(泉谷しげる)
「泉谷は云ったよ『だってオレ、RCと古井戸のファンだもん!』バカっぽいけど素敵だろ。ジジーふたりが時間も空間も超え語りあったのさ、君のことを」(加奈崎芳太郎)
1970年、渋谷のライヴハウス<青い森>。弱冠19歳の清志郎、21歳の加奈崎芳太郎、そして彼らの音楽に惚れ込んでいた泉谷しげる22歳。
自分たちへの音楽への絶対的な自信、世の中に受け入れられない苛立ち、不器用ながら音楽を通して育まれた友情を、清志郎との数々のエピソードと共に泉谷と加奈崎が綴る!
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社WAVE出版
- 発売日2009/10/17
- 寸法13.6 x 2 x 19.4 cm
- ISBN-104872904362
- ISBN-13978-4872904369
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商品の説明
出版社からのコメント
レビュー
著者について
1948年5月生まれ。1971年、エレックレコードより『泉谷しげる登場』でデビュー。1975年6月、吉田拓郎、小室等、井上陽水とフォーライフレコードを設立。1979年6月、テレビ朝日系ドラマ『戦後最大の誘拐・吉展ちゃん事件』に主演、テレビ大賞及び芸術祭優秀賞を受賞し、役者としても注目を浴びる。2008年5月11日、60歳還暦を迎え還暦記念ライブを開催。2009年5月、視聴者参加型動画配信サイト「泉谷しげるのコラコラ放送局」を開局。著書に『とぎすまされた六感』(エム・ウエーブ刊)、『泉谷しげるが作品・IMPACT』(マイストロ刊)などがある。
●加奈崎芳太郎(かなざき・よしたろう)
1949年2月、北海道札幌生まれ。67年大学入学のため上京。
70年2月、渋谷のフォーク喫茶<青い森>でステージ・デビュー。
同年8月、仲井戸麗市らと「古井戸」結成。72年1月「唄の市 第一集」
でレコード・デビュー。オリジナル・アルバム9枚を残し、79年11月久保講堂にて「古井戸」解散。80年以降ソロを中心としたライヴとアルバム制作活動をし、09年2月、22枚目のアルバム 「ピアノーフォルテ」を発表。
登録情報
- 出版社 : WAVE出版 (2009/10/17)
- 発売日 : 2009/10/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 248ページ
- ISBN-10 : 4872904362
- ISBN-13 : 978-4872904369
- 寸法 : 13.6 x 2 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 418,472位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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次に加奈崎さんが語るキヨシロー、
最後に泉谷さんと加奈崎さんとの対談。
なんとなくしかキヨシローさんしか知らなかった自分にとっては終始楽しんで読めました。
続き期待してます!
〈青い森〉での出会いは、二人とも濃密に語っていて引き込まれるし、忌野清志郎への巨大なリスペクトに満ちた本、ファンは必読だと思う。(『悲しいことばっかり』RCサクセション オフィシャル・ブートレグ)を聴きながら読んだよ、最高だね!)
以下、目次。
Prologue(泉谷しげる)
泉谷しげる編
第一章 彼の死は認めない
五月二日 / 面会謝絶
第二章 〈青い森〉の時代
はじめて観たRCの衝撃 / 可愛いクレイジー / ギタリストとしての清志郎 / 優しさ / 初共演の日 / 奇人変人大会スタ
ート / 葛藤と革命 / フォーク収穫祭 / 〈青い森〉からの旅立ち / 眠れない夜
第三章 どん底から激動の80年代へ
あきれて物も言えない / 再会古井戸解散と新生RC / 唄の市’80 / 揺るがない / 自信真夜中の雰囲気一発 / 『スカー
ピープル(SCAR PEOPLE)』と『デスパウダー』 / LOSERのコンセプト / 『COVERS』とザ・タイマーズ〜本流から外れるこ
とへの不満
第四章 90年代以降の濃密な関係
日本を救え / 30周年記念ライブ / 忌野・泉谷・スパイスマーケット
第五章 友としての幸福な時間
徹夜でゲーム / ファックスと電話 / 音楽談義の思い出 / 子どもの絵
第六章 これから
オレの役目 / 頭上の脅威
泉谷しげるの好きなキヨシローの歌
昔はこんな古井戸でした。今は・・・ by RCサクセション 忌野清志郎
加奈崎芳太郎編
第一章 俺は受け入れない
ざけんな
第二章 奇跡的な場所
クソガキたち / オーティスの胸板 / RCと古井戸 / 奇人変人大会 / キヨシのプチ家出 / ビートルズのポスター / 個
性と役割
第三章 激動の時代
リミッター / 出入り禁止 / RC、その崩壊と再生 / 古井戸解散 / ソロ・加奈崎 / RC、初武道館の記憶 /『COVERS』
とザ・タイマーズ
第四章 さらば東京
いたずら電話 /『119』 / さらば東京 / 忌野vs加奈崎・ソロ対決 / 反・スーパーシンガー / ラヴ&ピース / ジョン・
レノンの死について話した日
第五章 歌い続けるということ
俺たちの役目 / チャボのノック
加奈崎芳太郎の好きなキヨシローの歌
泉谷しげる VS 加奈崎芳太郎
注釈 / 年譜 / Epilogue(加奈崎芳太郎)
特に、著者である二人にあまり興味のない、若い世代の清志郎ファンはちょっと手を出しにくいかな・・?と。
しかし、オールド(?)ファンにはそれなりに大きな収穫があった。
泉谷と加奈崎の対談もあるものの、ほとんどそれぞれ二分されたページを受け持つカタチをとっており、わりと軽く読める作りになっています。
泉谷は基本的に"RC、清志郎ファン"とゆう括りから少しも逸脱しておらず、その辺のキヨシファンが寄稿しているのと何ら変わらない文章です。
実際、どこかで見聞きしたような既出の内容が多く、目新しさがほとんどなかった。
ホントに"お調子者"過ぎて、清志郎でなくても距離を置いて付き合いたい気持ちは、読めばよく判ると思います。
清志郎の73年、古井戸への寄稿文をはさんで加奈崎のパート。
終始冷静に俯瞰から言葉を置いていく文章は、それだけで読んでいて好感が持てた。
さんざん昔から清志郎やチャボの本やインタビューを読み漁ったけど、たとえば、チャボとの出会い、古井戸としてのRCとの邂逅、古井戸の解散時、RC絶頂期等・・ 数々のクライシスモメントを共に過ごして来た男の"事実の裏づけ"を読んでいるようで、たいへん貴重な記録だと思った。
特筆すべきは、『デイドリームビリーバー』の訳詞は義母に捧げられたものであること、リンコさんの中での"RC"への想い、なぜ90年代以降"愛、夢、平和"といった直接的な言葉を清志郎が多用するようになったのか?・・の加奈崎の解釈が的確なような気がして、その部分だけでも、お金を払って読む価値は充分にあるでしょう。
清志郎は、私にとって命の恩人です。
自殺寸前まで追い込まれた自分の人生を救ってくれた人です。
だから楽しみに読んでみたのですが、なんだか泉谷しげるが鼻について仕方がなかった。
清志郎が泉谷しげると微妙に距離を置いていたのは、きっと訳があったのだろうと、本書を読んで感じた。
もし泉谷しげるが、これからも清志郎のことを風化させないようにするのであれば、
出来るだけ多くの「青い森」に携わった人々の声を集めるべきではないだろうか?
なぜたった二人の証言だけで生かすことができるのだろうか?
「青い森」で歯の浮いた歌を歌っていた人でも、清志郎と多少なりとも接点を持った人に違いはないのだから、
泉谷しげるのような成功者だけを自ら取り上げるのではなく、
より多くの人に声をかけて清志郎に関する証言を集めて、清志郎を生かし続けて欲しい。
清志郎のファンだから読んだ。そして期待もした。
おもしろい内容もあったけど、正直加奈崎氏のところ以外は後味は悪かった。
もしこのまま終わったら、清志郎に申し訳ないだろうと思うのだが。